D1 GRAND PRIX 2012シリーズ第一戦 “TOKYO DRIFT in ODAIBA”

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毎年恒例のお台場で行われるD1 GRAND PRIXを見に行ってきました。毎年一緒に観戦していた相棒がお仕事で海の向こうに行ってしまったので、今年はドリフトと旧車が大好きな会社の後輩(19)と一緒に観戦。しかし、この週末はご覧の通りの悪天候…。

ちなみにD1グランプリとは、誰が一番カッコ良くドリフトできるかを競う、ちょっと野蛮なモータースポーツです。
D1 GRAND PRIX Official Website

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今年からコースレイアウトが変更になったということで結構楽しみにしていたのですが、1コーナーには結構な水たまりがあったようで、ドライとくらべるとかなり侵入が慎重。というか、侵入時に水たまりに入る角度ひとつでその後の展開が変わるシビアなコンディションだったようです。1コーナー前のスタンド席は鴨川シーワールドばりにバシャバシャ水かかって大変そうでした。

横殴りの雨に打たれながら後輩とおおー!とか、ああー!なんて言ってる間に予選が終了。予想以上の悪天候に一眼での撮影はできませんでしたが、あっという間に時間が経っていて驚きました。

展示車両

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やっぱり今回は新型ハチロクが押されてました。出場していた2台のハチロクは残念ながらあまりいい結果になりませんでしたが、これからはベース車として増えていきそうです。発表当初は色々と言われてましたが、実物見ると結構カッコいいし、何よりこのご時世に軽量FR車を出してるんだからありがたい話です。僕には逆立ちしても買えませんけど。
toyota.jp 86

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あとはRE雨宮がまた奇抜なクルマ出してたくらいで、例年に比べて展示車両はちょっと少なめな印象でした。

決勝 追走トーナメント

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BEST 8決定戦
松川和也(Team UPGARAGE with DRoo-P AE85) vs. 佐久間達也(Team TOYO TIRES DRIFT S15)

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今回のコースレイアウトは「コロシアム型」と言うらしいのですが(公式より)、走り終わった選手が客席の前をゆっくりまわりながら戻って行きます。もちろん良い勝負の後は歓声が上がりますし、なにより選手と観客の距離が近くなるのが良いなと思いました。

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準決勝
古口美範(TeamBOSS with FALKEN S15) vs. 末永正雄(M7雨宮SGC with YOKOHAMA RX-8)

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こちらも準決勝。
斎藤太吾(ダイゴ JZX100) vs. 松川和也(Team UPGARAGE with DRoo-P AE85)

やっぱり横向いた後の安定感は重量車に分があるような気がしました。軽量車は角度を維持するのにかなり細かなコントロールをしているように見えました。そしてこれが雨の中のiPhone画質の限界…。

決勝

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斎藤太吾(ダイゴ JZX100) vs. 古口美範(TeamBOSS with FALKEN S15)

流石決勝ともなると、雨の中のクソウェットだという事を忘れさせるくらい迫力のある勝負になりました。いつコントロールが破綻してもおかしくない雨の中で、安定してクルマを曲げて行くのは正にプロの技ってやつですね。残念ながら我らが栃木の古口選手は準優勝でしたが、非常に良い試合でした。

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そんなわけでクソ悪天候の中での開催となった今年のD1GP、終わってみればいつも通り楽しめてあっという間でした。後輩も雨の中で嫌になっちゃうかなと心配しましたが、そんな心配するまでもなかったようで、是非次回はドライで観戦したいっす!と早くも次回の話をしてました。まあ年に一回くらい見たいよね、と、公式HPを覗いてみたら次回のお台場は12月…。次は寒空の下、鼻水垂らしながらの観戦になるかもしれません?