2017年7月 週末朝駆けツーリング-1(道志〜山中湖〜ヤビツ峠)

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元々雨の予報だった週末でしたが、次第に予報が好転して曇りマークになったため、これはチャンスと今週末も走ることにしました。先週は湘南方面、先々週は秩父から奥多摩ルートだったので、できるだけ走っていないルートを走りたいところですが、簡単に思いつく場所はそろそろ走り尽くした感があります。

そこでヒントになったのが先日の富士スピードウェイの帰り道。Googleのナビは走りやすさ度外視で効率重視のルートを選ぶ事が多いですが、その時も東名の渋滞を避けて、小山町から山中湖へ峠越え、道志へ繋ぐストイックルートでした。ところが実際走ってみると小山町から山中湖へ繋ぐ峠は道幅も狭くなく、ツーリングルートに組み込んでみてもいいなと思ったのでした。

というわけで今週は大垂水峠から道志みち経由で山中湖、山中湖から山梨/神奈川/静岡県道730(147)号線で静岡県小山町へ、国道246でヤビツ峠から宮ヶ瀬ダムへ向かうルートとしました。

 

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というわけで最寄りPAより中央道に乗り、石川PAへ。自宅を出る時点で少し降っていましたが、そんなひどい雨にはならないだろうと走り出しました。珍しい思い切りの良さが裏目に出たのか石川PAに着く頃には普通にバシャバシャと降ってきました。慌てて確認した雨雲レーダーからは北関東を中心に結構な雨になりそうな雰囲気です。どうしよう…

 

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悩んでいると今回のゲストのM君が来てくれました。外装オールペンしたばかりのピカピカな車体でこんな雨の中走ることになってしまって申し訳ない。

前の晩に連絡をくれての参加であまり寝れていないであろう中、ここまで結構降られているはず。ここで中止して引き返そうか?と聞くと「もうちょっとで雨雲が流れて抜けますよ!」との男気あるお言葉。確かにレーダーを見る限り南関東はそれほど雨雲がかからなそうだし、折角なので行けるところまで行ってみることにしました。

 

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前回の反省を生かし、中央道から大垂水峠までは圏央道で高速移動。大垂水峠の後は相模湖駅まで行かずに県道515→517号線で道志みちへ繋ぎました。ルート的にはだいぶ効率良くなるのですが、こんな降ったり止んだりの天気なので、プレジャーフォレストからの517号線が暗くて狭くてちょっと怖いですね。

前回の様子:2017年6月週末ツーリング1(大垂水峠〜道志)

いつもバイクで溢れかえる道志みちのコンビニも、今日は我々以外に一台だけで静まり返っておりました。いつもは腕自慢の方々でイリーガルトロフィー状態の道志も、この天気では静かな田舎道です。

 

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天気の方は時折シールドに雨粒が当たる程度でほとんど降られていませんでした。山中湖畔のガソリンスタンドで給油する頃には晴れ間が見えるほど。なんだ全然降られないじゃん!と勝ち誇ったような気分で湖畔をひと周り。平野の浜で余裕の撮影会をしていると、待っていたかの様に暗くなった空から大粒の雨が降り始め、慌てて逃げ出しました。

湖畔からは県道730号線をパノラマ台方面へ走り、そのまま峠越えになります。標高のある山中湖側から小山町へ向かう場合は下りがメインです。幸い雨は小降りから止み始めましたが、路面はしっかりウェットな上に滑り止めの凸凹加工があってだいぶ気を遣う走行になりました。傾斜が10%程度と結構あるので、重量のあるバイクだとちょっと疲れるかもしれません…(疲れました)。今度来るときは天気のいいときに逆側(小山町側)から走ってみたいですね。

 

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小山町から国道246号線で秦野市のヤビツ峠へ向かいますが、この時点での時刻が9:00。土曜日なので交通量が増えてきて、流れの悪い中ノロノロと走る事になってしまいました。先週の湘南と同様、朝の通勤通学時間帯の主要国道はできるだけ避けるべきですね。いい感じに体力をもっていかれてしまったので、峠越えの前に休憩。

「神奈川といえばヤビツ峠!」という訳のわからない意気込みで7年くらい前に初めて走り、あまりのストイックさにもう二度と来るまいと思ったこのヤビツ峠。あれから月日が流れ、路面が整備されたり僕の感性が変わっていたりして楽しめたりしないかな?と淡い期待を抱いてやって参りましたが、ほとんど何も変わっておりませんでした…。

相変わらず細くて荒い路面に、ミラーのないプライドコーナー多数。「ここって対向車来たら終わりだよね」って箇所が未だにたくさんあります。それに加え自転車乗りの方々には人気の峠なのか、自転車の交通量が多く、パスに気を遣います。

強いて良い所を挙げれば、安全マージンの取り方の反復練習ができる、運転に対する緊張感の持続力を鍛えられる。四万十川流域の様な険道の雰囲気を味わえる。という点でしょうか。相変わらずひたすらストイックな峠でした。

 

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ヤビツ峠を抜けて、宮ヶ瀬ダムを望む鳥居原ふれあいの館でようやく一息。狭くて暗い峠道から湖沿いのパッと開けた道に出た時の安心感はこのルートならでは?かもしれません。いつもは地元のバイクが集まるらしいこの駐車場も道志みち同様、我々以外に数台のバイクを数えるのみでした。

お昼前には国道412号線から相模原ICで圏央道に乗り、中央道から帰宅しました。今回はタイトな峠が多いのと246号線の混雑で気力体力を奪われてしまいました。これなら素直に奥多摩方面が良かったかなとも思いましたが、それはそれでしっかり降られる事になったでしょうから、今回はあまり降られなかっただけ良かった事にしましょう。250km、8時間半のツーリングでした。

2017年6月週末ツーリング2(秩父〜塩山〜奥多摩)

毎週末恒例の朝駆けツーリング、今週は秩父から雁坂トンネルを抜けて山梨から奥多摩へ帰ってくるルートを仕事中に思いつき、距離的にもちょうど良さそうでしたので走ってきました。

 

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いつも通り混雑を避ける為4時起床、4時半出発。日の出がずいぶん早くなりましたが、朝はやっぱり少し涼しいです。きっと山の上はまだ寒いので、この時期は着すぎと思うくらい着込んだ方が山の上で凍えなくて済んだりします。

最寄りICから乗った中央道を八王子ICで降りて、新滝山街道、秋川街道と慣れたルートで梅ヶ谷峠を越えます。お腹が空いたので朝食を買い込み、軍畑大橋で都道193号線からひとつ曲がって成木街道で名栗方面へ。

 

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名栗湖に登る道路って夜間21時〜翌6時までは通行止めなんですね。知らずに来てしまいましたが、ちょうど6時すぎだったので登れました。奥多摩周遊道路もそうですが、早起きしすぎても走れない道路があったりするので注意しないといけないですね。静かな湖面を眺めながら朝食を食べる至福のひとときでございます。

 

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湖周りの管理をしているオヤジさんと立ち話をしているうちに続々とバイクが来てます。いろんなバイクが見られて楽しいですが、賑やかになってきたので出発することにします。

 

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名栗湖から秩父方面へ向かうと右側にあるこの水色の洋風な建物、前から気になってたのですがいつも素通りだったのでこの日は停まって眺めてきました。窓に貼られた文字から農協の建物のようですが、調べてみるとこの建物は1940年代に建てられた農協の前身にあたる組織のもので、現在は使用されていないようです。可愛らしい色と佇まいがこの辺りののどかさに映えていい雰囲気です。

国道299号で道の駅芦ヶ久保を素通りして秩父に入り、いつもはそのまま小鹿野方面に走ることが多いですが、今日は国道140号を雁坂方面へ向かいます。

 

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この道は10年前の学生時代に地元栃木から友人たちと山中湖へ向かうツーリングで走って以来で、なんだか懐かしい気分で走りました。途中ループ橋の駐車場で10年前に記念撮影したことを思い出したので入ってみました。勝手にループ橋って呼んでますが、雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)というすごい名前なんですね。今日は僕のお腹の雷電は轟かなそうで一安心です。

 

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長い長い雁坂トンネル(580円)を潜って山梨県へ。予想通り山の上もトンネルの中も寒く、この日は13〜14℃程度でした。県道213号からフルーツラインに入ると、国道411号大菩薩ラインに渡れます。雁坂から国道411号までの区間は初めて走りましたが、フルーツラインらしくのどかな雰囲気と走りやすい路面で気持ち良いですね。

ここからまた峠道。柳沢峠を山梨側から越えましたが、路面に彫ってあるレコード溝への僕の苦手意識はいつ解消されるのでしょうか…。

 

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柳沢峠を超えて、道の駅 たばやまで休憩。この道の駅に来たのは数回目ですが、バイク駐輪場の奥が写真のようにベンチになっているのを初めて知りました。小菅村方面の山々を展望できるので、1人でお茶飲みながら一息つくのに良さそうです。

帰って来てから知ったのですが、道の駅たばやまの先にライダースカフェがあるんですね。営業時間が10:00〜なので朝駆けツアラーにはタイミングが合わないかもしれませんが、一度行ってみたいですね。

丹波 RIVER (多摩里場)
注)facebookページに飛びます

 

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休憩後はお約束の奥多摩周遊道路へ向かいました。8:00から通行可のところ、既に9:30を回っていたので腕自慢ブンブンな方々に煽られないか不安でしたが意外な程空いていました。

一年ぶりくらいに走りましたが、やっぱり路面は綺麗だし、比較的見通しの良いコーナーが多く、あらためて走りやすくて楽しい道だなと思いました。たくさんのバイク乗りに愛されるのも仕方がないですね。だからこそ二輪通行規制なんてならないように、運転マナーには気をつけたいところです。

 

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周遊道路は空いてましたが、都民の森駐車場はご覧のように次から次へとバイクがなだれ込んで大賑わいでした。いつも?旧車ばかり見ているせいか、こうして現行車の多いスポットでいろんなバイクを眺めるのも刺激的ですね。それでも目が行くのは古い国産車や外国車になってしまうのですが…

残りの奥多摩周遊道路も気持ちよく流して檜原街道から五日市へ出て、八王子から中央道で帰宅。街中に降りてくるととても暑くて、山の上との気温差にクラクラします。やはり肌寒いくらいの時間に走るのが気持ちいいですね。7時間半、320kmのツーリングでした。

 

2017年6月週末ツーリング1(大垂水峠〜道志)

仕事が平日休みから土日休みに戻った為、毎週末恒例の朝走りに行ってまいりました。この日は4時には出発しようと思ってたのに、まさかの二度寝で起きたら6時…。今日はやめとこうかなとも思いましたが、ルートを短くして走ることにしました。

いつも通り最寄りICから中央道に乗り、今日は八王子第一出口から16号で北野街道へ。少し街中を走った後、高尾山IC横を通ってまずは甲州街道大垂水峠を走りました。時間が少し遅い為か自転車の人が多かったのですが、前を走るミニバンがミニバンとは思えないペースでクリアしていくのでほとんどストレスなく走れました。

そして今回気付いた事ですが、八王子→高尾山の二輪の高速道路料金って180円なんですね。今回はケチって北野街道を走ったのですが、交通量も信号も少なくはないので、180円と天秤にかけるなら高尾山ICまで高速道路を使ってしまっても良いかもしれませんね。

大垂水峠の後は相模湖駅前から国道412号で相模湖を回って道志みち方面へ。ここのルートも主要道路なだけあって、少し寝坊しただけで地味に交通量が増えますね。道志みちに入る頃には8:00を回ってしまい、すっかり自転車と四輪車だらけになってしまいました。

 
 

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写真では分かりづらいですが、朝食に寄ったコンビニもその周辺もバイクだらけです。現行スーパースポーツから大好物の国産旧車までずらりと並んで壮観ですが…

コンビニで朝食を済ませた後、再び道志みちに戻りましたが、先行する四輪車のペースに合わせてのんびり走りました。自分のペースで気持ち良く走るにはやはりもっと早い時間帯に来るべきでしたが、時間帯が早いと今度はマン島TTさながらのハイペースな方々に気をつけて走ることになりますし、この日は早朝に道志村付近で二輪の事故があったとのことです。

道志村でバイク事故・男性死亡 | UTYテレビ山梨

事故は誰にでも起こり得るものとは考えていますが、早朝の道志の様子を思い浮かべると、やはり週末は時間帯を選んで走るべきですね。

いつもなら道志みちを山中湖まで進むところですが、今日は道の駅の手前で県道24号線を都留方面へ。当初はそのまま大月を抜けて小菅村から奥多摩周遊に行くルートを予定していたのですが、2時間の朝寝坊が効いて、そろそろ帰路につかないと午前中のうちの帰宅が厳しくなってしまいました…。

 
 

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しかしあまり期待していなかった県道24号線が路面状態もよく、結構気持ちのよい道でした。都留方面から道志へ向かうバイク数台とすれ違いましたが、都留方面へ向かう交通量はほぼ皆無で、気持ちよく走れました。

都留に出てからは国道139号富士みちを大月まで素直に走って、大月ICから中央道へ。

 
 

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中央道といえば談合坂SA,談合坂SAといえば桔梗信玄プリン。ということで育児で何かと手が掛かる中、週に一度のリフレッシュに送り出してくれる家族へのささやかな罪滅ぼしに信玄プリンを調達して家路へ。これほんと美味しいので、お土産にもなるし自分も食べたいしいつも買ってしまいます。

というわけでぴったり4時間、約170kmの週末朝ツーリング、距離は短くなってしまいましたが、たまにはペースを落としてのんびり走るのも良いですね。混雑する週末の人気ツーリングコースは特に注意して走りたいものです。

深緑の峠をつなぐ近郊ツーリング(奥多摩〜富士〜箱根)

前回のツーリング同様、平日休みであることを利用して首都圏近郊の有名ツーリングスポットをつなぐ贅沢なルートでひとっ走りしてまいりました。前回のビーナスライン同様、週末には観光客やツーリング客でごった返すであろうスポットを平日に満喫する狙いでございます。

いつも通り6:00ごろ最寄りICから中央道に乗り込み、八王子第二出口で脱出。ガラガラでひんやりした空気の新滝山街道から街なかを抜けて秋川街道、梅ヶ谷峠で体を慣らして青梅街道といういつものルート。この頃だいぶ暑い日もあるので薄着で出かけようかと思いましたが、まだまだ朝の山の中はひんやりしました。「寒いと辛いが暑けりゃ脱げば良い」という座右の銘に従い少し厚着をしてきて正解でした。

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ほぼ貸し切りの青梅街道を駆け上がって奥多摩湖に到着。カラッとして冷たい朝の空気が気持ちいいところですが、ゆるキャラな僕のお腹もお目覚めのようで、あまり長居はできそうにありませんでした。

その後は青梅街道(大菩薩ライン)を柳沢峠方向へ。いつか走った時の記憶ではどこか狭くて路面の荒れたイメージの峠でしたが、路面がきれいで走りやすい箇所も多いですね。大菩薩ラインで塩山に入り、フルーツラインを走るつもりで入り口を探してしまいましたが、そのまま国道を走れば道路標示があるんですね。

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フルーツライン途中にある「牛奥みはらしの丘」で休憩。甲府盆地が一望できるスポットでトイレ完備でした(重要)。ずっとダブルだったタチバナサドルバッグからシングルバッグに変更してみました。とはいえタチバナは相場が高騰している上に現行品はキャンバス地ではなくなってしまっているので?、蚤の市で手に入れたボーイスカウト用のバッグをうまいこと装着しています。日帰りツーリングなら十分かと思いますし、やはりシングルのほうがすっきり軽快ですね。

 

ルートは甲州街道から国道137号(御坂みち)で河口湖方面へ。西湖方面への道路標示にも心惹かれましたが、また次回のお楽しみにしておくことにしました。本当は昼食に富士吉田のうどんを狙っていたのですが、まだこの時点で10:00過ぎくらい。営業しているお店を探すのも良かったのですが、まだあまりお腹が空いていなかったので山中湖方面へ。

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パノラマ台からの富士山を期待しましたが雲の中で拝めませんでした。次点に狙っていた湖畔のハンバーガー屋さんもいつの間にか河口湖に移転していたようでこれもタイミング悪し。食事処で悩むのも本意では無いので、御殿場市内で簡単に済ませてしまいました(面倒になったとも言う)。

御殿場からは国道138号で箱根スカイラン〜芦ノ湖スカイラインへ。

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以前走った際は、全道程が視界数mの霧の中で恐怖しか感じませんでしたが、さすがスカイラインの名を冠するだけあって、空の中を走るような開放感ですね。途中の展望スペースから望む芦ノ湖もご覧の通りの眺めでした。ここからいつもなら何も考えずにターンパイク連絡道路〜大観山〜ターンパイクと有料道路をつなぐのですが、この日は椿ラインで大観山へ行き、そのまま湯河原へ降りることにしました。

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降りる前に大観山で休憩。ラウンジにキリンと頭文字Dが全巻揃ってるとは思いませんでした。久しぶりに読み始めたらなかなか読み終わらなくてだいぶ時間を使ってしまいました…。

実は走ったことのない椿ライン。タイトな県道ワインディングというイメージでしたが、路面がきれいでとても走りやすかったです。確かにタイトなコーナーが続きますが、いいリズムで曲がって行ける不思議な峠ですね。途中、上って下ってを繰り返す二輪の走り屋集団がいましたが、彼らのような人達がいるということはやはり走りやすく人気の峠なんですね。

湯河原からは西湘石橋ICまで国道を走り、小田原厚木道路→東名高速で帰宅しました。
峠だらけの363km、12時間のツーリングで大変お腹いっぱいの内容でした。やはりR100RSの後にZに乗ると乗り慣れている「後輪に乗る」乗り方なのでとても乗りやすく感じますね。それがR100RSでの乗り方の課題にもなってるわけですが…。一方で帰りの高速道路での高回転が続くような場面ではハンドルへの振動がそこそこあり、R100RSの静粛性が恋しくなります。

お互いに一長一短、長所がわかれば短所がわかるような存在同士のような気がして、バイクの乗り味を考え味わう上ではとても恵まれた環境だなと思っています。いつまで維持できるかわかりませんが、乗れるうちにガンガン乗っておかないといけませんね。

さらに最近の課題が日帰りツーリングの経済性について…。何も考えずに高速ガンガン使って、お昼も名物のいいもの食べて、というツーリングをすると結構な出費になりますよね。それが毎週となれば毎月のツーリング費として予算を計上するレベルです。今後長く付き合う趣味にするには、この辺も効率よくスマートに楽しめるようにしていきたいと思い、今回より一部有料道路をパスすることにしたのです。しかし場合によってはケチったことで興が冷めるような可能性もあるので、この辺は経験を積んでセンスを磨くしかないかなと考えています。なかなか難しいですね。

Z750four 初夏の仕様変更

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実はZに乗り始めてから間もなく入手していたメーカー不明のYB絞りタイプハンドル、DIYにて交換しようと考えていましたが、どう考えてもプロにお願いしたほうが早いし確実。ということでいつものT.R.Companyさんにお願いして交換してもらいました。

この78年式Z750Four(D1)はスイッチハーネス類がハンドル中通しになっているので、スイッチ部を加工して外回しに変更してもらいました。この辺もDIYでやっていたら確実につまづいていたであろう箇所ですので、自分でやっていたら交換までにあと何年かかるか分かったものではありません。

 

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このハンドル交換に合わせて若干の仕様変更をしました。YB絞りに旭風防の組み合わせも好きなのですが、どうしてもマーシャルのイエローレンズと相性が良くない気がしていたので…

 

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旭風防を取り外し、ついでにメッキ版に交換されていたメーターケースも中古の純正黒ケースに変更しました。ヘッドライト周りがシンプルになってスッキリ軽くなった印象です。夏も近いので風防ない方が気持ちよさそうですしね。

 

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W650時代から使い続けている旭風防もいい感じのエイジング具合になりましたので、大切に保管してまたのイメチェン時に登場してもらうことにしましょう。

R100RSと乗り比べるようになって、R100RSが大きなフェアリング付きバイクなので、Zはネイキッド感やコンパクトさを感じられる方向に持っていくのがいいかなと考えるようになりました。

R100RSはフェアリングに隠れるようなコンパクトなライディングポジションと、車両特性を活かした安定感を楽しむ長距離ツーリング指向へ。Zは(R100RSに比べて)高い重心と起きたポジションで、できるだけ軽快さとネイキッド感を楽しむ街乗り・峠乗り指向へと乗り分けていけたらなと考えています。