Raleigh CLSで行く群馬ツーリング(2)

9:00 群馬県高崎市

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昨晩高崎で迎えてくれたX君と安居酒屋に転がり込んだまでは良かったのですが、乾いた身体が水分を要求するのか水のように吸収される生ビール…。気がついたら2人で15杯を空けてしまい、数十センチにも伸びたレシートは安居酒屋の会計額ではありませんでした。自転車ツーリングは身体に良くてお金がかからないはずなのに何もかもパーです!
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Raleigh CLS 早春ポタリング(横浜〜鎌倉〜金沢)

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なかなか出口の見えない寒い冬は、バイクより漕いで気持ちいい自転車の季節!ということですっかり自転車づいてまいりました。相変わらず寒い日が続く中でかすかながら春の足音が聞こえそうな週末、会社の後輩Wと横浜を起点にポタリングすることになりました。いつも一人で走ってばかりだったので、誰かと一緒に走るのはこれが初めてになります。

まずは二台の自転車を彼の車に乗せてみなとみらいまで移動し、簡単に組み立ててから出発しました。みなとみらいから西へ進み、国道16号、県道21号(通称鎌倉街道)を使って鎌倉方面へ。上大岡を越えると軽いアップダウンもありますが、特に辛い思いもせず、路上駐車している四輪車さえ安全に処理すれば気持ち良いルートで鎌倉に向かえます。

 

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観光客で混み合う鎌倉を横目に抜けて、由比ヶ浜でお昼休憩にしました。ここで今日の行程の約半分、25kmを走ったことになります。そんな疲れた感覚はありませんでしたが、食事休憩をすると急に足が回るようになって、いつの間にかエネルギーを消費していることに気付かされました。食後は交通量が多くて路肩に砂が浮く海沿いの道路を避けて、一本内陸よりの裏道を使って逗子から金沢方面へ向かいました。

バイクで走ったことがある道でも自転車で走ると全く別物に感じます。この辺りってこんなに起伏あったの?だったり、こんなお店があった!など、普段バイクのスピードとパワーに乗せられて素通りしてしまうような状況の変化に敏感になれます。四輪車より二輪車、大型二輪より原付バイク、原付バイクより自転車と、パワーが無くなるほど土地との距離が近くなるような感覚を覚えます。

 

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途中、安全そうな場所で後輩の自転車と交換してみましたが、軽さとそれによる操作性、乗り心地と、何から何まで別物でした。これが現代のロードバイクなんですね。端的に言えば不安になるくらい軽くて、私でもスピードが出せそうな気分になります。

一般的にはアルミフレームよりクロモリフレームの方がしなやかと言われる乗り心地については、確かにそのような印象を持ちました。ただ、2台の重量差の方がショックなほど大きく、クロモリだから云々、という細かい乗り味を議論するに至ることができませんでした。同じ自転車ですが、モーターサイクルで言えばスーパースポーツとクラシックツインくらいの差がありそうです。

 

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ともあれ、春めいた陽気の中一日かけて60kmというのはのんびり走れてちょうどいい距離でした。アップダウンあり、海の眺めあり、寺社仏閣ありの贅沢なルートですし、季節を選んでまた走ってみたいと思います。

 

Raleigh CLS トゥークリップの取り付けとチューブ交換

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夜に第三京浜ばかり走っているうちに季節はすっかり冬です。冬といえばバイクより自転車に乗るのが気持ち良い季節!というわけで今回はちょこっと自転車いじりした模様をお送りします。最初は余裕だったこのガレージもいつの間にかこんな状態で作業スペース確保も一苦労…。

 

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今日の作業は先日手に入れたこのトゥークリップの取り付けとパンクしてしまった前輪のチューブ修理です。最新のロードレーサーならビンディングペダルなんですが、一応クラシックなランドナースタイルですのでこんなものを選んでみました。正確には「ケージクリップ」と呼ぶようです。これで引き足が使える分、今までより楽にペダリングできるようになるはず、というものです。他にもレザーのベルト式のものもカッコよかったのですが、装着の簡便さはこちらのが良さそうかなと思いました。

 

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取り付けは単純で、元々ペダルに装着されている前側のリフレクターを外して、空いたところにボルトナットで固定するだけです。しかしペダルを回してみるとクリップ先端と地面のクリアランスがギリギリであることがわかりました。どんな靴を履いて自転車に乗るか想定せずに「大は小を兼ねる」という考えのもと大きめのものを買ったのが良くなかったのかもしれませんが、どんなサイズだろうとバンクすれば多かれ少なかれ地面との接触はあり得るでしょうから、実際乗ってみてから考えることにしましょう。

 

チューブ交換の巻

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次にパンクしてしまった前輪のチューブ修理です。なんだかんだパンク修理なんて自分でやるのは初めてです!今後出先でパンクしてしまったときのためにPanaracerの携帯用タイヤレバーと、修理できなかったときのために交換用チューブを準備しておきました。

 

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小学生の頃は親にやってもらい、中学生の頃は近所の自転車屋さんにやってもらい、その後原付免許を取ってからパンク修理の機会は全くなくなりました。横から見て子供心にめんどくさそうだなーと思っていたタイヤ外しも、クイックリリースで車体から外して、タイヤレバーを順番にはめていけば苦労せずにできました。これなら出先でパンクしてもなんとかなりそうな気がします。タイヤレバーもいろいろありますが、このPanaracerのものが一番シンプルで携帯性が良さそうな上、安いのが決め手で選びました。

 

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どこかで「純正チューブはコストダウンの為に安いものが使われている」という話を見たことがあったのですが、台湾製のチューブが出てきました。Web上での評判はとにかく安いけど品質の当たり外れが激しい、というものでしたが…

 

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写真ではわかりづらいですが、バケツに水を張ってブクブクしてみると完全にバルブ根本に亀裂が入っておりました。元々の品質なのか、経年劣化なのか(といっても1年くらい)、他の平面であればパンク修理キットで補修可能ですが、ここばっかりは難しそうです。というわけで予め準備しておいた新品チューブに交換することにしました。

 

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どんな乗り物でもバネ下重量の軽減は運動性能の向上に直結すると言われておりますが、自転車においては特に顕著のようなので一応チューブの重量を計量してみました。こちらはバルブ根本に亀裂が入ってしまった交換前チューブ:131gでした。

 

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新品のチューブは105gでした。26gの減量ではほとんど変化はないでしょうが、一応バネ下重量の軽減になったことになります?ペダルが軽くなるような気分にはなれそうですね。

 

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後はチューブを噛み込まないように注意しながら、元通りタイヤをリムにはめ込んで完成です。今回初めての作業でしたがチューブ交換であれば出先でもなんとかできそうな気がしました。今後はタイヤレバーと予備のチューブを積んで走りに行きたいと思います。

 

Raleigh CLSで行く春の栃木ツーリング(3)

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これまでの記事はこちら:
Raleigh CLSで行く春の栃木ツーリング(1) | Scientist on the motor
Raleigh CLSで行く春の栃木ツーリング(2) | Scientist on the motor

 

7:00 栃木県宇都宮市

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学生時代に泊まり慣れた友人宅で起床。この部屋で起きる度にあの頃に戻るような気がして朝からしんみりしてしまいそうになります。名残惜しいところですがさっさとタイヤに空気を入れて出発しましょう。朝の空気が大変気持ち良いです。
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