2017年 春のビーナスラインツーリング

とある事情により平日休みとなったので、これを利用してビーナスラインへツーリングへ行ってきました。休日にはたくさんの観光客で混み合うビーナスラインですが、流石に平日であれば満喫できるであろうという魂胆です。

6:00には最寄りICから中央道へ乗り込み、談合坂SAで朝食休憩。8:00頃には諏訪ICからビーナスライン茅野側始点である県道192号に乗るつもりでしたがナビの目的地設定が適切でなく、茅野駅前で右往左往…。久しぶりすぎてどこからビーナスラインに入るのが適切なのかすっかり忘れてしまっていました。

※諏訪南ICで高速を降りて茅野市街の外れからビーナスラインに乗るルートが良かったような記憶がありますが、この辺は下調べ不足ですね。次回に活かしましょう。

車山高原

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ちょっとつまづきましたが、9:00過ぎには車山高原付近に到着。途中の時間ロスがなければもう少し早く着けそうです。白樺湖を見下ろす展望広場で少し撮影休憩しましたが、さすが平日だけあって、道路を走る車やバイクが少ない!ほぼ貸切状態でワインディングを満喫できました。

美ヶ原高原美術館

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霧ヶ峰高原から美ヶ原高原美術館へ駆け上がって一休み。標高も上がると気温もぐっと下がってひんやりしました。

Zと2台乗り分けるようになってからのソロツーリングではその日のバイクの乗り方を自分なりにあれこれ考えながら走るのですが、美ヶ原高原に近づく最後の方のタイトコーナーはやはりこのバイクは苦手みたいです。シャフトドライブのBMWは加速時にリアが浮くという特性がよく語られますが、コーナリングについては他のバイクよりフロントを意識しないと曲がってくれない印象です。この辺の話は上手な人の話や専門誌で勉強すれば体系的に学べるのかもしれませんが、しばらくはのんびり試行錯誤しながらのツーリングを楽しみたいと思います。

さて美ヶ原高原からどうルートを取るかですが、このまま松本に降りてもつまらないので、あまり行ったことのない東御方面へ降りることにしました。そのまま軽井沢高崎経由の関越で帰るルートにするのがあまり遠回りせずに帰れて良さそうです。

県道178号→国道152号

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ナビの指示に従い美ヶ原高原手前で分岐する県道178号で長和町へ降りることになりましたが、急斜面かつ、うねる路面に砂利が浮くというR100RSにとってはなかなかの険道でした。国道152号で山間を走っていると、新緑の下で田植えをする風景と吹き抜ける風がとても爽やかで、結果的に満足感のあるルート取りとなりました。

海野宿

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今回なぜ東御方面へ抜けようかと思ったかと言うと、この辺りに歴史的スポットがあったような事を思い出したからでした。とりあえず市役所方面へ走れば何か手がかりがあるかと考えましたが、その手前で案内表示を見つけたので、それに従って到着したのが海野宿です。

 

1625年(寛永2年)に、北国街道の宿場として、江戸幕府によって設置された。宿場町開設以前は、東信濃の豪族滋野氏やその嫡流に当たる海野氏の領地として栄え、宿場町開設以前から集落が形成されていた。木曾義仲が挙兵した地や海野平の戦いがあった地、海野氏の子である真田幸隆やその兄弟の出身地とも言われている。海野宿には、約6町(約 650 m)にわたり街並みが続き、本陣1軒と脇本陣2軒が設けられ、佐渡の金の江戸までの輸送、善光寺までの参拝客や、北陸諸大名の参勤交代などで利用され、非常に賑わいをみせていた。現在でも本陣、脇本陣、問屋、旅籠などの跡が残っており、明治時代の養蚕業に用いられた伝統的建造物も残っている。1986年(昭和61年)には「北国街道」が日本の道100選に選ばれ、1987年(昭和62年)には海野宿が種別「宿場町・養蚕町」で重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
海野宿 – Wikipedia より

 

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立派な宿場町の様子が綺麗に保存されていて、週末には観光客で賑わいそうなスポットですが、そこは平日ツアラーなのでガラガラなところを見学させていただきました。こういうスポットは静かな早朝か、平日訪れるに限りますね。

その後県道79号→80号の浅間サンラインで軽井沢まで移動し、丸山珈琲で高級アイスコーヒーをすすり、国道18号で高崎市のNut Clothing&Cafeに寄って、高崎ICより関越道で帰宅しました。約470kmと、最近にしてはそこそこの長距離で結構疲れました。

道中フロントタイヤに何か引っかかっているような音と感覚を覚えたため停車して確認してみると、若干のブレーキ引きずりとともにホイールが手で回らないほどの抵抗があることがありました。ブレーキ系は手を出すのが怖いので、またプロに診てもらう必要がありそうです。

 

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