夏のような天気が続くものの、なかなか梅雨明けが発表されない関東地方。息子が産まれてからは洗濯の回数が増えて、ちょっと天気の悪い日が続いてしまうと部屋干しが追いつかなくなってしまいます。
そんな時に近所のコインランドリーまで頼りになるのがラビット。いつも行先がスーパーやらクリーニング屋やらで、完全に生活の足としてのポジションですが、そもそもそういう用途のバイクですから彼も喜んでくれているはずです。
しかし先月の記事にも書いたように、スロットル高開度時にゴボつく症状を抱えているラビット氏。燃調かな?とも思いましたが、そもそも症状の発生にばらつきがあるので、状況把握を兼ねて涼しくなった都内へと夜走りに行ってきました。
交通量の減った夜の街道へ繰り出して、スロットルを思いっきり開けて走ってみました。すると初めは詰まったようにゴボゴボ言っていましたが、しばらく走ると「ビィーーーン」と気持ち良く回ってくれるようになりました。エンジンが回るようになり最高速も上がりましたが、マフラーからは大量の白煙がモウモウと上がり、周りの車からは何事かと思われたことでしょう…。すみません50年以上前の乗り物なんです。
というわけでスロットル高開度時のゴボつき現象は、マフラー内のカーボン?詰まりが原因だったようです。普段のお使い程度の走行距離ではスロットルもそれほど開けませんし、住宅街の裏道ばかりなのでスピードを出す場面もほとんどありませんでした。その間にカーボンやら何やらが溜まってしまったのかもしれません。
某ラビット通の方によると、マフラー詰まりはバーナーで炙ったり焚き火に放り込んだりして中身の詰まりを焼き切るんだそうですが、相当な白煙が上がるそうで、都市部ではまず無理でしょうとのこと。やはり定期的に幹線道路に繰り出して元気に走らせてあげるのが一番簡単なメンテナンス法のようです。
一度調子が良くなるとついつい乗ってしまうのがバイク乗りの性ということで、平日の夜から都内を徘徊してきました。今まで近所の路地ばかり走っていましたが、こうして都市部を走ると意外とキビキビ走ってくれて楽しいです。我が家の乗り物ラインナップの中で、東京の街中を走るのはラビットが一番いい気がしてきました。
というわけで課題のひとつであったスロットルゴボつき現象はマフラー詰まりという原因により解消としました。あとはスロットルケーブルの調整、交換?とフロントブレーキのタッチが極悪なのを改善するのが目下の課題でしょうか。また時間を見つけて少しずつ改善していけたらいいなと思います。