2011 山陰・瀬戸内ツーリング(8) 香川~姫路~神戸

今日は小綺麗なキャンプサイトでお目覚め。折角香川まで来たんだからうどん巡りしたいよね!ということで、早々に撤収。管理棟でもらってきたうどんマップを眺めながらネット情報と照らし合わせ、観光地化した有名店をピックアップ。どうせだったら有名なおいしいところで食べたいよね!

 

かまたま発祥の店? 山越うどん

というわけで有名店にやってきた訳だが…「一応今日(5月6日)は暦上平日だし、開店前ならそんな大した行列無いっしょ」そんな風に考えていた時期が僕にもありました。

 2005年のゴールデンウイークは待ち時間が最長2時間、車の列が延々2キロも続いたという山越うどん。讃岐うどんの一大ブームの頂点を過ぎても客足が衰えることはなく、むしろ客数が増えたそう。
山越うどん | 讃岐うどん遍路 | 四国新聞社:

この山越うどん、かまたまの店として有名なのは知っていましたが、ここまで観光地化しているとは思いませんでした。個人店なのに店の横に観光バス停められる駐車場完備してるし、道には客のクルマ誘導する警備員が何人もいるし、バイクで行ったら「バイクはこちらですよ~^^」てな具合です。

 

しかし一度並んでしまえばどんどん列が進んで行くのがうどん屋の良いところ。同じくらいの人数で1時間も並ぶハメになったお好み焼き屋とは大違い。厨房の中ではものすごいスピードで大量のうどんが茹でられていました。

 

程なくしてかまたまゲット(2玉)

 

このお店の良いところは、広い公園みたいな庭でうどんを食べられる事。どんぶり片手にピクニック気分。うどんですけど。

本当はこの2玉を食べた後、もう一軒くらい食べに行く予定でしたが、思いの外腹が膨れてしまった+また並ぶ羽目になるのは正直面倒くさい。というわけで腹ごなしも兼ねてこんぴらさんにお参りしてくる事にしました。

 

香川県琴平町 金刀比羅宮

そんなわけでこんぴらさんの参道?にやってきたのだ。まだ時間も早いせいか、観光客はまばら。駐車場を案内する人が沢山いるけど、全員客引きだった。有名な観光地だけど、オフィシャルな駐車場はかなり少ないみたいです(Googleで「金刀比羅宮」と入れると一番上に表示される関連ワードが「駐車場」)。

そのため、周辺の土産屋が店の前の駐車場を貸しているのですが、みんながみんなこっちに来いこっちに来いと手招きするもんだから、少々混乱しました。その中で、建家の中にバイクを停めさせてくれるという店があったので、そこに停めさせてもらう事にしました。お店でお土産買えばタダらしいけど、欲しいものがなかったので400円払ってきた。

 

参道両脇からの執拗な客引きをかいくぐると、程なくして階段が現れ始ました。金刀比羅宮は奥社まで登ると1368段にもなる長い石段が有名。これをクリアしてうどんの腹ごなしをしましょうってわけですよ。

 

鳥居をくぐります。この辺で100段くらいだそうです。急な石段の両脇にはずっとお土産屋さんが並んでいますが、まだ開いていない店があったり、とても1人て入れないような重苦しい雰囲気の店があったり、知り合いかのようにいきなり声をかけてくるような店があったりと…とりあえず飽きる事はなかったです。

 

しかしまあ、日が照ってきて暑いのなんの…。

 

ようやく「大門」が見えてきました。ここで365段。タイミングのいいところに冷えた飲み物を売るオジサンがいたりしますが、ここは我慢してスルー。

 

鳥居をくぐると両側に無数の石燈籠が並んでいます。このへんの雰囲気が良かった。涼しい木漏れ日の中をまだまだ進みます。

 

旭社につきました。ここで628段。立派な建物ですけど、何をお祀りしてるしてるのかな?

 旭社の御祭神は、天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神です。
金刀比羅宮:ガイド

多すぎワロタ。しかし、これだけ立派な建物が出てきたんだからこの先そう長くはないだろ。

 

そんな風に考えていた時期が、僕にもありました。しかもここにきて角度が増してきている気がしないでもない…。

 

やっと本宮まで来ましたよー!これで785段だそうです。やっぱり緑の中の神社って映えますね。

 

展望台からは讃岐平野が一望できます。そりゃあこんだけ登ってきたんですから景色も格別。しかしまだガスってますね…。

 

本宮の脇に立つ立派なクスノキがすごい存在感で、しばらく眺めてたはずなのに、何故か撮った写真は木が見切れているものばかり…。多分その右側にある神札授与所を入れたくなかったんだと思うけど、もうちょっと撮り方があったんじゃないかなあ。

 

参拝を終え、帰り道に通りかかった表書院では円山応挙という人の障壁画が公開されていました。撮影禁止だったので、興味ある人は下記リンクからご覧ください。写実性の高い作風が有名な人だったようです(Wikipedia調べ)。
金刀比羅宮 表書院

 

そんなわけで帰りも階段をヒーヒー言いながら降りて行きましたとさ…。「金」の字が入った団扇が欲しかったけど迷った末に買わず、何故か今後悔しています。

 

香川~姫路

お世話になった四国を後に、瀬戸大橋で本州を目指します。そういえばこんぴらさんの後に空いてそうな店探してもう一杯くらいうどん食べるつもりでいたんだけどお腹いっぱい+疲れて忘れていました。結局今回も2杯しか食べてない…もったいない事したかな。

一体いくら取られるのかドキドキだった瀬戸大橋も、それほど大した料金取られずほっと一安心。この辺は高速1000円の影響で利用客が落ち込んだフェリーが減ってしまったそうですね。これで1000円キャンペーンが終わったらフェリーはなくなったまま、高い橋を使わざるを得ないハメになる…もうちょっとなんとかしてほしいですね。

それはそうと立派な瀬戸大橋。近くで見ると迫力あるね!でも…

 

むしろ私は逆で、橋よりループ橋。あの曲線美と複雑な構造にゾクゾクするわ。むかしトミカのおもちゃでこんなぐるぐる回るコース?みたいのありましたね。

 

姫路城

瀬戸大橋から高速を走り続けて姫路城に到着。「↑姫路城」って青看板に従って走ってたらいきなり道路が石垣超えたりしてびっくりした。城下町の名残?

 

城に来ると必ず撮ってしまうのが堀。城の敷地周りがスゲー綺麗に整備されてて、まだ門すらくぐってないけど、今まで見てきた数々の城とのレベルの違いを感じずにはいられません。

 

そんなわけでこれが名城と名高い世界遺産・姫路城…

 

あれ、これはもしかして・・・
姫路城大天守保存修理期間中の観光について(平成23年7月15日更新)(観光交流推進室 | 姫路城・好古園の観光情報)

出雲大社に引き続き、姫路城も改修中だったようです。工事中の外壁に天守閣の絵が書いてあるのがすごく良いですね。

 

天守は改修中ですが、その他のエリアはほぼ通常通り見学できるとの事なので、気を取り直していきましょう。入り口で見学料を払って「菱の門」をくぐります。

 

菱の門をくぐって、「三国堀」越しに天守閣方面。あれ、まだこんなに距離あるんですか。

 

長距離ツーリングの度に各地の城を見て回っていますが、別に城マニアと言う訳ではありません。しかし最近立派な石垣に見とれる事が多くなった気がする…。

 

天守閣改修に合わせて、「りの一渡櫓」の内部が公開されていました。入り口にはこれまで使われてきた鯱(しゃち)が展示されていました。よくこんな綺麗に残ってますね。

 

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内部では壁の内部材の展示なんかもされてました。この上にいろいろ盛っていく訳ですね(良く覚えていない)。

 

鎧の展示もありました。ライトアップで壁に浮き上がった影が怖すぎる…。

 

姫路城大天守修理見学施設 天空の白鷺

というわけでようやく天守閣に着きました。前述したように現在姫路城天守は改修中なのですが、その改修工事の様子を見学することができるのです(見学料:200円くらい)。そう考えると、これはこれでなかなかレアなタイミングで来れて良かったのかもしれないですね。

 

中もただの工事現場見学ではなく、城の歴史から保存に向けた活動の記録、建築物としての城の構造的な事まで書いてあった気がします(あいまいですいません)。

 

こんな感じで瓦屋根の構造の展示物があったりします。

 

工事の様子はガラス張りのエレベーターで登りながら見学できます。まずは石垣部分。エレベーターから城を眺めるのはなんだか不思議な気分。

 

天守閣部分の改修現場まで上がってきました。

 

天守閣の屋根まで到着。作業の様子も見ることができるとの事でしたが、この時は見える場所での作業は行われていないようでした。

 

各階の見学窓には改修工事の技術的な解説から、文化財保存の観点からの解説まで丁寧に解説してくれる映像が流れていました。恥ずかしながら僕はここに来て初めて姫路城が日本初の世界遺産登録物件である事を知ったのですが、この世界遺産登録に至ったのは積極的な保存活動によるところも大きいそうです。

 

城の周りの町並みもすごく整ってるし、姫路城がこの街の象徴としてたくさんの人に愛されているのが分かる気がします。

 

天守閣から西の丸方面。ところでこの柵の映り込みはどうやったら見えなくできるの?

そんなわけで、天守閣の姿を外から見る事はできませんでしたが、逆に今しか見られない充実の改修工事現場を見学することができました。今度は綺麗な天守閣が完成してから来る事にしましょう。

雲行きの怪しい姫路城前から国道2号線に乗って、この旅最後の街になる神戸を目指します。

 

国道2号、第二神明で港町神戸へ

というわけで神戸に到着。三宮に行きたかったので、第二神明から阪神高速3号に乗って、生田川で降りる予定でしたが、全く土地勘がないのでヒヤヒヤしました。

 

最終日と言う事でちょっと贅沢に街中のビジネスホテルなんぞに停まる事にしましたが、こういう街中のビジホはバイクの駐輪場に難儀しますよね。でもすぐ近くに市営のデカイ地下駐輪場があったので助かりました。
神戸市立三宮(南)駐車場|NMCA日本二輪車協

なんか西日本の都市の方が市街地のバイク駐輪場が充実してる気がするんですよね。そりゃ関東でも都内や横浜あたりは充実してますけど、宇都宮とかそんなのあったかな…。

 

夕食も神戸と言う事でちょっとばかり贅沢してステーキ屋さんへ。ケータイで検索したら予算数万の店ばかり出てきて絶望しましたが、なんとか僕みたいな人間でも入れる価格帯のお店を発見。

ぐるなび – 神戸牛ステーキ専門店 ステーキランド KOBE

神戸牛サーロインステーキセットってやつを頼みました。目の前で付け合わせの野菜から調理してくれるんですね。値段はちょっと頑張りましたが、僕には十分すぎるほど美味しかったです。ほとんどカウンター式の客席なので小心者が1人で入っても変な気分にならず安心。

本当は小洒落た飲み屋にでも入って旅の締めに一杯、と行きたかったのですが、夕食に全部持っていかれてしまったので、コンビニでビールとプリン買って、ホテルでスターウォーズEP3見ながら寝ました。

 

この日の走行距離:260km
夏のツーリング前に完結できそうで安心しています。

 

2011 山陰・瀬戸内ツーリング(7) 広島〜尾道〜香川

広島市街地のマンガ喫茶にて起床。折角シャワールームが使えたのに、面倒だったのでそのまま出発(笑) どこかで銭湯にでも入る事にします。お世話になった地下駐輪場に料金を払って、山陽道へ。

 

ようこそ尾道へ

街中を散策したい時の懸案事項がバイクの駐輪場ですが、尾道はバイク観光客向けの駐輪場を整備してくれていました。こういうのあるだけでまた来たくなっちゃうよね。

asahi.com : ライダーさん、気軽に尾道へおいで 駐輪場の案内板設置 – マイタウン広島:

あとは場所さえ分かりやすければ言う事ないんですが、大体は四輪用の駐車場の近くにあるっぽかったかな。僕が停めたのは市役所の横でした。

 

尾道と言えば…ラーメンとしまなみ海道くらいしか予備知識がなかったのですが、目の前に広がる尾道水道は内海とは思えないくらいキレイ!渡船を待つ自転車の人がいたりするのが良いですね。

 

すんげえ混んでると思ったら連続テレビ小説のロケ地だったんですね…。

 

それにしても連日クソみたいに暑い…。犬も店先の日陰で溶けそうになってます。

 

坂を上ります

そうそう、尾道と言えば坂の街でしたよね。暑いけど折角なのでちょっと登ってみましょう。

 

尾道は傾斜地に住宅や寺が密集していて、その独特な景観から映画のロケ地として多く使われているようです。また、文学系の著名人も多いようです(全てWikipedia調べ)。

 

坂の途中に立ち並ぶ家屋はどれもレトロな佇まい…といえば聞こえは良いですが、廃屋的なお宅もちらほら。若い人は広島に出て行ってしまうのでしょうか、この街も高齢化に歯止めがかからないようです。

 

延々と続く坂道も観光客を慮ってか、登りやすいよう綺麗に整備してありました。

 

それにしてもいつまで続くのこの坂道。この時点で汗だく、喉カラカラ。体力ゲージを予想以上に持って行かれました。

 

ようやく見晴らしの良いところまでやってきました。やっとの思いで登った後のこの景色は格別ですね!尾道水道を挟んで向島*がよく見えます。が、怖いのでこれより前には進めず(笑)

*僕はずっと「むこうじま」だと思ってましたが正しい読みは「むかいしま」だそうです。

 

千光寺

坂を登り切ったところには千光寺というお寺がありました。

 

本堂から眺める尾道水道はさぞきれいじゃろう…

 

!?

今更ロープウェイの存在を知る…。
でも汗かいて登ってきてこそ、坂の街を満喫してるってもんですよ!

 

尾道と言えばラーメン!と思って探せど探せど、ご覧の行列ばかり。観光地のど真ん中にあるとしょうがないですよね…。てなわけで空腹に絶えながら橋を渡って向島へ向かいます。

 

の前に、尾道入りする前に入った銭湯。料金の高さに戸惑いましたが、設備はそれ相応の充実した内容で、予定外にかなりのんびりしてしまいました…。
尾道湯屋 つかりゃんせ(広島県) – BIGLOBE温泉:

 

しまなみ海道~向島

空腹に耐えながら尾道を出発し、尾道大橋で向島へ。尾道から向島への橋はしまなみ海道に続く「新尾道大橋」と「尾道大橋」の2本あるのですが、すぐ向島で降りたかったので尾道大橋で渡りました。二輪車は50円。

と、いかにも計画通りといった体で書きましたが、正直なところしまなみ海道への入り口が分からず、いつの間にか向島の一般道に降りていたのです(笑) しまなみ海道で向島に渡るには国道2号のバイパスにあるICから乗らないといけなかったのか…と知ったのは向島のガソリンスタンドで働くあんちゃんと話した後でした。

写真はそのあんちゃんから教わった向島の高見山からの眺め。本当は飛び石のような島々を繋ぐ橋の写真を撮りたかったのですが、丁度良さそうなスポットが見つからなかった&黄砂が酷くて諦めました。でもイメージ検索で引っかかるしまなみ海道の画像は来島海峡大橋が多そうですね。僕がイメージしていたような写真はほとんど空撮だったみたいです。そりゃムリだ。

 

しまなみ海道 – Google 検索:
卒業記念四国ツーリング3日目 高松-松山 | Scientist on the motor
来島海峡大橋は3年前に今治側の糸山公園から見に行ってますね。

ちなみに「しまなみ海道」というのは愛称で、正式名称は「西瀬戸自動車道」と言うのだそうです(Wikipedia調べ)。

 

お昼はケータイでパパッと調べた向島のこのお店。食べログ(笑)で調べたわりには観光地化していなくて、良い雰囲気の食堂って感じ。
ラーメンシゲ 【旧店名】ラーメンタケ – 尾道/ラーメン [食べログ]:

 

ラーメンと半チャーハンセットをいただきました。尾道ラーメンの大まかな定義としては鶏ガラ醤油+背油+小魚ダシスープに平打ち麺らしいです。しつこすぎない脂っぽさがあって、普段脂っぽいラーメンばっかり食ってるとさっぱりしてるように感じますが、物足りなさは感じません。

ってか、最近つけ麺だとか二郎だとか食い過ぎて、こういうラーメン久々に食いました。シンプルでうまいラーメン食うと、俺が普段食ってるのは何なんだ…って気分になりますね…。

 

向島からはしまなみ海道に乗って因島、生口島へ。瀬戸田PAから多々羅大橋の写真が撮れるかと思いましたが、駐車場からは結構歩くことになるので諦めました。その先も本来なら撮影スポットを探しながらのんびりまわって行きたかったのですが、18時までに香川のキャンプ場にチェックインしたかったので、ここからはちょっと早足になってしまいました。写真は来島海峡SAから撮った来島海峡大橋。いつか瀬戸内の離島を転々とキャンプするツーリングとかやってみたいですね。

 

おつかれさまでした 香川県まんのう町

今治から松山道・高松道を走って、日が傾きはじめた頃ようやくキャンプ場に到着しました。毎度の事ながら、やっぱり時間に追われて走るのは良い事ないですね…。

 

この日のサイトは綺麗な芝生なのに二輪乗入れ可の神物件でした。風呂あり売店ありの所謂至れり尽くせり系のキャンプ場です。綺麗なキャンプ場はファミリーキャンパーに囲まれるというリスクがありますが、フリーサイトはオートサイトから離れているのでその点は心配無用。こういうキャンプ場はなんだかんだ金がかかりますが、それでもビジホ泊の半分以下ですから、たまには良いもんです。

オートキャンプ場 | 施設案内 | 国営讃岐まんのう公園:

 

香川に来たので夕食はうどんを食べたかったのですが、キャンプ場近隣の個人店は遅くとも17時には閉店してしまうところが多いみたいです。結局、琴平の市街地まで出て遅くまで営業している店を見つけました。

むさし(琴平町) | 讃岐うどん遍路 | 四国新聞社:

今更調べてみたら人気メニューはカレーうどんだったみたいですね…。香川に来てうどんを食べる度に思うのですが、すぐおなか減りますよね。だからか地元の人はみんな天ぷらとかおにぎりとかサイドメニューと一緒に食べるのを前回来た時に学んだはずなのですが、すっかり忘れていて単品で頼んでしまいました。お陰で夜はテントの中で柿ピーを貪るハメに…。

 

隣の区画に僕のと同じ1人用テントが張ってあったから、帰って来たら酒盛りでも持ちかけようかと思ったのですが、なんと帰ってきたのは若いカップルでした…。挨拶もそこそこに、テントに入って地図見ながら寝ました。

 

この日の走行距離:328km
あと2日分お付き合いくださいませ。

 

2011 山陰・瀬戸内ツーリング(6) 下関~広島

下関市 深坂自然の森にて起床。前日のキャンプ場は露天だったので夜露に濡れてしまいましたが、この日は森の中なのでそれほどでもなかったようでした。日が出てきたので少々干してから撤収。

山口県下関市 唐戸市場

昨晩とは打って変わって大賑わいの唐戸市場。まだ朝の8時半だっていうのに凄い人の量。どうやら少々ゆっくりしすぎたようです・・・。

 

市場は市場でも、魚とか刺身とかの形で売ってるのではなく、寿司とかお弁当みたいなすぐに食べられる形で売っている店が多いみたいでした。お客さんは好きな店で握り寿司やらちらし寿司やらを買って、市場の周りに設置されているベンチに座って食べていました。市場だけあってそこそこ安いし、スゲー美味そう。

 

市場の2Fには見学のための通路が通してありました。いろんなアングルから撮影できて楽しい。

 

安くて美味そうなお店が沢山ありましたが、朝食は市場内の定食屋さんに入りました。折角下関に来たのだからフグ刺しが食べたかったのです。感想は・・・なんかさっぱりしすぎててよく分からなかったのです。これだから貧乏舌は・・・。

 

お腹がいっぱいになったら市場にはもう用がないので、関門海峡を一望できる火の山公園へ。たったこれだけの距離であっちは九州、こっちは本州。日本って島国なんだなーと思わせる景色です。何言ってるんだかわからない文章同様、この日も景色は相変わらずモヤモヤしてます。

展望台はきちんとバイク駐輪場が整備されていて良かったです。しかし下関の道は複雑だった・・・車線間違えたら九州とか(笑)挙動不審なW650は中国自動車道に乗り込み、広島を目指すのでした。

 

お好み焼きの街 広島に到着

この日は電源確保のため広島市内の漫画喫茶あたりに宿泊するつもりだったので、市街地まで潜り込んだらさっさと駐輪所に停めてしまいました。去年の熊本もそうだったけど、街中にこういうしっかりした駐輪場があるとスゲー助かりますね。広島市街地にはこんな感じの地下駐輪場が数カ所あるようです。

 

バイクを停めて外に出てみるとこれまたスゲー人の量(笑)この日はフラワーフェスティバルとかいうお祭りの最中だったようで、平和大通りは歩行者天国になっていました。それにしてもギラギラした炎天下の中この人混みは堪えます。

 

広島平和記念公園

そんな中、平和記念公園内にある平和記念資料館を見学してきました。原子力に対する見方が見直されつつある昨今ですが、日本における原子力観を考えるには長崎と並んで欠かす事のできない場所ですね。

 

 

広島の平和公園は原爆ドームの迫力とは対照的に、いつ来ても妙に清々しい雰囲気なのが印象的です。河原で弾き語りしてる人とかいるし。

 

広島城

そのまま歩いて広島城へ。城が街のど真ん中にあったり、路面電車が走ってたりと、街中の充実っぷりがなんとなく熊本あたりに似ている気がする・・・。

 

お堀が立派ですね。

 

敷地の広さに比較して、ちょっとこぢんまりした印象の天守閣。ちょっと時間が掛かりそうだったので中は見学しませんでした。暑さにうんざりしたのもありますが、撮影も早々に退散。

というのも去年仕事で来た時、あまりの行列に入店を諦めたお好み焼き屋さんの開店時間が迫っていたのです・・・。広島城からお店までは距離があるのでタクシーのお世話に。運転手さんと話したところによると、今年のこの混雑は東日本への観光客が西に流れてきた事と、九州新幹線の開通により九州の人がたくさん遊びに来ている為ではないか、との事でした。

 

お好み焼 八昌

というわけでお店の前着いたのが開店15分前・・・だというのにこの行列。海外からの旅行者と思しき方もいるし、完全に観光地になってるようです。しかしまあ、空腹に絶えながら並ぶ横のダクトからは香ばしいソースの匂い。しかもお好み焼き屋はラーメン屋なんかと違って非常に回転が悪い。こいつぁ地獄だぜ…。

 

そんな行列に歯を食いしばって並び続ける事小一時間、ようやくカウンター席に通されると、目の前の厨房では流れるような手捌きで次々とお好み焼きが生産されておりました。見ているだけで楽しい。

 

肝心のお好み焼きは、というと非常に美味しいのですが、果たして1時間並んでここでしか食べられないものかというとそんな事もないと思います。有名店に並んで食べてきたよ!っていうのが大切。観光地化した有名飲食店は得てしてそんなもんだと思います。

そんなこんな偉そうに講釈垂れながら、この日の宿である繁華街のマンガ喫茶のマットブースに潜り込み、寄生獣を読みながら旅の続きに思いを馳せる広島の夜でした。

 

この日の走行距離:244km
次回は尾道を散歩した後、しまなみ海道で四国に渡ります。