Raleigh CLSで行く春の栃木ツーリング(2)

その(1)はこちら:
Raleigh CLSで行く春の栃木ツーリング(1) | Scientist on the motor

8:30 栃木県栃木市

130503-48

命からがら実家まで辿り着く事のできた1日目を終えて死んだように寝た翌日、何事も無かったかのように回復しました。人間の回復力ってすごいなあと思って自転車に跨がると、やっぱり肩と腰には違和感が残ったまま…。ですが今日の予定走行距離は前日の半分の約50kmですのでのんびり行きましょう。

実家から懐かしい田んぼ道を通って県道11号線を北上して栃木市中心部を経由し、いわゆる栃木街道を進んで宇都宮市に入るルートをとることにしました。小雨ぱらつく空模様だった昨日と打って変わって初夏のような青空が広がる気持ち良い朝でしたので、栃木市の蔵の街エリアでちょっと撮影会。折角クソ重いD90を持ってきましたので…。

 

130503-43

栃木市はその昔、この巴波川を利用した交易によって栄えた街です。5月の鯉のぼりがたくさん泳いでおりました。

 

130503-40

しばらく散歩したり写真撮ったりしてましたが時間はまだまだ余裕。やっぱりこれくらいの余裕をもったスケジュールで走るのが良いですね。

 

130503-49

栃木市中心部にはこんな自転車専用の通行帯もありました。基本的に自転車は車道、やむを得ない場合(且つ通行が許可されている場合)はゆっくり歩道、というのが私の認識でしたが、自転車で走りやすい車道ってそんなにないですよね。道路が狭ければ後ろに自動車が列を作ってしまうし、後方確認しながら路駐を避けるのもちょっと怖いし。

何より自動車の運転手から「おいおい何でチャリが車道走ってんだよ殺すぞコラ」みたいに思われている気がして肩身が狭いです、ってのは言い過ぎかもしれませんが、こういう表示がしてあるだけで随分安心して走れるってのは事実。少しずつでも良いから増えていって欲しいですね。

 

10:00 栃木県下野市 姿川あたり

130503-51

栃木街道から壬生バイパスを避けて、旧道を壬生の市街地へ進み、国道352号で東へ。「姿川サイクリングロード」の表示を見つけたので川沿いを進むも、すぐに見失って雑草の砂利道を進む羽目になりました…。何がサイクリングロードだふざけんな!と今になって思い返して調べてみたら私が走ってたのはサイクリングロードの逆サイドでした。申し訳ございません。

姿川サイクリングロード 15.5km – ルートラボ – LatLongLab

姿川沿いから田んぼ道を東に進んで、前日に散々お世話になった国道4号を渡り、東北新幹線沿いを北上。交通量も少なくて信号も無いので大変走りやすかったですが、ここも風景が単調なのが残念。国道121号を曲がって、学生時代の悪友K宅へ到着しました。

 

130503-52

カロリーゲージが点滅状態になっていたので腹減ったー!と騒いでいたら昼飯を作ってくれました。その昔学寮に悪名を轟かせた友人はいつの間にかクソ広いマンションに住み、こんな料理をパパッと作れる生活力のある男になっていたのです。しかもご飯はお代わりまでありました。なんで俺はこういう大人になれなかったんだろうか。

食後、ゴロゴロしながらイギリス人が世界各地でサバイバルする人気番組を鑑賞してバカ笑いしてたら時間をすっかり忘れてしまい、日が暮れて来た上に今にも降り出しそうな空模様。ご馳走様をして宇都宮の中心部へ急ぎましした。

 

17:30 宇都宮城址公園

130503-53

急ぐつもりが道に迷ったりしているうちに懐かしいエリアに迷い込んで寄り道してしまいました。宇都宮城址公園ってこんな立派なのいつの間に建ってたの…。宇都宮城主の宇都宮氏は豊臣秀吉に滅ぼされてしまったそうですが、城自体は江戸時代に譜代大名の居城となり、将軍の日光参りの際の御成御殿があったとされています。

宇都宮城の歴史 | 宇都宮市より)

 

18:50 オリオン通り

130503-54

懐かしい風景を辿りながらゴーストの囁きに従い、迷う事無く友人T宅に到着しました。夜のオリオン通りに繰り出すと昔話に花が咲きますね。よく遊んだ15年くらい前に比べると随分寂しくなってしまったけど、それでも宇都宮来る度に用もなくブラブラしてしまいます。なんとか昔のような活気のあるアーケード街に戻って欲しいなあ。

 

2日目終了 おつかれさまでした

130503-55

宇都宮に来たらお楽しみの餃子タイム。本命の正嗣は餃子切れで本日終了、みんみんは向かいの駐車場敷地の奥まで続く大行列でした。普通の週末でも行列ですが、やっぱり連休のそれはハンパないので、みんみんと同じ餃子を出してくれる店舗でビール飲みながら、翌日の陶器市へ向けて英気を養うのでした。

その(3)に続きます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください