KAWASAKI W1SA 各種オイルの交換

New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos

年末年始の慌ただしさにかまけて、先月の鈴鹿遠征から時間が取れずW1SAが置きっ放しになっていました。翌週には筑波サーキットでの初練習が控えていることもあり、オイル類を初めて自分で全交換してみました。

 

New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos
New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos

エンジンオイルは前回交換から約2000kmでの交換になりました。オイルドレンはサイドカバー下にあります。サーキット走行のためのワイヤリングがされているのでこれを解いて、ドレンにアクセスするためにシフトリンケージを外します。

 

New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos

地面に置いた容器にオイルを抜く場合、オイルドレンから距離があるので皆さん自作の「とい」を利用していますね。私は空のペットボトルの底を切って長い漏斗代わりにしてみました。

 

New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos

同じく空のペットボトルを利用した簡易メスシリンダーで排出オイル容量を計測。規定量(2.5L)より少し少ない?内部に付着したロスがありますし、クランク底部のオイルパンに溜まった分もあるのでこんなものなのかもしれませんね。次回はオイルパンも開けてみたいです。

 

New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos

排出しきった後に新しいオイルを投入しました。WAKO’SのTough Touring 15W-50です(隣の4CT-SはZ用)。規定オイル量は2.5Lなのですが、1L缶を二つ購入しました。恐らく入り目を保証するために少し多めに入っているので、2.2Lくらい確保できないかな…という貧乏根性です。

オイルジョッキに注ぐと、何だかんだ2.3Lくらいありました。さっきの排出量と比べても同じくらいですし、投入後のオイル量もレベルゲージでぴったりくらいでしたので、以降はこの買い方で良さそうです。

 

New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos
New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos
New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos

ギアオイルも交換です。ヤマハのギアオイルを使用しました。ドレンボルトから抜いた排ギアオイルは緑色?に若干のスラッジ?が混ざっていました。

 

New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos
New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos

排出量は適正かと思われます。

 

New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos

クラッチオイルも交換。ギアオイルと似たような汚れ方でした。排出量は少なめ?これからサーキット走行をすると負荷がかかるであろう箇所ですので、この汚れ具合と比較してどうなるのか注視したいです。

オイル交換後のフィーリングとしてはほぼ変化なし。いつも渋めなシフトフィールの変化が楽しみでしたが、これも変化なし。オイル銘柄で変化するのでしょうか?サービスマニュアルで指定されている油種を参考にいろいろ試してみたいと思います。

 

New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos

鈴鹿から帰宅し、トランポから降ろそうとした際の凶事によりクラッチレバーが大きく曲がってしまっていました。レバー先端が支点から遠くなってしまい、クラッチ操作に必要以上の力が必要になってしまったので予備の純正レバーを購入しました。50年近く前のオートバイでも純正部品が販売されるのはありがたい事です。

 

New photo by hi104 naka2 (naka2#114) / Google Photos

と思ったらピポット部の厚さが異なり使えませんでした…。注文したレバーは確かにW1SAに使用できるはず、ですが使えないものは使えません。そうすると今装着されているレバーは何かの車種流用なのでしょうか?とりあえずは少し曲がったレバーを調整して走ることにしてみます。

これでサーキット走行前の車両準備はほぼ完了です。一回の練習でどの程度の負荷がかかり、どの程度消耗するのか気になりますね。気になる一方で旧車だからと特別扱いするつもりはないのでガンガン走っていきたいと思います。