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W1SA 筑波サーキットLクラスの練習と課題(2019.3)

New photo by Nakatsuhara Hitoshi (naka2#114) / Google Photos

いよいよ翌週末はMCFAJクラブマンロードレース第1戦、Legend of Classicのデビュー戦です。他のロードレースもシーズンインするためか、今月は週末にある走行枠の予約は先月より取りにくく、有休を使って直前の平日に練習することになりました。

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前回の練習でようやくフリー走行に慣れてきた気がするので、今回は具体的な課題をイメージして走ることにしてみました。

・倒し込み後にスロットル開いてリアで曲がる感覚はあるか
・YouTubeやWebで見た走行ラインをイメージして走れるか
・最終コーナー3速進入試す
・現在のプラグ焼けチェック
・各種補助道具のお試し

できるできないは別として、課題を把握しながら走ることはきっと良い事なはずです。この日は午後からの練習枠で、20分×3本の走行でした。

まず、リアステア感覚を意識する事は難しかったです。原因としてはブレーキングからターンインまでの動作に毎回ブレがあり、何かを考えるような余裕が少なかったことかと思っています。もっと言えば各コーナーのブレーキング開始のポイント、進入ライン、速度が毎回場当たりなんだと思います。もっと走り込んで、各コーナーのブレーキングからターンインのブレを減らし、もう少し余裕が出てくればターンイン後の微開域からのリアステア感覚は掴みやすくなるのではないかと期待しています。

ラインは意識するものの、これも実行するには少し難しかったです。前述したようにブレーキングからターンインの動作に安定性がないため、走行ラインも毎回ブレてしまいました。

課題達成には遠い結果となりましたが、事前に課題を意識したことによって気付けた事なので、やはり練習は少しでも意識して走るべきなのかなと思います。また、周りを走る人のラインを見ると多くの人がセオリーに従ったラインをトレースしていることも分かりました。もっと練習して走行ラインをコントロールできるようになりたいです。

最終コーナーの3速進入はあっさりできました。バックストレッチからの進入時が4速140〜150km/hで、軽いブレーキングと共に3速へ落としても思ったほどのバックトルクは感じず、むしろ積極的にアクセルコントロールできるようになったと感じました。また、ホームストレートの速度は微増だったので、この辺は最終コーナーの走行ラインも併せて練習を積んでいきたいと思います。

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プラグの焼け色について前回の練習時は焼け色が薄めだったので、今回もその状況であればプラグ番手を上げる事を考えていました。プラグ焼け色が薄い場合、燃焼温度が高く、異常燃焼への可能性が高まること、プラグの自己洗浄作用?の推奨温度範囲からの逸脱の可能性が考えられます。そんな細かいこと気にしても仕方なさそうなんですが、そういう事も含めて試行錯誤するのが趣味の醍醐味ですからね。

結果として、何も変更していない1本目走行後のプラグの焼け色は前回の練習時より随分良くなり、中心ガイシ部は良い色に。原因として、前回(2/16)より気温が10℃くらい高く(10→22℃)、空燃比が相対的に濃くなったためと考えました。

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濃くなったのなら吸気を増やしても良さそうなので、先日譲っていただいたファンネルを装着しました。始動、アイドリングともに問題なし。微開時はややツキが悪くなった気もします。走り出すとレスポンスが良くなり、4000〜の高回転のフケは良くなった気がします。が、パワーの出方としてはいまひとつのような気もします。なので次回はメインジェット番手を…といきたいところですが、ゆくゆくは官能だけでなく数値的な評価もしてみたいです。

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その他補助グッズお試しその1はJ-Tripのちょい掛けスタンドです。レース本番ではセンタースタンドはもちろん、サイドスタンドも取り払う必要のあるので、多くの人はレーシングスタンドを使って車体を保持するのですが、マフラーが左右低い位置にあるW1ではよく見るレーシングスタンドを掛けることができません。本来であればステップに掛けて車体を支えるのが正しい使い方なのですが、ノーマルステップのラバーが太すぎて入らないので、苦肉の策でリアアクスルに掛けることにしました。見た目は怖いけど問題なく支えられています。

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補助グッズお試しその2はP-LAP2です。みなさんP-LAPといえばP-LAP3なのですが、すでに廃盤でヤフオクでの相場も相応になっていましたので、「動作未確認」の2を庶民の値段で落札しました。が、コースを走っても反応せず…。こりゃあ失敗したかと後で友人に写真を見せると「こんな位置じゃ反応しねーよ笑」とのことでした。また次回試してみましょう。

この日全体の印象としてはコース走行への慣れも出てきており、いいペースで走れた気がしていましたが、タイムには表れず、前回走行時ベストの0.6秒更新にとどまりました。

自分でいいなと思えるコーナリングもありましたが、一周を通して安定的にいいコーナリングを続けることができなかったということかと思います。各周回のタイムとしては安定して前回ベスト付近のタイムを記録するようにはなっているので、このコーナーは良かったけどこのコーナーはダメ、というのを繰り返しているのかもしれません。タイムアップには各コーナーの課題を確認して、ミスなく周ることが必要と考えました。

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しかし平日の渋滞には驚きました。特に帰路は週末早朝の三倍近くの時間がかかりました…。平日は走行予約が取りやすいものの、この点も頭に入れておく必要がありました。

そんな練習翌日は下半身が筋肉痛になりました…。もちろん上半身も筋肉痛はありましたが、以前に比べると圧倒的に下半身が中心です。これは上半身の力が抜けて下半身の運動で体重移動できているということ?

なんだか色々掴んだような掴んでいないような、3/31はレースデビューです。

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