W650で行く甲州極寒ツーリング (2/2)

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山梨県山梨市のビジネスホテルで起床しました。久しぶりにまともな朝食をとりつつ窓の外を見るも、相変わらず重い雲。前日までの予報では晴れで暖かくなるはずだったのですが…。しかし1日目は雨のスタートだった事を考えれば、どうと言う事はありません。ということで、予定通り御坂みちから河口湖方面へ。

 

河口湖 (気温0℃)

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確かに、確かに雨は降っていないし、路面が凍結しているわけでもない…がバイクから降りて初めてバカみたいな寒さに気付きました。それにしても酷くベクトルの違うこの2台。共通点は乗り手の頭が悪い事です。

 

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夏場は避暑地として観光客でにぎわうこの大池公園も、ほとんど人の影無し。鼠色の重苦しい空模様から陰鬱な気分になりそうなもんですが、そこはバカなバイク脳。寒すぎてテンション上がってきました。しかし、世の中テンションだけでどうにかなる事ばかりでないわけで、

 

山中湖 (気温-1℃)

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山中湖湖畔では路面凍結、ついでに雪も舞ってきました。こりゃまずい!ってことでコンビニに避難したら駐車場がみぞれになっててバイク押して歩くのも一苦労!でも震えながら信号待ちしてたら観光客に写真撮られてちょっと嬉しかったです。

しかし流石にこのまま峠越えは無理なので、大人しく東富士五湖道路まで戻って、御殿場方面へ抜ける事にしました。有料道路に乗ると路面は随分マシな状態になり、こりゃ御殿場まで抜けりゃ一安心だな~なんて思った矢先、目に飛び込んできたのは

「トンネル出口 ユキ注意」

まさかこの掲示をバイクに乗りながら見ることになろうとは。注意って一体何に注意すりゃ良いのよ…と絶望感に包まれながら抜けたトンネルの先は軽く吹雪で、思わず笑ってしまいました。

 

さて、どうしましょう

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そんなわけで命からがら御殿場市のファミレスに逃げ込んだのだった。何ここ超暖かいんですけど。超安全策を取るならこのまま御殿場ICから帰路へ就くことになるのですが、時刻はまだ11:00くらいだし、この先これ以上酷い天気になる事は無いんじゃない?ってことで、体温の回復次第、予定通り箱根・芦ノ湖方面に駒を進める事にしました。

 

芦ノ湖 (気温2℃)

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途中の峠道にあった路肩の表示に「気温-1℃」ってのがあったような気がしましたが、無事に芦ノ湖湖畔まで到着できました。パラついていた雪も止み、重い雲の切れ目から差し込む日差しにいつも以上の安心感を得ながら湖畔をフラフラ。気温が正の値だ!

 

箱根神社

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このクソ寒いのに参拝する人が多くてビックリしました。

 

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いつも通り交通安全ステッカーを購入。でもそろそろ貼るところ無くなってきたんですよね。

 

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意外と芦ノ湖で釣りをする人が多く、それを見た後輩が一言。「この寒いのに釣りとか相当な好きモノですよね…」
彼らも僕らに同じ事言いたいと思うよ…

 

おつかれさまでした

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自他ともに認めるそばエンスーな後輩が選んだお店で遅い昼食を。
手打ち蕎麦 箱根暁庵

 

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普通のとろろそばに入ってくるとろろの量なんて申し訳程度だったりするけど、ここのとろろそばは麺が見えないくらい入っててびっくりしました。

帰りは箱根新道→小田原厚木→東名→保土ヶ谷BP→首都高のお決まりルート。時間も早かった為、それほど混雑せずに17時頃には帰宅できました。実にスマート!しかし帰りの海老名SAで見かけた大量のバイク連中は一体どこを走ってきたんだろうなあ…

 

route of 2012.2.25-26

総走行距離400km弱くらいでした。
こうして見返してみると、ハイシーズンにぴったりな贅沢ルートですね。