3週間前が群馬長野へのマスツーリング、2週間前が群馬の山ツーリング、先週は反動で海が見たくなったので伊豆ツーリングと、最近遠出ばかりしていました。そうすると不思議と恋しくなってくるのがホームコース?の奥多摩ルート。朝は少しだけ出遅れましたが、5時前には最寄りICから中央道に乗れました。
八王子で降りて新滝山街道、あきる野、五日市線を越えて梅ヶ谷峠で青梅へ。多摩川沿いにあるいつものコンビニで朝ごはんです。朝の空気と川の流れる音、山の匂いを感じながらコンビニ飯を食べて、今日のルートどうしようかなーなんて考えてる時間が朝ツーリングで一番幸せな時間だったりします。出発前から分かっていたことですが、奥多摩方面だけ雨が降っているようでした。行先の山々も雲の中のようですが、まあなんとかなるべ、と先に進みます。
まあなんとかなるわけもなく、奥多摩湖に着く頃にはポツポツと雨粒がシールドに当たるようになってきました。路面は完全にウェットです。山に雲がかかり幻想的な雰囲気ですが、うっかりマンホールの蓋に乗ったら10cmくらい横滑りして、それから路面のマンホールが気になって走りを楽しむどころではなくなってしまいました。
でも山の方を見ると雲の切れ目から晴れ間も見えてるみたい?なのでとりあえず当初考えていた丹波山方面へ進むことにしました。
しかし奥多摩湖を出発した事を後悔するくらいの集中的な雨です。時間が経てば止むだろうと考えていましたが甘かったですね。いくら大きなカウルのついたR100RSでも、スピードの出ない峠道でこれだけの雨量があるとあっさり全身濡れます。このまま柳沢峠に向かって雨が上がっていたとしても路面は濡れたままだろうし、雨雲から抜ける事を目的に進路を南の小菅方面にとることにしました。
割とずぶ濡れになりましたが道の駅こすげに到着しました。軒先を少し拝借して休憩しつつ雨宿り。隣接する「小菅の湯」が朝から営業していたら迷わず飛び込みたいくらいでしたが、残念ながら10:00〜の営業とのこと。朝ツーリングに朝風呂の組み合わせはいつか実現したいです。
少しずつ雨脚が弱まってきたので出発することにしましょう。
出発するとほとんど雨は上がり、道端にきれいな紫陽花を見つけました。不運なにわか雨に降られたって悪いことばかりじゃありません。
しかしこのまま松姫峠から大月に抜けて中央道で帰宅というのも物足りない気がします。本当は折り返して奥多摩周遊を走りたかったのですが、路面ずぶ濡れではビビって気持ちよく走れなそうですしね。
そんなわけで大月から都留に抜けて、以前使った県道24号線で道志に入り、道志経由で帰路につくことにしました。県道24号線は都留側から走っても走りやすい道です。しかしこういう走りやすい峠道を走るほどこのR100RSにきちんと乗れてないのがよく分かるようで複雑な気分です。今まで乗っていたバイクのように後輪に乗るような乗り方ではダメなんだろう、というところまでは分かっているつもりなんですが…
道志みちのコンビニで少し休憩して、圏央道を使って帰ろうかと思いましたが、どうやらしっかり渋滞中のようです。道志みちも山中湖方面は流れの悪い中、家族連れと思しきミニバンがたくさん走っておりました。
というわけで圏央道を避けて県道76号で藤野方面へ抜けて相模湖ICから中央道へ。渋滞なく最寄りICで降りて帰宅しました。6時間、217kmのツーリングでした。朝のお散歩ツーリングはこれくらいの距離と時間がちょうど良いですね。