2012春 北陸・中部ツーリング(3) 敦賀~金沢~千里浜

3日目 4/30(月) 6:30 野坂いこいの森キャンプ場

120430-001

3日目にして痛恨の二度寝。目が覚めたら周りの人はほとんど撤収完了してました。
そして今日も霞んでますね。敦賀市から国道27号線、国道8号線を使って北上します。

120430-003

敦賀から北上する道は信号も交通量も少なくて、とても走りやすかったです。特に杉津の町を過ぎてから分岐する県道204号、国道305号は「越前・河野しおかぜライン」という愛称どおり、海を左側に見ながらの気持ち良いルートで、確かに北海道のオロロンラインの雰囲気に似ていました。

また、道中何度も海沿いの漁師町だったり、温泉旅館や海水浴場があったりする集落の中を狭い道幅で通り抜けるのですが、この街中の雰囲気が良くて、なんでもっと写真を撮ってこなかったのかと歯ぎしりをしながらこのBlogを書いております。

11:00 東尋坊

120430-007

本日の観光その1、東尋坊に到着。東尋坊と言えば自殺の名所という話ばかり聞いているので、女子供の寄り付かない殺伐荒涼とした景勝地を想像していたのですが、着いてみたらカップルがデートしちゃうような賑やかな観光地でした。

駐車場はたくさんあるのですが、係員が誘導しているようなところは大体お土産屋さんの駐車場みたいでした。乗用車は数百円かかるようでしたが、バイクは無料。その代わりと言っちゃあ何だけど、何か買っていってね。って事らしいです。

120430-008

このお土産屋さん街が思っていたより長くて、店先で海の幸を網焼きしていたりと、誘惑多数。

120430-017

着いた!けどすげえ人だらけ・・・

120430-023

よく見ると水辺まで降りられるみたいなので降りてみましょう。

120430-025

海がすごいきれいで、人が少なければ磯遊びできそう。東尋坊一帯を遊覧する船も走ってました。

アジア人観光客でごった返す中、バイクを置かせてもらった土産屋まで戻って昼食。観光地だし、店の雰囲気からあんまり期待してなかったけど、もう少しちゃんと店選べば良かったなと思わせるクオリティでした。失敗。

ファミリーカーで混み合う東尋坊を出発し、国道305号線、北陸自動車道を使って金沢まで北上。

13:40 兼六園

120430-027

本日の観光その2、兼六園に到着。

駐輪場は「桜ヶ岡口」の近くに停めやすいバイク用の駐輪場がありました。ちょっとアクセスしづらいですが、周辺道路や四輪用の駐車場にいる交通整理係の人に聞くと丁寧に教えてもらえました。

120430-028
120430-029

花をつけていたのは兼六園菊桜?

120430-037
120430-039
120430-047

正直、来るまでは木が生えてるだけのただのお庭でしょ、と思っていたのですが、そこは流石日本三大庭園の力なのか、それともこういうジャンルに対応できる感性が僕に付いたのかは分かりませんが、予想以上に楽しめました。特に最後の写真にある「根上松」と呼ばれる松の木は凄い迫力でした。

120430-033

兼六園の代表的な絵。「徽軫灯籠(ことじとうろう)」

120430-035

でもそういう場所ってみんな写真撮りたがるから大混雑ですよね。

120430-054

いい雰囲気の休憩どころも園の内外にたくさんありました。

120430-043

というわけで休憩。

120430-032

園内には植物周りのメンテナンスをする方がたくさんいました。この美しい景観を保つには相当な労力が必要かと思います。どうもお疲れさまです。

14:30 金沢城公園

120430-056

満足して兼六園を出て、さて出発しようかと思ったら目の前に金沢城公園があったので寄ってみることに。

120430-057

ゲェェ超広い!

120430-058

お金がかかるのは櫓などの建物内に入る場合のみで、大半の場所は無料。きれいに整備されてて気持ちのいい場所でした。そりゃあ芝生でゴロゴロしたくなりますね。

120430-064

でもあくまでお城なので、立派な櫓があります。その昔は天守閣やら御殿やらもあったそうですが、火災で消失してしまい、現在建っている櫓などは復元されたもののようです。1995年までは金沢大学のキャンパスがあったそうですが、城の中にある大学ってカッコいいですね。

金沢城公園

というわけで思いのほか金沢を満喫してしまいました。市街地も小綺麗に整備されているし、小粋な大人の旅行って感じでまたゆっくり来てみたいですね。などと、他人事のように思いながら小汚いツーリング野郎は本日の宿を目指しました。

16:30 休暇村 能登千里浜

120430-065

本日のお宿はこちら。

休暇村能登千里浜公式ホームページ《ベストレート保証》|世界農業遺産「能登の里山里海」へようこそ

120430-066

ささっと設営して本日の最終目的地へ出発。

17:30 千里浜なぎさドライブウェイ

120430-070

言わずと知れた、日本で唯一波打ち際の砂浜を走ることができる道路。

車で走れる砂浜 千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ|各課・施設|羽咋市

120430-069

なので、普通にクルマが走ってます。

この写真にあるエリアは砂が締まっているので大丈夫ですが、舗装道路から切り替わるあたりは砂が浮いててすげー怖かったです。オフ車の人はケツ滑らせたり波の中バシャバシャ走ったり楽しそうでした。

IMG_0936

僕もこれやってみたかったんです。

120430-083

日没まではひとり撮影会。波がきれい。

ちなみにサイドスタンドで停車しようとすると、砂にめり込んで倒れますので、あらかじめ下に敷く板切れなどを準備しておくと良いと思います。僕は直前まですっかり忘れてて、砂浜の入り口に落ちてた板切れを拾って使いました。発車する時は体でバイクを支えながら板切れを回収すればなんとかなりました。

120430-107

しかし天気に恵まれて良かった。ここまで走ってきた甲斐がありました。

120430-112

たくさん潮風&しぶき浴びてるけど、これってすぐ洗車しないとヤバいのかな・・・なんて思いましたが、どうせ2日後くらいから雨予報なので、自然洗車に期待することにして、キャンプ場に帰りましょう。

おつかれさまでした

120430-117

サイトは乗入れ可、林間のフリーサイトで1600円とかそれくらい。ちょっと高いけど、歩いて風呂入り行けるし、星がきれいだし、夕暮れのなぎさドライブウェイを走るのであれば最高の立地だと思います。

IMG_0944

夕食は彦根で買っておいた近江牛ビーフハヤシ。700円くらいしただけあって、肉がゴロゴロ入ってて美味しかったです。でももうちょっとキャンプの食事バリエーション増やしたい。

IMG_0945

そして今回初投入のファイアスタンド2。焚火技術のほとんどない僕が何も考えずに薪を放り込んでもガンガン燃えてくれる、評判どおりの頼もしさ。何で木燃やしてるだけなのにこんな楽しいんですかね。ちなみに薪もキャンプ受付時に買えます。高いけど。

ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアスタンド2 683064

Route of 2012 spring-3

この日の走行距離:251km