ヘルメットと言えば、W650に乗り始めてからずーっとSHOEIのZ-5を被っておりました。ヘルメット界でAraiと天下を二分するSHOEIの普及モデルですからそれはもう大変快適だったのですが、気がつけばもう4年が経っておりました。それは僕も歳をとる訳です。
じゃあそろそろ次のメット買いますか。という事で、シンプルでシルエットが小さい、クラシカルなフルフェイス、という大雑把なイメージで探し始めて候補に挙がってきたのが、BUCO RACERとか、この立花 GT-750あたりでした。
当初は完全にBUCO RACERを買う気でいたのですが、一番のネックは僕の頭がデカくて試着無しでは買えない事。この時は最終モデルが丁度売り切れ始めたところで、TOYS McCOYの店舗にもサイズが無くて試着できず断念。その一方で、立花GTはW650仲間のshimaさんに試着させて頂き、なんとか頭が収まる事を確認することができました。あとは僕のバイク趣味が欧米路線より国産路線に傾いている事も選択の大きな要因のひとつだと思います。
肝心の使い心地ですが、まずSHOEIに比べてメチャクチャ狭く感じます。口からチンガード部分までがスゲー近くて自分の吐息で結露するレベルです。あと帽体サイズがギリギリなので、内装にスピーカーを仕込む事すらできません。さらにシールドもボタンでパッチン式なので密閉性がなくて、風もガンガン入ってきます。友人の言葉を借りると「フルフェイスの形をしたジェット」。そして何よりこれらのネガティブな点を帳消しにするくらい見た目が気に入っております。
でも青いバイク以外には似合わないかもしれないので、オレンジ色のバイクとか買っちゃったらまた色違いを買い増す羽目になるような気がしております・・・。