数年前から興味を持ちながらも、都合が合わずに観戦を見送りつづけたTaste of Tsukuba(以下TOT)、2018年皐月の陣でついに観戦することができました。
国産旧車といえばこの彼、会社の後輩Mくんを誘ったらありがたいことに二つ返事で来てくれることになりました。どちらかといえば旧車テイストで走り系のスタイルが好みであろう彼にはドンピシャなイベントだろうという予想が的中しました。
「駐輪場に入れないくらい混雑する」と聞いていて、どんな事になるのか不安だった会場は9:00時点で思っていた以上に空いていました。少ないながらも”いかにも好きそうな”オートバイが並んでいて早速気分が盛り上がってきました。以前ご一緒させて貰ったことのあるヨンフォアのKさんもいらっしゃいました。好きですね~。
サーキットから聞こえる空冷四気筒のエキゾーストに、メインスタンドの階段を駆け上がるとたくさんの旧車が目の前を走り抜けていきました。その想像以上の速度と迫力に早くも感無量な我々。
このTOTに出る選手の一部は私がいつもお邪魔しているMCFAJクラブマンロードレースにも出場しているようで、確かに見覚えのあるマシンもありました。
怠けてiPhoneしか持ってこなかったので、写真はこの程度で限界です。
観戦前に予習をサボっていたので、第一ヘアピンのスタンドで見学しながら各クラスのレギュレーションとTOT自体について調べました。イメージの強い70年台の空冷四気筒だけでなく、中排気量や2stのクラスなど、たくさんのクラスがあるんですね。2stレプリカが活躍するクラスタイムスリップしてしまったかのように雰囲気抜群でした。
このTOT、以前は1日開催だったのが去年くらいから2日開催になったそうで、この日の午前中のスケジュールはD.O.B.A.R-2、ZERO-2、ZERO-4、MONSTER各クラスの予選後、練習走行なんだそうです。到着直後に見たド迫力の走行はMONSTERの予選だったようです。
合間にサーキット内を見学してきました。パドックにはたくさんの競技車両が並んでいる上、いろいろなメーカーから出展があって目が忙しくです。カッコいい車両に興味のあるブースばかりでしたので、レースプログラムの進行が頭から抜けておりました。
出展ブースには旧車レースらしく、ヨシムラやドレミコレクション、PMCからクシタニやHyod などウェアメーカー、TONEのセールもお買い得でした。先日のモーターサイクルショーで展示されていたZ900RSの展示もあり、この日はこれらの車両のパレードランもあるとのことでした(見逃しました)。
Z900RS意外にもマッハやH2も展示されており、我々の好みのど真ん中を攻めてもらってます。無意識のうちにカワサキばかりになってしまいましたが、もちろん競技車両も含め多種多様な車両が並んでおりました。
ブースをまわりながら昼食を済ませ、今度はいつものBパドック側からダンロップへの進入を見学する事にしました。
午後は午前中に予選のあったクラスの決勝です。予選は最後の方しか見られませんでしたが、想像以上の参加台数で、これもまた見応え充分でした。「うわー!あのxx番すげえ速いっすよ!」「あのxx番のZカッコいいなぁ~」なんて目をキラキラさせてるうちに規定周回が終了。本当にあっという間でした。なんだか気持ちが高揚してしまい、チェッカー後のクールダウン周回では周りの人同様、二人とも自然に立ち上がって拍手をしていました。
走るために磨き上げられたオートバイは本当にかっこいいですね。またひとついい刺激になりましたが、表に出さないよう安全運転で常磐道を走り、帰路につきました。