お盆休みも明けて疲れの溜まった一週間、今週は海かな?山かな?などと悩んでいるうちに寝落ちしてしまい、今週もしっかり寝坊をしてしまいました。最近全然早朝ツーリングになっていませんが、週に一度の心の充電ですから、今週も走りにいきましょう。
寝坊したとはいえ、まだ一般道は本格的な混雑が始まる前でしたのでさっと東名に乗って海老名SAへ。高速道路はお出かけの自動車で交通量が多めでしたが、サービスエリアの駐輪場もご覧の通りの密度でした。久しぶりに普通の時間のサービスエリアに来るとバイクの量に驚きます。
海老名SAを出た後は海老名JCTで圏央道を茅ヶ崎海岸方面へ走り、一般道から西湘バイパスへ。スカッとした快晴ではありませんでしたが、それでも海沿いを走るのは気持ち良くて、とても贅沢な事をしている気分になれます。我ながら安上がりな男です。
立ち寄った西湘PAも溢れかえるほどのバイク量です。スズキのGTミーティング?が行われていたのか、綺麗な750や380が次々に集まってきて壮観でした。次から次にツーリンググループがやってきては、入れ替わりに出て行くバイクがあり、眺めているだけでも一日潰せそうなくらいの賑わいでした。
西湘バイパスから定番ルートのターンパイクへ。いつの間にかMAZDAのネーミングライツは無くなって「箱根ターンパイク」になっておりました。バイク乗り始めの頃はここばっかり走ってた気がしますが、最近すっかりご無沙汰していた気がします。10台以上連なる派手なハーレーグループが走り去るのを見届けてから出発しましたが、全く追いつけませんでした…。ハーレーって速いですね。
今回のルートは
(1)R100RSで走って楽しい高速道路
(2)上りの高速コーナーが主体でR100RSが得意そうなターンパイク上り
(3)傾斜はゆるいけど低速コーナーが多くてR100RSの苦手そうな椿ライン下り
と、このバイクの乗り方とじっくり向き合う為の設定としていました。
もう一台のZ750fourは一般的に言うところの「後輪に乗る」ようなイメージで走っていますが、このR100RSは未だにきちんとしたイメージで走れていない気がしています。フロント18インチ、加速でリアの浮くシャフトドライブ、低重心かつ前後の重量差が少なくなるよう設置されたボクサーツインエンジンと、違いを挙げるほどに同じイメージで乗れるはずがない事は分かっているのですが、それにしても現状では低速の峠で気持ちよく走る事が難しいバイクであると感じています。
予想通り、高速コーナー主体のターンパイク上りは多少ふわつき感があるものの、ストレスなく駆け上がれました。大観山からは珍しく富士山も見えて得した気分。
どこに行ってもバイクだらけのこの日、大観山もこの通りの混雑っぷりでした。これで全体の1/3くらい。反対側の駐車場にもたくさん停まってました。
ターンパイクを気持ちよく走れたのは良いとして、本日のメイン課題は椿ライン。細かい低速コーナーを繰り返し曲がっていって気付けるのは、(1)しっかりフロントに荷重をかけないと曲がり辛いこと。(2)フロント、またはリアのサスペンションが硬すぎるのか、ちょっとしたギャップで跳ねて暴れ気味になってしまうこと。(3)加速・減速の繰り返しでの余計なリアクション?が多く、荷重移動が忙しく感じてしまうこと。
高速道路やターンパイクのような高速コーナーでは気付きにくいですが、低速の峠ではこれらの乗りにくさを感じてしまいます。こうして整理してみると、いずれもサスペンションや操舵系によるもののようです。そもそも現在の足回りはこれで最適なのか?最適な上で乗り手の技量の問題であればそれで構わないのですが、足回りが最適でない状態で乗り味に満足できないと言っているのであればそれは勿体無い事です。きちんと掘り下げて解決への道を模索していきます。
椿ラインの終点から市街地までは温泉街をバイパスするオレンジラインが便利ですね。
元々は嫁さんとタンデムツーリングするために手に入れたR100RS、タンデムする機会はしばらくなさそうですし、息子を乗せるにはもう少し時間がかかりそうです。その上乗り味に課題があってロングツーリング以外では持て余し気味、となると手放す?なんて事も考えてしまいます。結論を急ぐわけではありませんが、きちんとバイクを理解した上で考えていかないといけないですね。
長々と書いてしまいましたが、今回のツーリングでまた少し課題がはっきりしてきたように感じました。次はZ750fourに乗り換えてじっくり考えようと思います。