W650大型エンジンガード取り付け

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2011年年末も25日、クリスマスで慌ただしい世間様とは隔離されたかのような集合住宅のバイク置き場にて、Kawasaki純正の大型エンジンガードの取り付けを行いました。

11月に行われたカスタムWの集いでは、様々なカスタムを施されたW650を見ることができまして、予想通り新しいパーツがいくつか欲しくなってしまったわけです。その中で最初に入手できたのがこの大型エンジンガードでした。新品はちょっと高くて踏み切れなかったので、中古で探したところお値段4000円とリーズナブルに入手できました。

 

さっそく取り付けましょう

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取り付け方法は至ってシンプル。オイルフィルター上にあるエンジンマウントを固定するボルトを使います。説明書的には、万が一エンジンが脱落する可能性を考えてジャッキで支える事を推奨していますが、私はジャッキを持っていなかったのでそのまま作業しました(真似しないほうが良いと思います)。

 

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こんな感じで、下のボルトをエンジンガードのボルトに差し替えるだけです。私でも簡単にできました!

 

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しかし流石に下部のボルト2本で固定はできないので、上部でも固定します。2本のフレームにぶら下がるようにU字の金具をくぐらせて、ナットで固定します。

 

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横から見るとこんな感じです。不必要に被写界深度が浅くて分かり辛いですが、単焦点レンズを買ったばかりなので勘弁してください。

 

完成しました

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おお!分かりきっていたこととはいえ、風防にエンジンガードって似合いますね!

 

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この角度から見るとかなり存在感あります。

 

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とは言っても、その横幅は純正ハンドルに比べればかわいいものです。後ろにはチャンピオンバッグがありますし、万が一転倒しても車体に足が挟まれる事はなさそうですね。

転倒時の車体ダメージを軽減するという本来の効能も十分魅力的ですが、個人的には無骨な金属パーツが増えた事にかなり満足しております。これで本来目指すはずのカッコイイカフェレーサーからまた一歩遠のきました…。

 

2011年 第五回東海エリアカスタムWの集い

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吹き付ける風がすっかり冬めいてそろそろツーリングもオフシーズン、という11月も終盤になっておりました。いつものように死んだ魚の眼をしてインターネットに興じておりますと、mixiのW650コミュニティにて「静岡県の東名高速牧ノ原SAでW650の集まりがある」という告知を発見しました。

 

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会場には既に到着された方々のバイクが並んでおりました。こちらは主催者のSatさんのW650。

学生をしていた数年前、乗りたいバイク像を探し求めて「W650 カフェレーサー」で検索すると必ずヒットしていたこのバイク、ずっと画面越しに拝見させてもらっていましたが、ついに実物を見ることができました。やはりロケットカウルのカッコよさというのは有無を言わさぬ説得力がありますね。ワンオフのエキパイからメーター周りまで私の憧れを具現化したような一台で、写真に収めるのも緊張しました。

 

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続けて大好物のロケットカウルはおそらくTRIUMPHのTHRUXTONでしょうか。

 

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他にも旧いTRIUMPH乗りの方が何台かいらっしゃいました。キックでエンジン始動して暖気してるところを見させてもらいましたが、アイドリングの振動でバイク動いちゃうんですね…。今まで見たことのない世界でしたが、こんな旧いバイクでも維持できるものなんですね。

 

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もちろんW650でカフェレーサー仕様な方々もたくさんいらっしゃいました。そもそも僕がW650を選んだのはトラディショナルなバーチカルツインにロケットカウルを付けたカフェレーサーに憧れたからなんですが、今では旭風防と箱をつけたロングツーリングおじさん仕様になってしまいました。どうしてこうなった。

 

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何人かの方とお話しさせてもらっている間にも続々と参加者が集まってきました。SRやチョッパーな感じの人もいて、普段見る機会のないいろんなスタイルのバイクを見ることができました。

 

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こちらはチョッパーなW650。ネットを徘徊すると、意外とチョッパー系の人多いですよね。手が入りすぎていてエンジン見なかったらとても同じバイクに見えないです。

 

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こちらのW650はエンジンがとても綺麗で羨ましい。

 

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旭風防+大型エンジンガードが大変格好いいW650!クローム仕様はフロントフォークがメッキなんですよね。メッキパーツが増えるとクラシックな雰囲気が増して羨ましいです。

 

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こちらも大変手がかかっているようで、同じW650に見えない一台でした。いろいろ変わっててどこから質問したら良いのか分からないほどでした。

 

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私のW650と似たパターンのタンクを載せたW650。よくよく見ると細かいところがモディファイされていました。フロントブレーキが左右逆に変更されていたのは気づきませんでした。

 

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タンクと同色に塗られたメットもお洒落ですが、驚いたのはタンデムステップ上に取り付けられた一体型ETCです。確かに一体型ETCはハンドルマウントすると存在感が大きくなってしまいますから、目立たないところに移設するアイデアには皆さん頭を悩ませますよね。

 

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私と同じく旭風防なW650。黒の布タレもあるんですね!クローム仕様の人は基本皆さんピカピカでした。

 

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ぱっと見はシンプルでも、よく見ると人それぞれ、様々な手が加えられてる車両が多かった印象です。シンプルな車両ゆえ、一人ひとりのこだわりが現れやすいのかもしれません。

 

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うわー!!カッコいい!と思ったのがこちらの車体のシート。オーナーの方とはタイミング合わずに話せませんでした。帰宅後にいろいろ調べてはいるんですが何のシートなのか一向に分からず…。

 

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これもいいなー!と思ったのはヘッドライトバイザー。調べてみると別名ピヨピヨ。こうして私が胸打たれるのはいつも旧車會アイテムじゃないですか。一緒に黄色のマルチリフレクターとかも欲しいんだけどさらに旧車會仕様になっちゃいそうです。

 

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というわけで、普段なかなかお目にかかることのできない様々な車両を見ることができて大満足なミーティングでした。ちなみに帰路は極寒の中、東名横浜町田~秦野中井までの大渋滞により往路の2倍以上時間がかかりました。

 

●まとめ
・やっぱりロケットカウルカッコいい
・謎のタックロールシートがかっこいい
・ヘッドライトバイザーかわいい
・黄色のリフレクター欲しい
・大型エンジンガード欲しい

やはりこのままいくと正統派ロッカーズ/カフェレーサー仕様になるのは無理そうです。私のW650はジャパニーズトラディショナル仕様って事で良いでしょうか…。