2011夏 W650北海道・東北ツーリング(6) 函館~青森~八幡平

7日目 8月19日(金)

函館駅前の東横インにて起床。この日は7:40発の青森行きフェリーに乗らなければならないので、ダラダラせずに出発。実はホテルの横に朝市が並んでいたことに気付いたんだけど、もう時間に余裕がなかったのでスルーしてしまいました。まあ海鮮も飽きて来たところですしね(嘘) でもラッキーピエロにハセガワストアも行きたかったです。

 

R0014421

少々迷いながらフェリーターミナルに到着すると、そこには見慣れたW650が…。去年北海道で知り合ったO君でした。僕が本州に帰る日あたりに渡道するかもという話は聞いていましたが、まさかこんなところで会うとは偶然って怖いですね。彼がこれから向かう北海道の天気は良い事でしょう。これが日頃の行いの差…

去年の様子:
憧れの大地に立つ 北海道ツーリング 1日目~2日目 (川崎~小樽~稚内) | Scientist on the motor

 

さようなら北海道

R0014423

立ち話してる間に出港時間ギリギリになってしまったので急いで車両甲板へ。連日の雨走行でリア周りはドロドロですね。乗船手続きは機械にバーコードをかざすだけで非常にスピーディーでした。

 

R0014425

小綺麗なフェリーターミナル。写真右手に停まっているのが「ナッチャンWorld」っていう高速船。運賃が高くて諦めました。

 

R0014431

さようなら北海道。これを書いている現在、早くも来年夏の北海道行きが浮上しています…。

 

R0014432

ってか北海道とお別れした今頃になってすげーいい天気なんですけど。これから渡道する人達が羨ましくてゲロ吐きそう。

 

青森県に入りました

R0014434

てなわけで2等客室で暴れ回るキッズ達との4時間の船旅も終わり、快晴の青森へ。街中で洗濯、給油、昼食の三つをこなすつもりが、メシは何が名物か思いつかず、ガソリンスタンドで聞いたコインランドリーの場所はちょっと遠かったためそのまま東北道に乗ってしまいました。本当は十和田とか行きたかったけど、また無理してスケジュール詰めるとロクな事にならないのでやめておきました。

澄んだ空気と夏の日差しが眩しい東北道を鹿角八幡平ICで降りて、山間を走る国道を八幡平方面へ。もちろんこの間もコインランドリーとかないかな~なんて探しながら走ってるんだけど、驚くほど何もない。地元栃木の田舎も似たようなもんですけどね…。

 

八幡平アスピーテライン

くたびれた看板を目印に急勾配を一気に駆け上がる。標高の上昇とともに、ただでさえひんやりとしていた東北の空気が急に冷たくなります。

 

Hachimantai Aspite Line

道は良くある高原有料道路同様、良く整備されていて非常に走りやすかったです。良いのか悪いのか観光客もまばらで、気持ちのいいペースで満喫できました。

 

DSC_0139

頂上のレストハウスより秋田側。有料の駐車場と、綺麗な売店食堂を構えているわりにはイマイチ活気がないように感じましたが、中高年の登山客を乗せた観光バスには人気のスポットのようです。

 

DSC_0137

こちらは岩手側(のはず)。あまり開けた景色は期待できない立地ですね…。

 

DSC_0141

というわけで岩手県側にあるキャンプ場に向かいましょう。

と、キャンプ場に向かう途中で巨大な廃墟を発見。
松尾鉱山 – Wikipedia

頂上から眺めた時にもちょっと気になってたけど、近づいてみるとものすごい存在感で立ち入ったわけでもないのに不気味でした。また廃墟に近づくと目隠しみたいにスノーシェッドで見えなくなるあたりもなんだかアレですけど、廃墟好きな方には堪らないのでしょうね…(僕は怖いので無理)。

キャンプ場はアスピーテラインの終点からちょっと入ったところにあるはずなので、辿り着いた集落から再び山の中へ。「ちょっと離れたあたりに」あるはずのキャンプ場は山道を2,30分も駆け上がったところにようやく看板がありました。そして静かな温泉宿が三件。周りは鬱蒼とした森林。コナン君がいたら麓の町と連絡が取れなくなるレベル。

というかキャンプ場がどこにあるか見当もつかないので、一軒の宿に尋ねてみるとその宿が受付で、キャンプ場はそこから発電所の脇を通り、川を渡って山を登ったところにあるとの事…。どんだけ人里離れたキャンプ場なのよ。

 

県営松川キャンプ場

DSC_0143

薄暗くて細い山道を登ってやっと着きました。新しそうですが、なんだか使われてる気配のない管理棟。

 

DSC_0144

サクッと設営。

が、

 

DSC_0145

まさかの貸し切り状態…。こんな薄暗い山の中で1人キャンプ…ってのも悪くないね!今夜は大自然を独り占め!てな感じに切り替えて、食材を調達すべく麓まで下山しようと走りはじめて間もなく目の前を横切る黒くてデカイ動物!

 

ギャアアアアアアアアアアア熊ダアアアアアアアア!!!!!!!

 

とヘルメットの中で声にならない叫びを上げる僕を一瞥し、彼は何の問題もなかったようにのっそのっそと森の中に入って行きましたが、いきなり野生の熊なんて遭遇したもんだから俺がやばい。やばいやばい。前の晩にテレビで三毛別羆事件なんて見ちゃったもんだからさらにやばい。

参考:
三毛別羆事件 – Wikipedia(閲覧注意)

 

小一時間かけて麓の国道沿いにあるコンビニまで到着。情報を整理しつつ今後の対策を考える。

・とりあえずあのキャンプ場で晩飯を食うのはやめよう
・ってか熊出るようなキャンプ場に1人とかやばくね
・盛岡まで南下すればネカフェがある…
・でもネカフェ泊まったら明日わざわざテントたたみにくるの?めんどさくね?
・親切に案内してくれた管理人さんになんて言おう・・・熊怖いですってかw
・でももうお金払ったわけだし、黙って撤収しても大丈夫・・・でもそれはなんか嫌だな

とりあえず国道沿いで夕食を済まそうと適当な食事処を探すも、ちょっと入りにくいお店が多い…。ってか目立つ店がファミマとしまむらとコメリとマックスバリューしかない。僕の地元と良い勝負。

というわけでマックスバリューで買った総菜弁当を、奇跡的に見つけたコインランドリーで洗濯しながら食べる事にしました。単純なもんで、お腹が膨れると若干楽観的になりまして、「あれから結構時間経ったし、キャンプ場戻ったら他に客がいるかもしれない」などと訳の分からない期待を胸に、明かり一つない山道を駆け上がりました。

 

が、予想通りキャンプ場に人の影は見られず…。入浴ついでに温泉宿のオヤジさんに相談してみる事に。

 

俺『この辺って熊とかでるんすかね』

オヤジさん「でないよ」

俺『・・・そうすか』

オヤジさん「・・・もしかして、見ちゃったの?」

俺『!?』

 

オヤジさんの話によると、この辺に出る熊は近くを流れる川に水を飲みにくるのが目的で、通り道はだいたい決まっているのだそう(実際、僕が目撃した場所をオヤジさんはほぼ当てた)。夏は食べ物が豊富だし、基本的にツキノワグマは人に危害を与えない(ただし意図せずとも人間が驚かせてしまった場合は除く)。そして今まであのキャンプ場に熊が出たことはない(ただし周辺に糞の目撃は有り)。

なるほど・・・しかし・・・

俺『でも一人だしやっぱ怖いっす』

オヤジさん「じゃあ管理棟で寝ていいよw」

というわけで、人の気配ゼロのキャンプ場管理棟にて光に集まった虫が立てる物音にビクビクしながら、なかなか寝付けない夜は更けて行くのでありました…。人里離れたキャンプ場を楽しむにはまだまだ経験値とレベルが足りなかったようです。

 

2011summer route7

この日の走行距離:268km

 

2011夏 W650北海道・東北ツーリング(5) 札幌~積丹~ニセコ~函館

6日目 8月18日(木)

快適すぎる札幌国際ユースホステルにて起床。というか快適すぎてやや寝坊しました。ここにきて随分天気も回復してきたようで、快晴の中出発するのは今年の北海道で初めて。(ただしこの日の札幌方面のみでした)出発した時間が遅かった為にすっかり交通量の増えてしまった札幌市内で出端をくじかれながら、朝ご飯を目指して一気に積丹方面へ向かいます。

晴れ晴れとした空から射す日差しはまだ夏の力強さを感じさせるものの、ちょっと走り始めた時に感じる空気の冷たさは秋そのもの。出発時に羽織った夏ジャケットから革ジャンに替えました。ここ数日走った道東の感覚で到着時間を読んでいたのですが、札幌以西ではなかなかスムーズに走れず、予想より随分遅れて積丹エリアに到着しました。

 

積丹といえば・・・

そういえば今回のツーリングで北海道入りしてから食べた海鮮は釧路の回転寿司くらいでした。去年こっち方面を走った友人から「稚内より積丹のウニのがうまい」と聞いて食わずにはいられまい。

ぐるなび – お食事処 みさき

 

というわけで朝食は「赤ばふんウニ丼」です!3200円也。うめえええwwwwwって夢中になって食べたらあっという間に食べ終わってしまった…。もちろん生臭さなんて無くて、濃厚で甘みのある味はこれを書きながら思い出すだけで腹の虫が鳴ります。

今回食事したのは「みさき」でしたが、後々ガイドブックを読み返すと、僕が行きたかったのは同じ積丹にある「なぎさ」というお店でした…(正確には「なぎさ食堂」)。まあ「みさき」も有名人のサインなんかがたくさん飾ってある有名店だったようで、うに丼もおいしかったので良かったのですが、「ひらがな三文字の店」って記憶だけで目的地を探すのは詰めが甘すぎると言わざるを得ない…。

これ書いてたらマジ腹へってきた。築地とか行けば美味しいの食べられるのかな。

 

積丹岬と神威岬

いつもの20倍もの値段の朝食を食べた後はすぐ近くの積丹岬へ。積丹岬っていうと僕は良く聞く名前だと思っていたのですが、駐車場から灯台へとちょっと寂しい雰囲気。駐車場からはそこそこ歩くので汗だくになってしまいましたが、岬を抜ける海風が涼しくて気持ちいい。お次はその先にある神威岬へ。

 

こんな感じで岬の先端まで遊歩道が整備されているのですが、暑いし、人多いし、遠いし、カメラ重いし…

 

ひいひい

 

でも岬の先端では嘘みたいな青い色をした海が広がっていました。そもそも海の青色ってのは空の色の反射もあるけど水分子の伸縮運動に起因する可視光の吸収と水中の微粒子による光の散乱が…とか言ってると女の子にはモテないし友達も減るから特に理屈っぽい理系のみんなは気をつけようね!

 

この写真だけ見せて「これこの間地中海あたりに旅行行った時の写真なんだけど」とか言ってもバレなそう。ってくらい日本離れした風景ですね。海外旅行したことないけど。

 

お約束のご当地ステッカーを購入して出発。積丹岬と違ってお土産屋さんやレストラン的なところもありましたが、アジア人観光客でごった返していました。

 

積丹~ニセコ~洞爺~函館

神威岬からは海岸沿いを走り、岩内からニセコパノラマラインへ。「有名な道だし走っておくか」くらいの意気込みが覆されるすばらしい道でした。途中なかなか停まるところが見つけられず写真撮影はできませんでしたが、羊蹄山をいろんな角度から望む景色が良く走りやすかったです。途中野良犬かと思ったら痩せこけたキツネと初遭遇。おおっ、とは思ったけどほぼ野良犬みたいな雰囲気で、バイクから降りて近づこうとは思えなかったなー。なんかいろいろ持ってるらしいしね…。

ちなみにホクレン黄色フラッグ(道南)をこのへんで入手したかったんだけど、ホクレンを見つける前にガス欠しそうになったので断念…。

 

観光地的整備のされたニセコの街を抜け、のどかな道を洞爺湖方面に向かう途中凄まじい通り雨に遭遇するものの、閉店間際の道の駅の食堂で適当な食事をとり終える頃にはすっかり止んでいました。洞爺湖はどこかで通りすがりに眺めれば良いやと思っていましたが、国道沿いのドライブインにちょうどいい展望ポイントがありました。

北海道 支笏洞爺国立公園 サイロ展望台

ツーリングマップルにも載る定番スポットみたいです。

 

なぜかクマの剥製が…。結構怖い。

 

羊蹄山もどこか良い場所で撮りたいななんて呑気な事言ってる間に雲隠れ。一日あたりの走行距離が伸びるとこういう細かいツメが甘くなるのが僕の旅の悪いところ。この日は函館周辺泊の予定なので虻田洞爺湖ICより一気にワープ!と思ったら八雲の先の落部までしか通っていませんでした。

昼間日の出ている間はもちろん汗ばむほどだったのですが、夕方高速に乗ってからが寒かった…。堪らず長万部手前のPAで休憩ましたが、自販機に温かい飲み物などある筈もなく…。この日は北斗市の「きじひき高原」にキャンプ予定でしたが、天候も回復しなさそうな上、僕のメンタルが腐ってきたのでこの時点でキャンセルし、函館市内のビジネスホテルに泊まる事にしました。

走りはじめると予想通り落部ICで降りたあたりからポツポツと始まり、函館市内に入る頃にはバシャバシャでした。やっぱりキャンプは諦めて正解でしたが、今年の北海道も最後まで天気に振り回されっぱなしでした。到着したビジネスホテルには同じくズブ濡れになった単車乗りが次々とやってきて、入り口前がバイクだらけに…。皆さんご苦労様です。

 

R0014420

部屋に荷物を運び入れた後、折角だから評判の良さそうな塩ラーメンを食べようと街に繰り出しましたが目的の店は閉店時間。結局空腹と疲労に負けて転がり込んだ適当なお店で食べる事に。不味くはなかったけど、そんなに高評価って感じじゃなかったなー。ラッキーピエロ行けば良かった…。

その後、宿に戻ってTVを点けるとアンビリーバボーで「三毛別羆事件」のドキュメンタリーやってて思わず見てしまったんだけど、こんなの渡道前に見たら林道なんて入れないよね…。北海道最終日で良かったと心底思いながら就寝。
※リンク先のWikipediaも結構な内容でしたので怖いの苦手な人はご注意

2011summer route6

この日の走行距離:447km

 

2011夏 W650北海道・東北ツーリング(4) 弟子屈~札幌

5日目 8月17日(水)

弟子屈のお宿にて6時過ぎに起床。イビキと雨音で熟睡は絶望的かと思ったらいつの間にか寝ていたようです。洗濯物を片付けて荷物をまとめ、朝食を頂いてから出発。

帰り際にようやくご主人と釣りの話をすることができました。北海道での釣りは一部の有名スポットを除いては特別テクニックがいる訳でもなく、初心者こそ是非楽しみ来てくださいとの事。なるほど、非常に心躍るお話でしたが、まずはウェーダーを買わないといけませんね!

 

一晩中力強く降り続けていた雨ですが、出発の頃にはほぼ止んでいました。雲の切れ間から覗く久々の青空に気分も盛り上がってきますが、走り始めるとこれが結構寒い…。この日の弟子屈周辺の最低気温は16℃程度と、普通に秋の気温でした。ヒートテック履いて、革ジャン着てちょうど良い感じです。

阿寒湖方面への国道241の峠越えは観光バスが黒煙吐きながら走っていてペース上がらずでしたが、気温が下がって締まったような空気感が心地よかったです。去年スルーしてしまった阿寒湖畔のアイヌ関連エリアに立ち寄るつもりでいたのですが、目の前まで来て何だかめんどくさくなったのでそのままスルー。その先にあるオンネトーへ向かいました。

 

オンネトー(阿寒国立公園)

というわけで最初の目的地に到着。「オンネトー」とはアイヌ語で「年老いた沼」あるいは「大きな沼」という意味だそうです(Wikipedia調べ)。

 

目の前に見えるのが阿寒富士、左側が雄阿寒岳でしょうか。到着と同時にかなり晴れ間がでてきて、最高のコンディションを楽しむことができました。とはいえ有名な観光地。これらの写真撮影も順番待ちで一苦労です…。

オンネトーを満喫後、何を血迷ったのか国道方面に戻らずそのままダートに進んでしまったのですが、これが予想以上に山深い道で、5kmの道のりが長く感じるのなんのって!ちょっとした悪路も心強いW650ですが、何も考えずのダート特攻は控えるべきでした。

デコボコの砂利道を細心の注意を払いながらゆっくり走り、なんとか舗装路まで出ましたが、万が一コケたりパンクなんかしたら大変だし、クマなんて出て来たらそれこそゲームオーバーでした。全くもうこういうのがリスク管理ができてないっていうんだよ!!

※これを書きながら調べて知った事ですが、オンネトー周辺はヒグマの出没地域で、注意・対策が必要なんだそうです。生きて帰って来れて良かった…。

 

阿寒国立公園~足寄~ナイタイ高原牧場

決死のダート走行から生還し、舗装路の有り難みを噛み締めながら走る事数十キロ、相変わらず阿寒からの自衛隊さん達が列をなしており、非常に安全運転なペースで行軍することに。

 

予定もそう詰まっていないので、疲れたら道端に停まって休憩したり写真撮ってみたり。何があるって訳じゃないけど、この辺りのだだっ広い畑エリアは北海道らしさが詰まっていて気分が良いですね。

 

上士幌 ナイタイ高原牧場

本日の目的地その2。去年も来たナイタイ高原牧場へ向かって牧場エリアを駆け上がります。

去年の様子:
大自然を駆け抜ける北海道ツーリング 7日目~8日目 (帯広~富良野~小樽) | Scientist on the motor

 

平野部では曇り空、ここは高原牧場…。

 

ギャー!!何も見えない!!!
本来なら緑の草原の中をジェットコースターのように走り抜ける様子をお伝えする予定でしたが、牧場は完全に雲の中でした。

 

去年は遠巻きに眺めただけのウシさんも今年は間近で見られました。っていうかすげー寒い…。

 

そのまま雲が切れる事はなく、レストハウス周辺も完全に雲の中。視界数十メートル…。丁度お昼の時間だったのですが、レストハウス内は結構な混雑だったのでここでの食事は諦めて、日勝峠までの間に豚丼を探して食べることにしました。

が、ナイタイ高原を下って走るものの、飲食店らしい飲食店がなかなか見つからない…。ガイドブックに載るような豚丼の有名店は帯広市街地に多いのですが、さすがにそこまで遠回りするつもりにもなれない。

 

上士幌~日勝峠~夕張

なんとか日勝峠の手前で食堂を見つけて、お目当ての豚丼をいただきました。ボリュームがあって食べ応えは文句無しですが、ここでしか食べられないのかと言われると微妙なところですね…タレさえあれば自分でも作れそうな気がしないでもないです(失礼)。

 

去年走った狩勝峠もそうでしたが、登坂車線を含むすげー広い道幅のまま登って行く峠道は走り応え抜群ですね。たまに頑張っちゃってる四輪とか二輪がちらほらいましたが、気持ちは分からんでも無いです。峠にそこそこ大きなレストハウスがあった狩勝峠と違って、日勝峠は十勝側の麓にレストハウスがあっただけで、途中は展望台の類いしか見当たらなかった気がします。ネットなんか見てると日勝峠の方が名前はよく見るのですが、ちょっと期待はずれ。

しかし本当の地獄は日高側から夕張へ向かう山道…。峠越えのテンションが落ち着き、一日の疲れが程よく溜まって来たところで大型車の行列と点在する片側交互通行…。眠くならない訳が無いよね!

ヘルメットの中で1人睡魔と戦い、ゲッソリしてきたところで夕張市に到着。やっと休憩できる…。

 

夕張では両親と友人用にお土産を買う予定でしたが、まずは休憩。程よく冷えたカットメロンの甘さが五臓六腑に染み渡るぜ…。肝心のお土産ですが、一番高いグレードの夕張メロンが1玉3000円。高いですね…。結局その下のグレードを2玉買いましたが、1玉につき送料が別で1000円かかりました。去年富良野で買ったメロンってこんなに高かったかなーと考えましたが、夕張メロンってブランドが高いんでしょうかね。

などとケチな事を考えながら乗った札幌方面への高速道路から見える空には秋の雲が広がり、無数のトンボが飛んでいました。去年は本州と変わらないくらい暑かった記憶があるけど、今年は一足先に秋ですね。

 

札幌に着きました

北広島ICで高速を降りて久々に市街地を走ってこの日のお宿、札幌国際ユースホステルに到着。

都市部のマンションのような外観。早速チェックインしてみると、個室素泊まりで3900円、門限は24:00、風呂はほぼ一晩中入浴可能で、地下鉄の駅まで徒歩30秒くらい。さらに翌日の出発が早くなければバイクは屋根付きの専用駐輪場に置かせてもらえるっぽいです。もう他のビジネスホテルなんて泊まる気にならないレベルの神物件。

北海道札幌市・地下鉄学園前駅徒歩2分の宿・札幌国際ユースホステル

 

早速駅から地下鉄に乗って繁華街に繰り出しましょう。この全然知らない土地の電車に乗る感覚が結構好き。Suica使えないから切符買ったりね。

 

ビールのふるさと サッポロビール園

「地下鉄の駅から徒歩10分」って書いてあったのに全然着かねえと思って歩き続けたら全く逆方向に進んでいたなんてハプニングに見舞われながらも到着。

サッポロビール園

 

隣には巨大な郊外型ショッピングモールができていました。前回来たのは7年前か…。

 

 

 

早速ジンギスカンを頂きましょう。散々歩き回ったし、さぞビールが旨かろう!!!

 

個人的に気に入った絵。この後クマで苦労するなんて知る由もなく…。

 

ビール園のジンギスカンというとやっぱ団体さんが多いイメージだけど、ご多聞に漏れずほとんどが大人数。僕みたいな1人の客はほとんどいなそうなので、1人用の目立たない席に案内してくれるかなーなんて思ってたら周りをファミリーに囲まれた大広間のど真ん中に案内されてワロタ。

 

てなわけで完全に浮いた一人焼き肉状態が完成してしまったわけですが、そんな事気にしてもしょーがないので運ばれて来た肉と酒にしばし舌鼓。エビスの黒生おいしかったなー。でもやっぱり1人でメシ食いにくるところじゃないですね…。

 

札幌駅 JRタワー展望室

ビール園からは贅沢にもタクシーで札幌駅まで移動。後で調べたらシャトルバス的なのもあったみたいですけど、旅行先になると急に気持ちがデカくなって財布の紐が緩みだすのが悪い癖。いつ来ても小綺麗な札幌駅を徘徊。コーヒーでも飲みながら写真撮りつつ宿まで帰ろうかなと思いフラフラしていると面白そうな場所を発見。

北都の夢が広がる地上160mの眺望点。|JRタワー展望室 タワー・スリー・エイト|T38

そういえば札幌の夜景ってあんまり見たこと無いかも、と思い登ってみました。入場料700円也。

 

展望室へは駅ビルの6Fから専用エレベーターで38Fまで一気に登ります。

 

札幌駅から南側。テレビ塔が目立ってます。天気も悪くなくて結構遠くまで綺麗に見えました。いつの間にか現れた観覧車周りのギラギラしたエリアがすすきのですね。

 

札幌駅から北側。札幌は比較的新しい時代に開拓されて作られた都市なので碁盤の目の様に整った道路が綺麗です。

 

東側。結果的にそこそこ綺麗に撮れて満足しましたが、展望室の明かりが映り込んだり、隣の人のフラッシュが映り込んだり、結構苦労しました…。偏光フィルターがあると違うのかな。

 

お疲れさまでした

展望タワーを降りてそのまま大通公園方面へ散歩。オフィスビルに囲まれてガッカリスポットなんて汚名を着せられている時計台も、夜見ると悪くないもんですね。周りの観光客のほとんどはアジア系外国人でしたが…。

 

思えば夜の大通公園も初めて来たのかも。前々回は真冬、前回はススキノで飲み歩いてネカフェ泊でしたからね…。スケボーやらBMXやらストリートスポーツを楽しむ人がたくさんいて、しばらく見物させてもらいました。みんなすげー上手いし楽しそうだったなー。

なんだか散歩しすぎて、ツーリング中なのを忘れそうになってきたので、地下鉄に乗って宿に帰り、セイコーマートで買ったアイス食って寝ました。

 

この日の走行距離:434km