Z750four 3回目の車検とW1SA試乗

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ウチに来てから3回目の車検となったZ750four、ODOメーターは約42000km、前回の車検から約7000kmの走行となりました。朝ツーリングで定期的に走り始めたのはここ数ヶ月なので、それまでは1ヶ月あたり500km以下ということになります。ほとんど乗れてないですね〜。

今回はいつものオイル交換等の他にステムベアリングの交換をお願いしました。乗っている分には全然劣化に気づいていませんでしたが、やや引っかかりがあるとの事でしたので早めに交換してもらうことにしました。旧車は早め早めの対応が大切といいますしね。

 

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しかし気がつけばお店での話題は、車検が完了したZよりGさんが組み上げたW1SAの事ばかりになっていました。「いやーW1いいですよ〜」としきりに愛車を褒めるGさんと話しているとうっかり乗ってみたくなってしまったので、近所を試乗させて頂くことになりました。

 

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「まだ詰めなきゃいけないところがある」との事でしたが、予想に反して低回転からスムースに引き出せるトルク感と、レスポンスの良さに驚きました。短い距離の街乗りですからあれこれ試すわけにはいきませんでしたが、以前預かっていたW3と比較して振動が少なく、特に低回転からのパワーの出方が全然違います。

 

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理由はこのキャブレター。純正のミクニVMからAMAL社製930というキャブに交換されているのでした。W1SAにAMALキャブという組み合わせ、セッティングはあれこれと一筋縄ではいかなかったそうですが、Gさんがずっと暖めていたアイデアのようです。

純正のW1SAに乗らずにこのW1SAに乗ってしまったので正確な比較ができませんが、低回転〜アイドリングの振動と音が静かになり、W3に乗っていた時に気になったゼロ発進時のスロットルレスポンスがとても良いです。曰く、高回転までスムースにパワーが出てくれるとの事でしたが、今回の試乗では回せないのでお預けでした。

 

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Zの車検が終わったのにWの話ばかりになってしまいました。しかし荒々しく旧車らしいW1SAの後に乗るZはGさんの言葉を借りれば「20年くらい未来のバイク」に感じるほどなめらかです。これにも改めて驚きました。外から見れば同じような70年代前後のカワサキ旧車ですが、エンジンはともかく、フレーム、ブレーキ、足回りの成熟でここまで変わるものかと、大げさに言えば1970年代のバイクの進化を感じたような気がしました。スムースに加速する4気筒も気持ち良いですが、旧車らしく荒々しいツインも魅力的。バイク趣味って忙しいですね!

 

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