車検取得からの公道復帰で早速不調が出てきたZのメンテナンスをすることにしました。手間をかけて車検を取ったのも、これからサーキット走行2号機として活躍してもらう為ですから、自分でできるところから手をつけていきます。
何は無くともまずはエンジンオイル交換。記録を見ると、10ヶ月前に交換して、ほぼ走らないまま今年4月のGSRに参加して今に至るようです。汚すぎないけど綺麗でもない感じでした。次もいつも通りMOTULですが、4T 5100 10W-50を入れてみました。
次はいつから交換していないか不明なフロントフォークオイル交換。W1はアウタースプリングなのでいつもフォーク底部のドレンボルト?から抜いてましたが、Zはステムから外して交換してみました。手間はかかるけどこっちの方がオイルがちゃんと抜けるし、油面調整もしやすく正確そうですね。フォークオイルはASHの#58を使い、オイル量は標準の170mLくらいに合わせました。
不調の症状は点火か燃調を疑っているので、ポイントの点検もしました。このZはセミトラ仕様になっていますが、接点の清掃やギャップ調整、タイミング調整、グリスアップは必要です。始動してのタイミング調整はタイミングライトがどこに行ったのかわからなかったので後日行うことにします…。
ステップ擦りにビクビクしながらバンクするのが嫌だった、という言い訳と臨時収入の皮算用が立ったので、清水の舞台から飛び降りてモリワキ製バックステップを購入してしまいました。しかしこのバックステップに交換することにより、キックペダルが干渉してキック始動が不可になる為、本腰を入れてスターター周りの整備が必要になってしまうわけです。
バックステップには説明書が付属していたので、取り付けは簡単にできました。ステップ周辺がヤレているのでピカピカのバックステップが浮いてますが、カッコいいのでヨシとしました。
本丸のジェネレーターカバーを取り外す前にフロントスプロケカバーを取り外してみると、長年堆積したダストが溜まっているので綺麗に清掃しました。
次回は先送りにしていたスターター周りの整備に取り掛かります。