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2010年7月 長野ビーナスライン キャンプツーリング

去る7月24日〜25日は学生時代の先輩であるS.Fと長野ビーナスライン方面へキャンプツーリングへ行ってまいりました。往路のPAにて、これでもかと照りつける太陽。標高がそこそこある談合坂にもかかわらずとにかく暑い。暑さがピークになる前に高原地帯へ入りたいところ。

ルートは単純に首都高→中央道→長野道→諏訪ICから蓼科方面へ。

抜ける青空、燃えるような緑、駆け抜けるセンターライン。

山あいの盆地エリアのドライヤーのような熱風には閉口しますが、夏は1年で一番自然が生命力を主張する季節ですよね。都内を抜けて緑の匂いに囲まれた時の浄化されるような感覚が最高です。

諏訪市内の工事渋滞で若干の地獄を見ましたが、お昼くらいには目的のキャンプサイトに到着。チェックインは13時からとのことでしたが、先にテントだけ張らせてもらいました。

利用させてもらったキャンプ場はこちら。
蓼科湖畔 蓼の花オートキャンプ場

勘弁して欲しいほどの日差しも、木漏れ日になればそこまで苦になりません。
標高も若干上がったので、不快度も低下。

料金はちょっと高め(1600円/人)だけど、目の前が湖畔なサイトにバイク乗り入れ可能。併設の建物に風呂もありました(別途500円)。ビーナスラインを走るのであれば立地的にも結構便利と思われます。

初キャンプのF氏と早速テント設営。
僕もなにげに久しぶりなので説明書を見ながら。

できたー!
いい加減お腹が減ってきたのでお昼は美味しい蕎麦でも食べましょう。

男二人でiPhoneいじりながら探したお店がこちら。

隠れ家的(笑)なそば屋さん。小綺麗な作り。隣には小川が流れちゃったりして。

でも、お高いんでしょう?

写真は最安メニューの「せいろ」。お値段1600円・・・。そりゃあおいしいんですけどね、箸5すくいで食い終わるってのはなんとも。1すくいあたり300円強ってことですよね。ちなみにおかわりは1200円、大盛りにすると2200円とのことです(食べログ調べ)。

確かに奥の座敷では金もってそうな年配の方々が一合1000円前後の日本酒で宴会してました。どう考えても小汚いバイク乗りが来るところじゃないですね。身の程をわきまえろとはこの事です。ごめんなさいもう来ません。

お腹が膨れたのか膨れてないのかよくわからない腹六分目くらいになりましたが、このままキャンプサイトまで戻るのもつまらないので本当は翌日走るつもりでいたビーナスラインを「半分くらい予習しますか」ということになりました。

蓼科から白樺湖方面へ。正直なところ白樺リゾート池ノ平ホテルのCMしか思い浮かびませんが、白樺湖周辺はありがちなバブル臭のするリゾートスポットでした。特に用事もないのでそのまま通過。

なんだビーナスラインって有名だけど、ここまではどこにでもありそうな山道だけじゃないの。こんなのだったら栃木の山の中と変わらなくね?と思ったらこんな景色が。

おお・・・これはすばらしい
どっかで見たことあると思ったらwindowsXPの壁紙だわ。

この先は阿蘇のやまなみハイウェイみたいな雰囲気の道路が続きます。
あの素晴らしかった阿蘇の高原道路がこんな近場で楽しめるなんて!

展望台から振り返ればさっき通過した白樺湖が見下ろせます。

この日は結局テンション上がって、ビーナスライン終点の美ヶ原高原まで走ってしまいました・・・。標高1900m。途中霧ヶ峰で食べたソフトクリームがアホみたいに美味くて感動しました。復路は美ヶ原から霧ヶ峰へ、霧ヶ峰から山を下って諏訪市内へ降りる頃には日もすっかり傾いていました。

さてキャンプと言えば大自然の中でのおいしい食事!・・・なんですが、2人ともキャンプで料理なんてできるはずもありませんので、素直に美味しい地のものを食べに行きます。しかし長野って何が美味いんだ?蕎麦(笑)は昼間食べちゃったし。

と、悩んでいましたがF氏の先輩のご紹介で諏訪市のお隣、岡谷市にある美味しいうなぎ屋さんへ行くことになりました。そういえば土用の丑も近いですしね。

若干混雑する夕暮れ時の中山道を走り、目的のお店に着いたのは良いのですが、2人とも全くお腹が空いていないという・・・。なぜなら蕎麦後の空腹に耐えられなくなり、霧ヶ峰のパーキングでじゃがバターやらおやきやら食ってしまったのです。すべて・・・あの蕎麦のせいっ・・・あの蕎麦さえなければ・・・あの蕎麦さえっ・・・!!

悩んでも仕方がないので、再び諏訪市に戻り、良い感じに寂れたバッティングセンターで汗を流して強引にカロリー消費。1時間後に再び目的のうなぎ屋さんへ。
源平(うなぎのまち岡谷)

備え付けのゴルゴを読んで待つこと20分くらい。

晩飯キターー
上うな重1700円也。信じられないだろ・・昼飯に100円足しただけで食えるんだぜ・・これ。

久々に笑っちゃうくらいうまいメシ食った。
昼間の蕎麦とは一体何だったのか。

しかし「うなぎのまち岡谷」ってことはやっぱり諏訪湖ではウナギの養殖とかしてるんですかね?店のおばちゃん曰く、「昔は獲れたらしいんだけどね〜」とのこと。てことは今食べたのは・・・ま、まあ原産地はどうあれ、焼きたてはやっぱり美味しいです。お店の雰囲気も好きだし、こっち来たときは是非また立ち寄りたいお店でした。

昼間は危険なくらい暑かったけど、流石に日も落ちれば涼しくなりますよね。暑かった日の山沿いの夕暮れ、と言えばお約束の夕立。予想通りテントを張った蓼科方面は激しく空が光っておりました。ヤバい。一刻も早く帰るため、帰りは岡谷ー諏訪の一区間だけの高速利用。持ってて良かったETC。

ビーナスライン途中のお店で晩酌用の食材を買ってキャンプ場へ。
なんだかんだ降られずに帰って来られました。

到着と同時に隣のテントのオジサンに声をかけられる。

「テントが二つ張ってあってさ−、バイクなんだろうけど全然帰ってこないからサクラなんじゃねーかとか、いろいろ心配しちゃったよーw と、いうわけで一緒に飲まない?」

なんという誘い文句・・・。話を聞けば、「その昔は散々バイクで無茶した」とのこと。この日は息子さんと二人でレーシングキャブ組んだモタード仕様のCRMを積んで来たそうな。「バイクが心配で長距離なんて乗れないです」って事らしい。

バイク談義、旅談義に酒も進みます。

俺『明日はビーナスラインの上で日の出見たいなあ。3時に起きれば見れるのか−。』

オジサン「3時!?起きられるワケねえwwww無理無理www」

・・・絶対に起きてやる。

翌朝

起きたぞコラアアアアア!!!
コーヒーを淹れるための湯を沸かしながらF氏のテントを揺さぶり起床を促す。おはようございます。

食パンを頬張ってコーヒーを飲んだら早速出発。

走り始めて数分、非常に寒い・・・。いくら夏とはいえ、高原の夜明け前を完全に舐めていた・・・。後ろ走ってる先輩は上着カッパだけみたいだけど大丈夫かな(ダメだったみたいです)。

夜明けが近いとは言え、ほとんど漆黒の森の中。ライトの照らす先を凝視しながら走ると、なんと目の前に飛び出す鹿!マジデカイ!!ゲーーッ!!っと急ブレーキ。あんなのとぶつかったらキリンの竿師になっちまう。「動物注意」の看板は伊達じゃないんだな・・・。

ちなみに警戒心がゆるんだ頃、もう一頭飛び出してきて死ぬかと思いました。

命からがら昨日の白樺湖を見下ろせる展望台へ。

おお・・若干幻想的ではありますが、雲が厚い・・・。
この時点でF氏は寒さと鹿の恐怖により戦意を失いかけていました。付き合って頂いて申し訳ない。

でもさ、やっぱビーナスラインの最高点で朝日迎えたいじゃん?
行くしかないのです。

が、途中からシャレにならないくらいの濃霧。
しかし帰るも地獄。行くも地獄なら行った方が良いよね!

「もしかして、これ雲のなか走ってるとかですかね?」

珍しく予想的中!標高が上がるごとに晴れる視界!ガラガラのワインディング!まばゆい朝日!刺さるほどに清らかな空気!最高のシチュエーションを楽しんだ後には最高の景色が待っていました。

雲海だーースゲーーーー!!!
朝の5時だというのにテンション上がりますね。
雲海なんて写真かそば焼酎くらいしか見たことないですから。

間違いなくこのツーリングでのベストショット。

この絶景に、寒さと霧と鹿の恐怖に辟易していたF氏もご満悦の様子。

「美ヶ原高原」の名前は伊達じゃないぜ・・・。
俺は間違いなくビーナスラインを舐めていた。

キャンプ場までの帰りに八島湿原とか寄ったんですけど、さっきの雲海のインパクトが強すぎてイマイチ入り込めない。のんびり散歩できそうな遊歩道とかあって、ここはここでかなり良いところだと思います。

ハイテンションな走りもそう長くは続かず、蓼科に戻る頃には眠気との戦い。
テントに着くと、丁度隣の親子が起きたところのようでした。

オジサン「おはようございます・・ほんとに起きたんですね」

俺『ええ・・まあ。良い景色見れましたよ。』

この言葉を最後に、我々二人は再びテントに入り、泥のように二度寝したのでした。

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