未踏の地・九州を走り抜けるツーリング 5日目(長崎~佐世保~別府)

九州ツーリング5日目です

2泊滞在となった長崎ともお別れして、次の目的地に向かうのです。次来るときこそは、軍艦島行って、文明堂のカステラ食って、桃鉄でおなじみのびわゼリーとかも食べたいですな。軍艦島は年間100日前後しかクルーズできないそうです。1/3と言えばそんな確率低くもなさそうなんですが。

また元来た長崎自動車道を北上。武雄JCTで西九州自動車道を佐世保方面へ行けば良いんだけど、手前から下道をトコトコ走ることにしました。東彼杵ICから国道205号で佐世保方面へ。途中何もない田舎道の雑木林を割ったような場所にハウステンボスが出てきてびびったわ。こんなアクセスの悪いところにあったんですね・・・。そりゃ経営m

佐世保の街も賑やか。何でか不思議なんだけど、九州の街ってみんな交通の便の悪いところにあったりするのに、どこに行っても活気があるんだよね。俺の地元なんて東北新幹線通ってる駅前でも活気のかの字もない。何が違うんだろ。

市街地を抜けると、バカでかい造船所と、米軍基地があります。こんなに船が主張してる街は初めてかも。街を外れて山道を登っていくと、本日最初の目的地に到着。

展海望からみる九十九島

バイク停めて、ヒーヒー言いながら階段登って、目の前に広がった景色がこれだよ。こういうすごい景色を前にすると俺って笑っちゃうのね。なんだよこれ。

ちなみにGRで撮った写真はほとんど暗すぎてカス画像でした。あまりの絶景に興奮して何枚も写真撮ったんだけど。上の写真はiPhoneで撮ったもの。

唯一マシであろう写真がこれ。
どうしても暗くなっちゃうんですよね-。晴れた日の屋外が課題。明るめにしておけば良いのかもしれないけど。

ちなみにこの時僕の周りは観光バスでやってきた老人団体でごった返していたのでした。なんで俺が狙ってくる場所ってこうなるんだろう。まあいいんですけど。

佐世保に来たんだし、お昼はやっぱり、

佐世保バーガー

博多では下調べ不足でまんまと一風堂に行く羽目になった俺だが、佐世保バーガーについて抜かりはなかったのだ。市内には全国展開している有名チェーンの本店があるみたいだけど、もっと地元の人が食べに行くようなお店が良いなと調べたのがここ。(食べログ調べ)

misarosso

大きめの通りからちょっと一本入ったところにあるお店。
そうそう、こういうお店が良いよね。

注文した品名を失念・・・。
恐らく最もスタンダードなハンバーガーを注文したはず。

で、これ。

こんなすごいのが確かセットで7、800円だったはず。関東で売られている佐世保バーガーとはなんだったのか。1000円くらいしますよね、あれ。

勿論一個でお腹いっぱいです。大満足。

腹が膨れたら次は大移動。

佐世保→別府

九州の西にある佐世保から東にある別府まで横断するよ!といってもこの間は高速道路が通っているのでサクサクと移動できます。佐世保みなとICから西九州自動車道へ、武雄JCTから長崎自動車道へ。吉野ヶ里とか久留米ラーメンの時に通った鳥栖JCTを超えると大分自動車道。
佐世保を出た時点で昼過ぎだったので、大分に入る頃には日もだいぶ傾いてきました。その上、山道なのでちょいと肌寒い。湯布院ICで高速道路を降りて、ちょいと休憩。誰もが行った方が良いよ!とお勧めしてくれる由布院駅前へ。

・・・が、ここバイクで来る所じゃないね。イメージ的にはこぢんまりとした軽井沢って感じ。駅前からは小洒落たお店が軒を連ね、平日だってのに観光客がわんさか歩いていました。実は由布院駅にある足湯でちょっと暖まろうと思ってたんです。でも駅前には勿論、周辺をまわってもバイクをおけそうな場所が見あたらなかったので、場違いバイク乗りはそそくさと由布院の街を発つことになったのでした。お勧めしてくれた皆さんごめんなさい。ここも次回来た時の宿題です。

別府の街から由布岳、久住高原、阿蘇へと繋ぐ有名な「やまなみハイウェイ」は由布院の街の南側を走っています。この道に乗って別府の街を目指します。

やっと写真が出てきたよ・・・由布岳を目の前に走るやまなみハイウェイは道幅も広く、爽快そのもの。

狹霧台から。今回のツーリングの積載の辛さがお分かり頂けるであろうか。キャリアがないとタンデムシート上にホムセン箱を縛り付けることになるのですが、シートが柔らかいから全く安定しない。仕事のせいにしてキャリア取り付けを怠ったのが原因です。まあ中途半端にキャンプ道具積んでくるより良かったかもしれないけどね・・・。

別府に着きました

何この駅・・・駅前に温泉が出てる・・・。駅前だけでなく、山道から見下ろす別府の街は至る所からもうもうと湯気が立ち上がるまさに温泉の街でした。

夕食は何を食べて良いかわからなかったので、食べログで評判の良かった天ぷら屋さんで天丼を頂きました。

5日目 長崎~佐世保~別府まとめ

メーター読み:347km
地方での高速移動は効率的ですが、非常につまらない。
そしてこの地図を作るのも結構大変。何か良い方法ないかな。

続きはまた来週・・・

未踏の地・九州を走り廻るツーリング 4日目(長崎~雲仙~諫早)

雨の長崎から一夜明け、この日は午前中雨が若干残るとの予報・・・

が、

晴れてるじゃん。しかも暑いし。
まあいいや。折角連泊するんだし、のんびり長崎市内観光することにします。バイクも東横インの駐輪場に置いておけるし。

長崎市内観光は路面電車で

市内の主要なスポットには路面電車で行けるみたいです。路面電車の街は愛媛の松山ぶり。しかも実際に乗るのは初めてかも。運賃は何処まで行っても120円。小銭用意するのが面倒なので500円で乗り放題の一日乗車券を購入しました。

路面電車の軌道は当然自動車の走る道路の中にあるので、教習所の学科以来見たことのない標識や信号がたくさんあります。松山の時も苦労したけど、ヨソ者にとっては街中を走るだけでもヒヤヒヤ。右折待ち時に軌道に近づきすぎると容赦ないクラクションを浴びることができます。近づいてることをお知らせしてくれてるんだけども。

そんなわけで最初の目的地に到着。

長崎原爆資料館・国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館

長崎に来てここを訪れない訳にはいかないと思ったので最初に訪問。
資料館と平和祈念館は同じ敷地内にありました。

入口が近かったという理由で平和祈念館から。

地上のエントランスから、建物の周りをぐるっと回ります。
何だか綺麗にデザインされていて、意味ありげな形だなと思っていたら、きちんと能書きが書いてありました。大きい円形の水盤は「原爆死没者が求めた水をたたえるためのもの」、二つのガラスの柱は「爆心地の方向を示すもの」、夜になると点灯する水盤の中にある約七万個のLEDは「死没者数を示すもの」。

・・・・・。

祈念館自体は地下にあり、順路に従って進んでいくと被害者の手記や各種資料を見ることができます。地上に立っていた柱は地下二階まで続いており、その柱の間には被害者の名簿が保管してある「追悼空間」になっています。
流れとしては被害者の記録を見た後に、追悼空間で手を合わせる、という流れなんですけど、その前にある「追悼空間前室」って部屋が、「壁に被害者の遺影が浮かび上がる」という部屋でして、もうなんというかすごい所でした。

もちろん平日の午前中ですから、客なんて僕以外に2組くらいしかいませんでした。欧米系の外国人カップルは館内の写真撮ったりしてましたけど、とてもカメラなんて出せる気分なる所じゃないよここは。(そもそも撮影禁止だったような)何だか建物全体に外界とは違う空気が流れてて、言葉では表現できない厳粛な雰囲気でした。

隣の原爆資料館へは地下通路で繋がっていました。
というか、普通は資料館→祈念館の流れみたいですね。学んでから→追悼てことで。

こちらは打って変わって小学生修学旅行の大群。館内には原爆の衝撃でひしゃげた鉄塔など、当時の被害の様子を伝える物品が展示されているわけですが、

「うっひゃーーwwwスゲーーこれスゲーww」
「どれどれーーww」

みたいな雰囲気で一気に賑やかになりました。なんだこれ。

なんて感想にまとめたらいいか、適切な言葉が見つからないけど、とにかく来て良かったです。

原爆公園・平和公園

資料館を出て少し歩くとすぐに原爆公園に着きます。原爆落下の中心地だそうです。

小学生が合唱したり、折り鶴を飾ったりしていました。合唱聞いてたら涙腺がゆるんでしまった・・・なんだか調子がおかしいぞ。

お隣は有名な平和祈念像のある平和公園。

この公園も噴水があったりと、水を使った作り物が目立ちますね。
目の前の石碑に文章が書いてありました。読みたい方は写真をクリックして大きい画像でご覧下さい。少なからずショッキングな文章です。各施設で水が重視される理由がわかると思います。

平和祈念像です。露出が暗くて残念な写真ですが。
ここにも修学旅行生がずらり。あとアジア系の外国人旅行客。

これで一通りまわれたので路面電車で次の目的地へ。

長崎出島

出島って海にピョコってでてるヤツだよね?僕の泊まった宿の近くに「出島」って駅があったんだけど、海は全然遠いし、地図みても歴史の教科書に出てたような形がどこにも見あたらないじゃないの。
というわけでまずはその「出島」駅で降りてみましょう。路面電車の中は修学旅行の中学生か高校生でほぼ無法地帯でした。引率の教師は何やってんだよ仕事しろ。

ついた。

出・・島・・・?

出島は、1883年(明治16年)から8年間にわたって行われた中島川河口の工事によって北側部分が削られ、1897年(明治30年)から7年にわたって行われた港湾改良工事によってその周辺を埋め立てられ、島ではなくなった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E5%B3%B6

あー、埋め立てられちゃったんですね。この写真の門はかつてオランダの船が接岸して荷下ろしとかしてた所に通じるものだったそうです。ということはこの手前を走ってる道路あたりは海だったわけですね。

内部は1996年から復元が始まったそうで、綺麗に整備されています。

侍の格好した案内のオジサンがいろいろ教えてくれます。というか、やっぱ平日なのでお客さんはほとんどいないのです。観光客丸出しの若造が一人でプラプラしてると嬉しそうに話しかけて貰えます。

しかしさっきの原爆関係の施設巡りで結構消耗していたので、あんまりじっくりと見学することができませんでした。一番立派な「カピタン部屋」という商館長宅だけじっくり見てきました。出島の南側に位置していて、2階の出窓からは説明のおっちゃんがまた熱弁してくれる人で、当時オランダから極東の僻地に飛ばされる羽目になった人達の気持ちを自分のことのように話すもんだから聞き入っちゃったよ。『この出窓から遠い母国を想い眺めていたんですね・・・』って何言ってんだよ俺は。

施設自体は、長崎市が目玉飛び出るほど金注いで整備しているので、とても勉強になるんじゃないでしょうか。ただ、ちょっとコンパクトすぎて拍子抜け感もありましたが。

さて、島と言えば・・・

軍艦島は?

度重なる電話問い合わせの結果も虚しく、この日も高波うねりの影響により軍艦島クルーズは欠航となりました・・・。こんなに天気良いのに!

とりあえず、翌日の午前の便まで様子を見て、無理なら諦めることとしました。今回無理だったらまた九州来る口実になるしね!

ガッカリしたら腹減ったので昼飯を食う。

考えるのが面倒だったので長崎港にあるお店で海鮮丼を頂きました。
何処にピント合ってんだこの写真。美味しいお魚で御座いました。この辺の魚食ってる人は関東の海なし県の魚食ったら驚くんだろうな。

アテもなく走る午後 雲仙〜諫早

さて、お腹もいっぱいになったし、午後何すっかなー。長崎には他にも洋館みたいな所とか、教会とか、異国情緒的なスポットが沢山あるので、観光スポットには困らないんですけど、何か忘れてるんだよな−。

今日、バイク乗ってないですよね。

・・・というわけで東横インの駐輪場からバイクを引っ張り出して走り出したのです。でも何も決まってないんだよね。次の行き先としてモヤモヤと考えていたのは佐世保方面。よくわかんないけど、そんな遠くないだろうし行ってみるか。小腹空く頃に佐世保バーガー食って、長崎に帰ってくるのは遅くなってもしゃーないでしょ。

などと考えながら高速を走ってると高速のICの看板に「島原・雲仙」の文字・・・ゴクリ。雲仙って昔噴火した山だよね?そういや長崎だったけど全く計画の中に入ってなかったわ。噴火するって事は立派な山で、迫力ある景色とか、走り甲斐のある有料道路とかありそうだよね?

長崎から1区間で高速降りました。これがノープランの良いところ!

が、その後に襲いかかるノープランの悪いところ。高速ICからがクソ遠い・・・しかも雲仙方面に行く道が片側一車線の国道1本しかないもんだから流れが悪いのなんの。距離的には50km少々だったからナメてかかったけど、2時間弱くらいかかったわ。しかもなんか寒いし。するとタイミング良く硫化水素の臭いが。温泉街でござるな。

公園みたいなところに日本一長い足湯がありました。地元の方の憩いの場みたい。しかし辺りはもうむせ返るほどの硫化水素臭。温泉の臭い嗅ぐと「硫黄の臭い!」って言う人いるけど、あれは硫化水素の臭いだからね。最近流行ったあの硫化水素だよ。
周りを見渡すとあちこちに湯気が噴き出してる温泉宿が沢山あるし、結構な温泉街ですな。ここなんて場所なんだろ。

オバマ温泉・・・。源泉の熱量は世界一らしいです。

オバマ温泉からは雲仙のワインディングを楽しむ・・・はずが、日も傾いてきてものすごく寒いのなんの。登れば登るほど濃くなる霧と下がる体感温度。きっと晴れていれば絶景が待っていたかと思うと残念無念士気低下。

オバマ温泉手前、千々石展望所から撮ったおそらく雲仙方面(普賢岳?)であろう写真。

山の合間には温泉街があったり、ワインディングも走り甲斐のある内容で、またの機会には必ずリベンジしたいスポットとなりました。

そのまま山道を反対側の島原方面へ。島原もお城があったりと見所がありそうですが、日が傾いてきた上にクソ寒いので華麗にスルー。折角諫早まで来たんだから、昔ニュースでズダダダダって海をちょん切った干拓堤防を見に行かなきゃ!と思って走ってみたものの天気悪いし、干拓側は水の色悪いし、なんだか霞ヶ浦あたり走ってるような気分になったので写真が一枚もありません(早く帰りたかった)。

最後は我慢大会みたいになりながら、長崎の街に帰りました。
晩ご飯は確か駅前で回転寿司食った気がする。

長崎〜雲仙〜諫早 まとめ

なんだか後半の中途半端加減が後味悪いですが、きちんと計画的に走れば山あり海あり、温泉あり干拓ありの盛りだくさんスポットだと思うんだよなー。南島原から天草に渡るルートなんてのも面白そうです。

メーター読み:182km

知らない土地を無計画に走るのは一人旅の醍醐味ですが、それ相応のリスクがあることを学ばなくてはならないのです。

これでやっと1/3くらいです。
続きはまた来週。

未踏の地・九州を走り切るツーリング 3日目(博多~久留米~長崎)

3日目:博多→長崎

そういえばビジネスホテルに一人で泊まったのって初めてだったかもしれない3日目の朝。お天気も宜しく、お世話になった宿から早速出発です。

本当は昨日行こうか悩んだ太宰府に向かいます。博多市街地周辺は都市高速(首都高的な)が走ってるので、太宰府まではすぐ着きそう。ETC割引されちゃったりして良いことずくめですね・・・と思ったら、

ETCゲートが開かないでやんの。

バーをギリギリで避けながら、狭小三角地帯みたいなところで荷物おろしてシート下からETCカード取り出して料金所のオジサンに平謝りして。おっちゃんがいい人だったのが救いだわ「やーやーwこればっかりは機械が悪いからしゃーないよなwww」だとさ。お手数掛けました。このETCで開かなかったのこれで二回目か。正直怖い。

太宰府天満宮

平日午前中だけあって、参道はあんまり人気がないです。こういう閑散とした観光地って良いですよね。独り占め感とかそういうんじゃないんですけど、ゴミゴミしてる時とはまた違った表情が見えたりしますよね。まあここ来るの初めてなんですけど。

などとフラフラ想い耽っているうちに、観光バスで押し寄せた中国・韓国人観光客で一気に賑やかになりました。

太宰府天満宮は京都の北野天満宮と並んで菅原道真公を祀った全国天満宮の総本社ですね。お勉強の神様です。菅原道真と牛が縁深いというというのは聞いたことあったようななかったような。

菅原道真と牛との関係は深く「道真の出生年は丑年である」「大宰府への左遷時牛が道真を泣いて見送った」「道真は牛に乗り大宰府へ下った」「道真には牛が よくなつき、道真もまた牛を愛育した」「牛が刺客から道真を守った」「道真の墓所(太宰府天満宮)の位置は牛が決めた」など牛にまつわる伝承や縁起が数多 く存在する。これにより牛は天満宮において神使(祭神の使者)とされ臥牛の像が決まって置かれている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E4%BF%A1%E4%BB%B0

というわけで、境内には至る所に牛さんがいます。

太鼓橋という立派な橋を渡ります。本殿?までが長い。

この境内に植えてある木はどれも立派。どれもこれも相当な年代物なんでしょうね。木陰が作り出す涼しい空気と相まって、言葉にできないような迫力を感じる。

この迫力をお伝えする写真が取れていないのが残念。

いくつ目かわからない鳥居をくぐります。
外国人観光客のみなさん、鳥居ごとに写真撮ってる気がするんだけど、どーすんだよそれ。

立派な門。楼門というそうです。

本殿です。相変わらず日本人の比率が低い。

お参りしましょう。
神社のこの手洗う所(手水舎というらしい)って好きなんですよ。

ここまで来て別に斜に構えるつもりもないんだけど、こういう歴史の深い社寺仏閣に来ると、いつの間にか雰囲気に飲まれて、姿勢を正したような糞真面目な気持ちになってしまうのです。

というノリのまま、「折角だから絵馬でも」と書いた内容は今でも思い出すと恥ずかしくて背中がかゆくなる。あー1人で良かった。

実はこの太宰府天満宮の裏手にある山の上には九州国立博物館があるとのこと。境内の脇から、山の中を走るエスカレーターで行けるみたいです。

登りの次は動く歩道的なのもあります。横の壁に色とりどりの光が流れていて飽きない、が、人気がなさ過ぎて少々不気味。

しかし大層立派な設備だな・・・。博物館も国立だし、期待が膨らみますな。

と、

・・・休館日でした。もうね、曜日感覚ってものが完全に欠落してるんですよ。この日は月曜日。お役所はお休みで御座いますね。

激しくシケたので、茶屋で名物の「梅が枝餅」と抹茶のセットで落ち着きを取り戻す。小腹が埋まればいいやと思ってたけど、この梅が枝餅ってのがなかなか美味しい。構造はモナカの中に饅頭が入ってて、それを注文受けた後にプレス機見たいので焼いてるみたいです。お土産にしようと思ったけど、ちと高い+ナマモノ扱いなので今回はパス。

次の目的地に向かいましょう。

大宰府庁舎跡〜久留米

そもそも大宰府ってのは昔の地方行政機関ですよね。外交とか、防衛とか、左遷とかね。太宰府市ってどうしても天満宮に目がいくけど、庁舎跡も見ておかないとね。大昔の地方都市跡だなんて歴史のロマンがあふれて胃もたれしそうだろ?

天満宮から庁舎跡まではものの数キロです。バイクならピョロピョロっと走ればすぐ着く。

着いた。

・・・が、

なんというか、ただの広場ですねこりゃ。
石碑とか立ってるけど、どうなんだろうねこれ。ざっと調べた限りではここに建物があったのはあったみたいね。ただ、その周りに形成されたであろう都市については、偉い先生が一生懸命議論してるレベルみたい。

まあ、千何百年も前のお話ですからね。

太宰府を堪能しましたので、次の目的地へ。
今日のお昼こそはご当地ラーメンを食べたいと思います。出発前に九州出身の連中に聞いた話では、「一番九州ラーメン”らしい”のは久留米」とのこと。

太宰府ICから九州自動車道で鳥栖ICへ、そこから国道3号を走って久留米市内へ。結構クルマ多いのね。鳥栖って佐賀県?だけどその先の久留米は福岡。

沖食堂さんです。
博多の二の舞にならないようにしっかり下調べしました(食べログで)。もう完全に町の食堂です。これ絶対旨いだろ。

メニューはラーメン、焼きめし・・・おにぎり?・・・うどん??
いろいろあるみたいです。
ラーメンと焼きめしを注文。てかラーメン380円て安いなー。昨日の一風堂とは一体何だったのか。焼きめしと合わせても820円です。

これね−、すげー濃いのよ。何が濃いの?って言われてもよくわかんない。コクがあるっての?それも違う気がする。でも後味さっぱり。口の中嫌な感じにならない。九州の豚骨ってのは濃いのにさっぱり!みたいのがミソなのかな。

もちろん胃袋キャパオーバーです。腹裂けるかと思ったわ。

胃袋も満たされたところで、福岡県ともお別れです。
佐賀県に行きましょう。

何もない県? 佐賀

この九州ツーリング前の下調べの時に、佐賀出身の会社の先輩に佐賀の見所を聞くと「あるわけねーだろww佐賀だぞw 強いて言えば呼子のイカかな?」とのこと。

いやいや、あるじゃないですか良いところが。

吉野ヶ里遺跡です。中学の教科書そのまんまの風景ね。遺跡周辺は公園として運営しているようです。勿論平日の15時過ぎにお客などほぼ皆無。雰囲気が雰囲気なだけに、1人で歩いてると非常に不気味。でも消化試合的にさっさと済ませてしまうのも勿体ないし・・・と悩んでいると案内のおばちゃんが登場。

「どこから来たとですか?」
『神奈川です』
「あらまた遠くから!1人で?オートバイかい?」
『ええまあ』
「わたし出身茨城なんですよ!」
『!?』

てな具合に会話が変な方向に転がりはじめ、見張り櫓の上で遠くに見えるであろう有明海を望みながらおばちゃんのこれまでの史跡めぐりについて話を聞くことに。どうやらこの人はこの遺跡の従業員さん?で、出版社やら教科書やらその辺に関わってた人みたい。世界各国の史跡はかなりまわったらしく、かなりアクティブな方でした。

「家の中の造りなんかもよく見てみて」なんて言うもんだから、薄明かりの中覗いてみたら蝋人形が三体くらい座っててマジ小便漏らすかと思った。またこの展開かよ。マジでこういうの止めろ。

発掘の実績から、このエリアの北に行けば行くほど重要な土地や重要な人物の墓が出るそうで、一般住居エリアの北側には祭壇があり、そのさらに北には銅剣や勾玉が出土した重要人物の墓がありました。

だだっ広くて1人で歩くと不気味この上ないんだけど、大昔の人の跡がこうして発掘されるのって凄く不思議な感じだね。またしても歴史のロマンでお腹いっぱいになってしまいました。

「もともとはね、ここは畑で、工業団地作ろうと思って穴掘ったらいろいろ出てきて大騒ぎになったんよね」
『へーそうだったんすか』
「今歩いてきた道とか掘ったら棺だらけだったんよ^^」
『!?』

お客さんの多い日に、お友達やご家族との訪問をお勧め致します。

長崎への道

遺跡おばちゃんと喋り込んでたら随分日が暮れてきてしまったので、会社の先輩イチオシの「呼子のイカ」は今回スルーと致しました。目指すは宿の予約を入れてある長崎市街です。

と、言っても吉野ヶ里遺跡最寄りのICから高速に乗って、ピャーッと走るだけなんですけどね。走るだけなんですけど、さすが「今日も雨だった」と言われる長崎。だんだん雲行きが怪しくなってきたので先を急ぎます。

只でさえ雨が降ると辛いバイクですが、今回長崎で雨に降られると辛い理由がもう一つあります。それはこのツーリングの目的の一つである軍艦島クルーズの船が出航してくれなくなる事。軍艦島についての詳細はリンク先をご覧下さいませ。最近になってようやく一般人でもお金を払えば訪れることができるようなったところなのです。

御託を並べてるうちに高速道路は山を縫い、長崎バイパスを経て長崎の街へ。

長崎は今日も・・・

雨で御座いました。まあタダで済むとは思ってなかったよ。長崎だけに。
ただ、駅前の東横インに着いた途端にバシャバシャ降ってきて、ほんとに秒単位の差で濡れずに済みました。助かった。写真は荷物を置いて中華街をフラフラしていた時に撮ったもの。流石に平日夜は人通りも少ない上、時間も時間(20:30くらい)だったので、寂しいを通り越して若干不気味でした。

長崎の食べ物と言えば?と考えて思いついたちゃんぽんですが、個人的にはこりゃすげーうまい!ってものでもなかったかな・・・てかそもそも魚介が煮込んであるような料理がちと苦手。でもスープが美味しくて、そっちの印象が残ってます。

この日の天気予報では翌日も午前は若干雨が残るかな?的な天気。
雨の中走っても辛いだけなので、長崎に連泊して観光しつつ、軍艦島クルーズに出航できる機会をうかがうことにしました。

3日目 福岡〜長崎まとめ

メーター読み:212km
移動距離長いように見えて、実はあんま走ってないですね。

続きはまた来週。