2012夏東北ツーリング(1) 川崎~鬼怒川塩原~会津喜多方~裏磐梯

1日目 8/11(土) 5:25 川崎市川崎区

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今年もやっぱり夏は北海道だよね!というつもりでしたが、気がつけばフェリーの予約がまるで取れなかったり、プライベートと精神が仕事に浸食されていたりして、気がつくとどうもこの夏の北海道は厳しい状態になってしまいました。

でもやっぱり夏は涼しいところツーリングしたいので、じゃあ東北行こうかなー、なんて軽く決めたところでドカ乗りのH.Wから「俺も東北ツーリングに行ってボランティアしたい」という連絡。確かに去年お手伝いに行った気仙沼の街は1年経ってどうなったか気になるし、去年は北海道の帰りに早足で駆け抜けただけだったので、もっとじっくりまわってみたいと思っていました。

というわけで初めから決まっていたかのように出発となった今回のツーリング、いつものガソリンスタンドで給油して出発です。今回もホムセン箱にキャンプ道具一式、ドライバッグにシュラフとマット、パニアにカメラと雨具と着替えという振り分け。荷物たちもずいぶん定位置が決まってきました。今回の初導入アイテムはカメラの三脚です。滝やら渓流やらを綺麗に撮れるか楽しみ!

意気揚々と首都高を駆け上がり、まだ気温の上がり切らない東北道佐野SAに転がり込むと、栃木都賀JCTから50km以上の渋滞との情報・・・。本当はもっと北まで有料道路で距離を稼ぐ予定でしたが、オープニングから荷物満載でスリヌケGPを楽しめるほど変態ではないので、鹿沼ICから逃げ出したのでありました。

8:50 日光杉並木

Line of Japanese cedars

しかしこれにより、朝の空気が残り交通量の少ない杉並木をのんびり走ることができました。もちろん栃木に住んでいた頃には何度か通った事はあるのですが、改めて来てその雰囲気とスケールに感動を覚えました。こんな道、日本国内の他にはそうそう無いよなあ、なんて調べてみたら並木道としては世界最長なんですね。栃木県民はもっと誇りに思うべきだよ!

参考:日光杉並木 – Wikipedia

10:20 日塩もみじライン

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そこから国道121号を北上して鬼怒川温泉から日塩もみじラインへ。その昔、栃木県南から毎週のように通っていたスキー場へのルートをなぞっているのですが、真夏に走ると新鮮だし、山深くて緑が気持ちいい。

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どこまでも続くような緑のトンネルが眩しいです。寄り道して良かった!

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もみじラインを塩原に抜けてからは国道121号(会津西街道)で北上。これも昔福島のスキー場やら、悪友達とのツーリングの際に使っていたルートなので懐かしい。

13:20 鶴ヶ城(福島県会津若松市)

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暑いのにご苦労様です・・・。僕もカメラ提げてブラブラしているだけで汗だくに。

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千利休の子の少庵という人が建てた茶室だそうで、中にはお茶屋さんがあるそうなのでちょっと休憩していきましょう。

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アサガオって涼しげだし、なにより懐かしいね!もう昼過ぎなので元気ないですけど・・・。

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冷たい抹茶なんてのもあるんですね!芋と米粉の皮でできた饅頭もさっぱりしてて美味しかったです。

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ちょっと分かりにくかったですが、きちんと二輪用駐輪場が用意されてて良かったです。
というところでいい加減お腹が空いてきたので、遅いお昼はお楽しみの喜多方ラーメン!

14:50 坂内食堂(福島県喜多方市)

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が、予想通りの行列。
お盆休みですし、半ば観光地と化している有名店ですからね。でもこの程度の行列なら、関内二郎で鍛えられた僕にとっては問題ないのです!どうせ客の回転も速いでしょ。

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そんな風に考えていた時期が、僕にもありました。

並びはじめてからラーメンが出て来るまで約1時間20分・・・。関内二郎よりも松戸のとみ田よりも待つことになるとは。お盆ってことで家族連れが多かったのが原因ですかね。
肝心のお味はさっぱりしてて美味しかったのですが、やっぱりここじゃないと食べられない味だよね!って感じでもなかったかな・・・腹減りすぎて味わう余裕が無かったのです。

17:00 休暇村裏磐梯キャンプ場

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そんなこんなで本日のお宿に到着。喜多方市内からは小一時間くらいでしょうか。
キャンプ|福島県会津磐梯山を望む宿で五色沼や桧原湖散策も|休暇村裏磐梯

流石の休暇村ってことで設備面はほぼ文句無しなんですが、サイトは大きくわけて高床式の常設サイト、乗り入れ可能なフリーサイト、乗り入れ不可なフリーサイトの3種類。じゃあ乗り入れ可能なフリーサイトでしょ!ってなるところですが、利用料が合計2400円となかなかなお値段…。ビジホに泊まる事を考えれば全然安いのですが、ソロキャンプで一泊2400円はちょっと高く感じます。

というわけで乗り入れ不可フリーサイト(それでも1400円)にしました。荷物はリヤカーで運ぶことになりますが、駐車場からサイトまではそれほど離れていないのでそれほど苦ではありませんでした。風呂は休暇村本館で入浴できるのですが、受付が16:30で終了という鬼待遇なので注意が必要です(入れませんでした)。

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ちょっとリゾートな語感のある「裏磐梯」ですが、意外にも設備の整った小綺麗なキャンプ場は多くなく、お盆休みが始まったばかりのこの日は結構な混み具合。小汚いソロキャンパーは人との関わりに背を向けるようにサイトの隅に陣取るのです。隣のファミリーの男の子が向ける訝しげな視線が忘れられません。

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まあそんな事は焚火を始めればどうでも良い事です!よーしww燃やすぞwww

火が起きたところで雨が降ってきました。

1日目終了 おつかれさまでした

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必死の抵抗虚しく焚火は雷雨にかき消され、ラジオから流れるオリンピック中継を聞きながら前室で炊飯する事に。下調べ通りにやってみたものの、この日のご飯は若干芯が残ってべちゃべちゃな感じでした・・・。おかずは道の駅たじまで買った牛すじ煮込み。

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この日の走行距離:370km