もてぎロードレース選手権 2018年 第3戦

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CBR250RRでロードレースに参戦している地元のバイク仲間Wくん、この暑い中ツインリンクもてぎでレースだそうで、実家帰省を兼ねてお手伝いに行ってまいりました。

 

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宇都宮のWくん自宅に前泊し、前の日はMoto GPとSBKの録画を見て士気を高めつつ、進む酒とバイク談義。最近私がサーキット競技に興味を持ちつつあるのが嬉しいらしく、次から次へとモータースポーツ知識が詰められていきました。

 

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翌朝は3時起床の5:30にツインリンクもてぎ北ゲート前に集合です。集まった悪友たちは適材適所でピットの設営をしていきました。こういうのって性格が出ますよね。

几帳面な彼らしく「いつもの場所」に整頓。ひと段落して周りを見回すと、ショップから私たちのようなプライベーターまで数多くのエントラントが参加していました。

 

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少し休憩したら次は車検です。いつも見ている旧車レースではお目にかからない音量測定もありました。現行車なんだから不合格なんてあるのかな、と不思議でしたが、苦労されている方も少なくなかったようです。

 

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去年くらいから話が進んでいた悪友達とのレーシングチーム構想はステッカー作成だけでなく、ユニフォームまで進んでいました。チーム名は母校から名前をとって「青嵐レーシングファミリー」。眼に刺さるようなオレンジ色のシャツは学生時代のジャージを模したものですが、遠目に見ると地域のボランティア団体にしか見えないですね…。

 

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午前中、まずは特別スポーツ走行枠からスタートです。わずかに残っていた早朝の過ごしやすさはとうに消え、容赦ない日差しが降り注ぐと日陰でも大量を奪うほどの気温になってきました。

 

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しかしこの暑さではヘルメットを被りレーシングスーツを着たライダーの消耗は相当なものでしょう。ピットに帰るなり扇風機でライダーの冷却が急務です。見ているだけで充分暑い。

 

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タイヤ代もバカにならなそうですね。彼曰く、以前参戦していた600ccクラスよりパワーが無いので、誤魔化しがきかないのだそうです。ほぼCBR250RRワンメイク状態のこのクラスでも上位と下位ではかなりのタイム差がありました。細かいセッティングの差もあるかと思いますが、それも技量のうちと考えると、タイム差はライダーの差であることを突きつけられるシビアなレースですね。

 

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地元の悪友たちが家族連れで応援に来てくれたところで予選開始。私はタイム計測しながらサインボード係です。やってみると忙しいんですね。

 

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お昼を挟んで決勝。気温も上がり続ける中での決勝は相当にタフかと思いますが、その中でも自己ベストから2秒縮めたのタイムでチェッカーとなりました!そういえば偶然会った先日も練習に来ていたし、この一年の積み重ねの結果が出たということでしょうか。フラフラになりながらも充実感のある表情は羨ましく思えました。

 

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二人とも暑さで頭がやられたのかガラにもなくがっちり握手して解散しました。やはりレースは気分を高揚させる特別な場所であると感じました。