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空冷ビートルのオイル交換と地元ドライブ

頭の悪い飼い主が冬でも夜でもバイクばっかり乗ってしまうので、どうしても出番の少なくなってしまう空冷ビートル。本当に寒くて根負けした鉄剣タローの時に乗って以来、オイル交換のタイミングすら逃してしまっていました。

 

まずはオイル交換

オイル交換はいつもお世話になっている山田自動車商会さんへお願いしました。前回のオイル交換以来だから何ヶ月ぶりになるでしょうか…。ご無沙汰してしまって申し訳ないです。

「あれーオイル全然汚れてないよ!乗ってないでしょ~」と、やはり機械には嘘はつけませんでした。乗ったら乗ったで大変楽しい車なんですが、バイクも楽しさ真っ盛りですから難しいところです。

息子が1歳になって今までのチャイルドシートが少し窮屈そうなので、ジュニアシートを買ってビートルでドライブに行けたらいいなと画策しています。新生児の時は諦めましたが、お父さんの憧れはやっぱりRECAROですよね!

 

今年もツインリンクもてぎで開催されるStaginglane.net主催のVW Drag In.は6/24で、スケジュールを確認するとLegend of Classicの富士スピードウェイと同じ日でした…。辻堂や大磯のイベント然り、空冷VWに乗り始めてから開催されるイベントは他の二輪旧車イベントと重なることが多く、今まで1つも行けたことがありません。

そもそも空冷VWのイベントってみんなゴリゴリにドレスアップしたショーカーみたいな車両ばっかりだろうし、アイロンテール”仕様”のほんのりキャルルックで行って大丈夫なのか、という不安もありました。

「でもさ、ピカピカの飾られる車って汚したくないからイベントの時しか走らせないような車もあるんだよ。それより普段から乗り回しているようなシンプルな車体が並んだ駐車場を見るほうが楽しかったりするし、本来空冷VWは気軽に走って楽しむ乗り物なんだから何も気後れすることはないよ」

とは山田さんのお話でした。確かに、二輪旧車イベントでもエントリーしているピカピカの名車は見覚えがあったりして、見慣れちゃうとお客さんが乗ってきたバイク駐輪場の方が楽しかったりしますよね。

Webばかり見ているとどうしても見栄えの良い派手な車両ばかりの印象になってしまいがちですが、考えてみれば私と同じような?ライトな層もいらっしゃるはずです。何事も上っ面の情報と先入観に踊らされずに実際に参加してみることが大切です。

先日誰かと話したように、二輪旧車イベントもだいぶ行き尽くして目新しさがなくなって来たところですし、今年は空冷VWイベントを優先して行けたら良いなと思いました。

 

旧友と地元までドライブ

また別の日、地元の旧友Oの出産祝いを届けに旧友のYと一緒に地元までドライブしてきました。田舎の田んぼ道を自転車で走り回って、駄菓子屋で格闘ゲームしたり、雑木林で秘密基地作りに勤しんだ旧友達もいつの間にか全員父親になっていました。奇しくも全員男の子なので、いつか親子揃って遊びに行ける日が来るのが楽しみです。

それで思い出したのがこのVW、手に入れた当初は「次の車検まで維持するのが目標」としていましたが、気がつけばそのシンプルかつマスターピースな存在に私だけでなく、家族揃って魅了されていました。

「維持できる環境のうちはいっしょにいてあげたらいいんじゃない?」という妻の言葉に甘えて、今後生活に差し障りのない範囲でのんびり維持していきたいなと考えています。できることなら息子に物心がついて「昔お父さんが乗ってた車」と記憶が残るくらいまで付き合えたら幸せです。

 

そんなことを思い、東北道を快走していると突然点灯するチャージランプ…。2年前にも運転中突然点灯したことがあり、その時は慌ててコンビニ駐車場に転がり込んでレギュレーターを叩くとランプは消え、バッテリーへの充電も確認できました。

今回も友人宅でレギュレーターを叩くとランプは消えましたが、その後の帰路で再度点灯、消灯を繰り返し、最終的には点灯したままで帰宅しました。また後日レギュレーターを叩いてみて、電圧の上昇を確認、さらに予備のレギュレーターの確保までしておく必要があるかもしれません。

家族に愛される旧車も、やはり旧車ですから相応のリスク管理をしながら乗らないといけませんね。自分一人が乗る二輪ならまだしも、複数人で乗る四輪車なら尚の事です。気をかけ手をかけ、家族と愛車に愛想を尽かされないような関係を維持していきましょう。

 

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