2日目 4/29(日) 6:00 熱田神宮
早朝4時半に健康ランドのリクライニングソファで起床。ささっと支度をして、人の少ない早朝、熱田神宮にお参りに行きました。僕も人のこと言えた立場じゃないですが、隣の席のおっさんのいびきヤバかったなあ…。
早朝の神社はほとんど人がいないし、澄み切った空気感が好きです。
熱田神宮には「三種の神器」のひとつ「草薙神剣」が祀られているそうです。「草薙神剣」とか聞くと、和ファンタジーな雰囲気が僕の中二心をくすぐりますが、もういい歳なのでいい加減中二心とか言うの止めようかと思ってます。
道中の交通安全やらをお願いしてきました。
「安全運転はお願いするものじゃなくて自分でするものだろ…」
7:50 名神高速 伊吹PA
朝は名古屋市内でモーニングを食べて出発したかったのですが、時間が早すぎて営業している店がほとんど無かったことと、喫茶店の多くは名古屋駅や栄などの繁華街周辺にあり、また駐輪に難儀するのもアホ臭いので諦めて次の目的地へ出発することにしました。しかしお腹が空いて寄ったPAにモーニングセットがありました!もっと奇抜なやつも食べてみたかったけど、十分満足。
8:30 彦根城
というわけで本日の目的地はご当地ゆるキャラのひこにゃんで有名な彦根城。
ひこにゃんと彦根の観光情報 | ひこにゃん公式サイト – 彦根市
城の周りは公園として綺麗に整備されていて、堀が凄く立派で綺麗でした。堀に沿って植えられている桜が咲く季節はさぞ綺麗なんだろうと思います。
城自体はシンプルな造りなのですが、天守閣までは結構登りました。スニーカー持ってきて良かった。
天秤櫓。一回橋の下をくぐってから櫓の中を通らないと先に進めない。
天守は決して派手ではなく、こぢんまりとした佇まい。
しかし天守までの道程も、城周辺の公園の雰囲気も凄くよかったです。観光客がたくさんいるのはひこにゃん効果だけではなさそうですね。天守の裏側からの道にあった苔むした石垣がいい雰囲気でした。
しかし彼も多忙なようで、時間を選ばないと会えないみたいです。
ちなみに彦根城での駐輪場ですが、公営の砂利駐車場の端に停めさせてもらえました。100円とか200円くらい払った気がします。
11:00 滋賀県立琵琶湖博物館
琵琶湖に住む生き物を中心に、淡水生物の展示が充実しているとの話をどこかで聞いたことがあったので寄ってみました。
正直、ただの水族館だと思っていたのですが、「火山活動による琵琶湖の形成」から展示が始まる充実っぷり。
「琵琶湖」と「淡水生物」のキーワードを軸に、生物学や地形学から周辺住民の歴史と文化まで、様々な分野への興味をかき立てるような展示内容でした。こんなに充実していると思っていなかったので、時間の都合上じっくり見ることができませんでしたが、きちんと一つ一つ見てたら間違いなく半日はかかります。
後半はお楽しみの淡水水族館。
普通の水族館だと淡水の魚は居てもオマケ扱いですが、そんな彼らがメインを張っているのは新鮮だし、散々釣らせてもらっている身としては珍しい海水魚より分かりやすくて楽しいです。この大きい水槽も上部は外に解放されていて、自然の池っぽくなっていました。
水族館によくあるトンネル。普通なら大きなエイとか、サメとか泳いでるところですが、
フナが泳いでいました。
ビワマス(未成魚)の群れ。成魚がカッコいいんだけど、どうやらチェックし忘れている様子…。
オイカワはきれいだなあ。TDバイブレーションを思い出しますね。
非常に分かりづらいですけど、オオサンショウウオ。木と木の間に頭と前足が見えます。この写真では分かりませんが、想像以上の大きさ。1mくらい?
お世話になっているオオクチバスさんはブルーギルと同じ水槽に入れられて非常にストレスが溜まっている様子でした。なんかツーリング記事なのに魚の写真ばっかりになってしまいました。
楽しく魚を観察した後は・・・
これがこの博物館での本当の目的。「バス天丼」
食べかけで申し訳ないですけど、臭みのない淡白なお味。程よい弾力があって、そこらの白身魚より美味しいかもしれません。わざわざ遠回りしてきた甲斐がありました。博物館と合わせてオススメです。
一時期のブームが去って斜陽と言われるバス釣りシーンですが、目の前の琵琶湖にはこんなにたくさんの釣り人が(恐らくみんなバス釣り)。確かに地元に琵琶湖があったらサッカーとか野球やるようなノリでバス釣りできそうで羨ましいですね。
琵琶湖博物館を後にし、琵琶湖大橋を渡り、国道161号を北へ北へ。途中、湖の中に鳥居の立つ白髭神社に寄って鳥居をバックに一枚撮りたかったのですが、あまりの渋滞のため断念…。あそこでバイクの写真を撮るには交通量の少ない時間帯を狙うしかなさそうですね。
17:00 三方五湖レインボーライン
敦賀の街を抜けてキャンプ場にテントを張った後、三方五湖レインボーラインへ。
株式会社レインボーライン|レインボーライン山頂公園|福井県三方上中郡|
通行料金700円はターンパイクもビックリですが、若狭湾を望みながら断崖を走るワインディングはなかなか走り応えがありました。
頂上手前の駐車場からの眺め。
三方五湖は「三方湖」「水月湖」「菅湖」「久々子湖」「日向湖」の5つの湖がつながってるそうです。空がモヤモヤしているのは天気のせいもありますが恐らく黄砂でしょうね。夕暮れ時がきれいだとツーリングマップルあたりで見た気がしたので残念。
ちなみに頂上には筑波山山頂と良い勝負な感じのお店とかリフトとかがありました。登ってくる時に料金所のオヤジさんが「リフトは5時で終わりだよ!」って言われたんですが、17時ぴったりくらいに電源が落ちて15分後くらいには従業員さんがみんな帰っていきました。優良企業だなあ。
おつかれさまでした
この日のお宿は敦賀市の「野坂いこいの森」キャンプ場。料金無料のいわゆる神物件。17時までに簡単な受付だけ済ませればOK。駐車場からサイトまではちょっと上り下り。
銭湯なんかがある街中まではバイクで10分くらい。風呂で暖まった後、知らない街を空荷で走り抜ける爽快感。早めにテントに潜って、今回から投入したラジオでNHK聞いてましたがキャンプで聞くAMラジオって良いですね。近所迷惑にならないように早めに就寝。
この日の走行距離:323km