熊本城
九州ツーリング9日目
いつも通り東横インのお部屋で起床。
東横インに泊まりすぎて、自分の部屋みたいな感覚になってきた。
この日の予定は熊本市内散策の後、鹿児島まで南下して指宿温泉を目指す予定。
昨晩、一人で繁華街を散策してしっかり駐輪場を見つけておきました。
熊本市内中心部にある辛島公園の地下はバイクやら自転車やらクルマやら置ける大きなパーキングになっていました。こういうのあるとすごく便利。
おばちゃんの誘導に従ってバイクを停めると、お決まりの(失礼)「どこから来たとですか?」。神奈川ですよ−、と一通り会話したあと、「この駐車場いくらですか?」と聞くとなんと無料w 丁寧に熊本城までの案内までしてもらって、至れり尽くせりでした。熊本って本当に良いところですね。
現代奴隷の飼料こと朝マックで朝食を済ませると、熊本城の立派な石垣を背に加藤清正が迎えてくれます。恐縮です。
折角なので熊本城について少し調べてみました・・・ってやりたかったけど、あまりにもwikipediaの情報量が膨大なのでやってられなくなりました。しかしまあ、いろんな城マニアが絶賛するだけあって、期待が膨らむところです。
入口で500円くらい払って入場。
敷地の外から見ても十分すごかったけど、敷地内に入ると余計に強調される立派な石垣。四国の松山城も凄かったけど、ここのは石垣の距離?長さというか数というか、とにかく多いんです。
新緑と石垣のコントラスト。
天守閣っぽいのが見えてきました。
それと同時に観光客も増えてきました。割と日本人も多くて、6割くらいいそう。
天守閣の手前でこんな地下通路を通ったり。
ちゃんと能書きがあったんだけど、どんなんだったか忘れた。
通路を抜けると天守閣(だったと思う)
立派すぎるw
ちょっと遠目から。
もうちょっと遠目。
天守閣の迫力がお伝えできたでしょうか。
というわけで、中にお邪魔します。
この日は前日同様に凄く良い天気。
この高さまで登ろうも、天守閣の中は大混雑。
外も結構賑わってました。
時代劇みたいな内装!
・・・は、天守閣内ではなく、別館に復元されたものです。
復元とはいえ、こんな規模のものを綺麗に作ってあるのを見たのは初めてかも。
秀吉をもてなすための部屋、だったかな?
金箔使い放題。撮影はフラッシュ厳禁でした。フラッシュのキャンセル方法がわからなくて焚いちゃうオッサンとかいましたけど、結構ちゃんと注意されます。持ってて良かったGR。
まあ、僕もブレブレなんですけどね・・・。
だって行列の中で順番待ちながらの撮影だったんだもの。
というわけで、熊本城は予想以上の大満足!
お土産コーナーで散財しそうになったが、歯を食いしばって離脱。
昼の熊本市街地
熊本城から、繁華街へ徒歩で移動。
昼も良い時間になってくると歩くだけで暑いのなんの。
途中、太鼓コンクールとか眺めて休憩したり、会社へのお土産を調達したり。
今回は熊本名物「馬刺せんべい」です。
本当はパッケージのインパクトという理由だけで「にわかせんぺい」にしたかったんだけど、福岡エリアを離れると入手は難しいみたい。
にわかせんぺい本舗 東雲堂
どこにでもあるアーケード街・・・が、やはり人の数が多い。
お昼は新市街にある「赤のれん」でスタンダードな豚骨ラーメン600円。豚骨ラーメンってこんな感じだよねっていうイメージを具現化したような味。
腹も膨れ、九州最後の県に向けて出発するのでした。
九州最後の県 鹿児島県
熊本からは高速で南下。この日は夕暮れ前に鹿児島南部の指宿温泉にたどり着くのが目標。指宿温泉は海岸の砂風呂で有名で、会社の同期にもオススメされたのです。
鹿児島IC以降は指宿有料道路で更に南下。
九州南端だからって余裕こいてたけど、日が暮れるとかなり寒いのね・・・。
指宿有料道路は伊豆スカイラインみたいな雰囲気。左手には鹿児島湾が広がっていて、時々展望駐車場が設置されていました。
特攻隊基地があるのとお茶で有名な知覧を過ぎて、読み方のわからない頴娃まで来ると有料道路は終了。九州最大の湖である池田湖を横目に過ぎると、薩摩半島もほぼ南端の開聞岳が見えてきます。
個人的に凄く気に入ってるんですよこの写真。
開聞岳は別名「薩摩富士」とも呼ばれいているそうで、なるほど綺麗な形をしております。
凄くのどかな雰囲気の中に迫力ある自然があって、すごく魅力的でした。まだ休憩しようと思ってた道の駅が休業してたり、ガソリンスタンドを見つけるのに隣町まで遠回りする羽目になったりしましたが、また来たいエリアです。
目的の指宿温泉に着いたのは18時頃。
こういう大型連休の時は混雑するって聞いてたけど、この時間なら流石に人も捌けてるでしょ。
そんな風に考えていた時が、僕にもありました・・・。
待ち人数にして200人、待ち時間にして2時間前後だそうです。
写真だけ撮って諦めました。
この日の宿は鹿児島市内なので、海沿いの国道226号を北上します。
が、この道が大渋滞。それもそのはず、薩摩半島の指宿方面から鹿児島方面へはこの道か、山の上を走る有料道路しかないのです。伊豆半島の伊豆スカイラインに対する国道135号みたいなイメージ。
指宿以降の道中での消耗激しく、予想外にへろへろになって鹿児島に到着したのは20時過ぎでした。宿は鹿児島中央駅前。荷物を置いたら早速街探検です。
何この駅・・・観覧車付いてる・・・。
やたらカッコイイ路面電車が綺麗に整備された芝生の中の軌道を走ってる。
正直、鹿児島がここまで大きい街とは思ってませんでした。ごめんなさい。
夕食は何にしようか悩んだのですが、とんかつは前の晩に食べたので、家庭料理が食べられそうな居酒屋にしました。確かにサツマイモの風味がするサツマブラック。
左はキビナゴの刺身、右は豚の角煮。キビナゴの刺身は関東じゃ食べられないものだとかなんとか。南の方でしか捕れない上に、鮮度を保つのが難しいんだとかなんとか。
メーター読み:329km
次回、九州ツーリング編最終回の予定です。