2日目 8/12(日) 4:30 磐梯山ゴールドライン
前回の記事はこちら：2012夏東北ツーリング(1) 川崎～鬼怒川塩原～会津喜多方～裏磐梯
やっぱり早起きしてしまう夏のキャンプツーリング。テントを叩く雨音での目覚めにならず本当に良かった！折角なので無料化されている観光道路で遊びましょう。
薄暗く、ひんやりとした磐梯山ゴールドライン。裏磐梯側から峠を越えるとうっすら雲のかかった猪苗代湖方面が・・・のはずでしたが、道路脇の駐車場で見晴らしの良いところは見つけられませんでした。道自体はそこそこ走りやすく南側はアルツ磐梯スキー場を縫うように走るのですが、それ以外はほとんど森の中って感じで、パッと開けたり、おおーっとなる景色はあんまりないですね（表現が稚拙ですいません）。
日が昇ってきました。確かこの時期は南からの湿った空気やら何やらで全国的に天気が不安定でした。この日の東北地方もどっち付かずな予報で不安でしたが、どうやら心配無さそう。キャンプ場に戻って朝食を済ませたら、ささっと撤収して出発です。
8:00 磐梯吾妻スカイライン
裏磐梯からアクセスできる有料道路には、今朝走った磐梯山ゴールドライン、小野川湖と秋元湖の間を走る磐梯吾妻レークライン、そしてこの磐梯吾妻スカイラインがありますが、いずれも平成24年いっぱい無料解放されています。3つとも走ると合計2000円以上かかることになりますから、これは有り難いお話です。この磐梯吾妻スカイラインの前にレークラインも走りましたが、展望スポットをうっかり通過してしまったため写真がありません・・・。
朝方は雲の多めだった空もずいぶん晴れてきました。まさにスカイライン！他に走ってる人もほとんどいないし、こんな贅沢しちゃっていいのかな、ってな気分になりますね。
ご機嫌なまま走って浄土平にて。まだ時間が早かったので観光客も少なく、駐車場では車中泊の人達が眠そうに歯磨きしているような状態。またちょっと曇ってきてしまいましたが、このあたりの時間にペースよく走るのが一番好き。ここまで来るとちょっと涼しくて、走り続けると若干肌寒かったです。
硫化水素香る殺風景なハイウェイは志賀草津道路とよく似た雰囲気です。
よく考えると硫化水素漂う中、バイクはむき出しで走ってるんだから結構危ないですよね。
また晴れ間が出てきたよ！
磐梯の有料道路を満喫した後は東北道福島西ICから白石ICまでちょっとワープして宮城県に入り、蔵王方面へ。ほんのわずかな区間の利用でしたが、乗ってから降りるまでほとんど渋滞してました。連休コワイネー。
12:20 蔵王 御釜
御釜へは蔵王エコーラインから折れた蔵王ハイライン（有料）からアクセスすることになります。二輪車370円ってのは小銭が多くて払い辛い料金設定ですね。
駐車場から徒歩10分弱で御釜が見えてきます。
おおお！
予想より全然迫力ありました！晴天だったらもっと綺麗なんでしょうね。
蔵王エコーラインの途中、こんな感じの火山地帯っぽい岩肌が広がってるところがあって、別に他に何があるわけでもないのですが、観光客の撮影スポットになっていました。おっ、じゃあ俺も寄って行くかな、と・・・
バイクを停めたところが砂利＋傾斜で危うくフルバンク停車するところでした。立ちゴケしそうになると一時的に普段の5倍以上の力が出ると言われていますが、まさか荷物満載状態で立ちなおすことができるとは思いませんでした…。人間やればできるもんですね。
蔵王のあまりの涼しさにゴロゴロしてきたお腹をさすりながら、高速道路で山形市内を華麗にパスし、一気に日本海側の酒田市までワープ。月山あたりの山道もゆっくり走ったら気持ち良さそうですね。
17:00 西浜キャンプ場（山形県遊佐町）
辿り着いた本日のキャンプ場、サイトこそ広くはないものの、水回りの綺麗さに留まらず、シャワーやらランドリーやら風呂やらの設備が整ったいわゆる神物件でした。ただ一つ見落としていたのが、海水浴場のすぐ近くだということ・・・。僕が到着した夕暮れ時、キャンプサイトは水着姿で酒盛りを楽しむ若者たちでごった返していました。少しでも静かそうな場所…と辿り着いたのはこの道路脇のスペース。サイトへの乗り入れができないので荷物の積み降ろしやらも考えた結果、こうなってしまったのです。メシが炊けて寝られればいいんだよ！
というわけで、近くの道の駅で夕食の食材を調達。
直売所は17:30、その他のお店も18:00には閉まってしまうのでご利用は計画的に。
ついでに日本海に落ちる夕日も綺麗に見ることができましたよ！手前の岩は仏像が彫ってある「十六羅漢岩」という観光スポットらしいのですが、よく見えませんでした。それにしてもやっぱり日本海側は夕日が良いですね。
2日目終了 おつかれさまでした
1日目より上手に炊けてるね！
予想通り周りは深夜まで打ち上げ花火やら何やらで大騒ぎでしたが、丸一日走り回ったソロツアラーはオリンピック中継を聞きながら泥のように眠るのでした。
この日の走行距離：406km