ラビットS301-電圧測定とバッテリーカバーボルト

週末は家庭を顧みずにW1SAでサーキットばかり走っているわけではなく、近所への買い物やコインランドリー、米の精米から役所への手続きなどの家事ではラビットが活躍しています。その活躍ぶりの一方で、どうしても乗りっぱなしになってしまうのが申し訳ないところ。

そんな我が家のS301ですが、購入時からバッテリーカバーを固定するボルトが片方だけプラスネジになっていました。本当は写真右側のような手で回せるスクリューがついており、工具を出さずに取り外しができるようになっています。こんなボルトひとつですが、内部へのアクセスが面倒になればメンテナンスの頻度も下がってしまうものです…。

カバーのボルトなんてその辺の似たようなボルト付けとけば…と思うところですが、いわゆる「旧JISネジ」が使われているのがラビットの苦しいところ。現行JISネジと旧JISネジの違いを調べてもM3〜M5ボルトでわずかにピッチが異なる事以外に違いはなさそう?ですが、同じものが手に入るなら同じものが欲しいところです。

オークションではラビットの部品もじわじわと価格高騰していますが、昼夜問わず張り付いていたら、運良く手頃な価格で中古部品が手に入りました。2個入りなのでひとつはスペアにしておきます。

カバーを外したついでにバッテリー電圧を測定。ほとんど家事にしか使われないので電圧も11.79Vと心もとないです。本来ラビットは6V開放バッテリーを直列に繋いで12Vとしているのですが、ウチのラビットは前オーナーの時から12V密閉バッテリー単体での運用になっていました。密閉バッテリーで大丈夫なのか不安はありますが、いまのところ何の問題もなく走っています。

エンジン始動して回転を上げると13Vまで上がりました。バッテリーの寿命によって停止時電圧の上がり下がりはあれど、キックで点火できる程度の電圧が残っていればセルダイナモが回って発電してくれるのでなんとかなりそうです。6V開放バッテリーは高価だし、出先でバッテリーが亡くなってもこのサイズの12Vならその辺で手に入りそうですしね。

簡単ながら今回はこれでメンテナンス終了。2~3ヶ月ほったらかしにしておいてもキック3発でエンジン始動してくれる頼もしさに甘えてしまうので、何か不具合が発生しない限り次のメンテナンス機会はいつになるのか…。

もともとラビットは日常生活に使われる「働くバイク」だっただろうし、足バイクが乗りっぱなしになってしまうのはありがちですが、できる限り維持メンテナンスしていきたい気持ちはありますので、少しずつ時間とお金を作って手を入れていきたいと思います。