馴染みの地名でICを降りれば、そこかしこに夏の匂い。思わず幹線道路から脇道に入り、田んぼ道をのんびり走ると全身に田舎の夏の雰囲気を感じます。やっぱり四季の中で一番自然の主張が強いのが初夏~夏。何もかもがエネルギッシュですね。
何言ってるかよくわかりませんが、バイクにしろ釣りにしろ、四季の移ろいを楽しめる趣味って贅沢だと思います。ちょっとした雰囲気の変化に気付けた瞬間って妙に嬉しいです。
10年以上前、自転車で走り回った田んぼ道を走ったら妙に懐かしい気分に。部活の練習に行った町民体育館、釣り竿担いで必死に登った溜め池までの坂。無意味にグルグル走り回ってしまいました。山の匂いと田んぼの匂いを嗅ぎながらぼーっとしてると懐かしい色の電車が走ってきました。本当に不便でどうしようもないけど、なんだか憎めないローカル電車です。
最近バイクカバーをかけるのをサボっていたせいでホコリだらけになっていたバイクを洗車しました。といっても、洗車道具も何もないので圧力がかかりすぎないように気をつけながらささっと流す程度。備え付けのタオルで拭き上げているとボコボコになるまで蚊に刺されました。
夜は友達と夕食へいったのですが、ラーメン二郎栃木街道店は結構旨い。川崎店よりは間違いなく旨い。
食後は昔通った懐かしい公園で雑談しながらスケボーしたり、チャリ乗ったり、写真取ったり。数年前、バイト帰りにここで必死こいてスケボー練習していた時期があったのですが、まさにその日に戻ったような感覚に。また実家に帰って、朝起きたら学校に行って、終わったらバイトに行って…。
背後では栃木名物の雷様がはしゃいでいましたが、昔のカンを使って降られずに帰宅しました。帰るたび五感を通して懐かしさと安心感を与えてくれるこの土地、ちょっとの帰省に有り難みを感じられるようになったのは、仕事で都市部に出て行って良かった事のひとつです。次はいつ帰れるかわかりませんが、またもう少し頑張りましょう。