2017年6月週末ツーリング1(大垂水峠〜道志)

仕事が平日休みから土日休みに戻った為、毎週末恒例の朝走りに行ってまいりました。この日は4時には出発しようと思ってたのに、まさかの二度寝で起きたら6時…。今日はやめとこうかなとも思いましたが、ルートを短くして走ることにしました。

いつも通り最寄りICから中央道に乗り、今日は八王子第一出口から16号で北野街道へ。少し街中を走った後、高尾山IC横を通ってまずは甲州街道大垂水峠を走りました。時間が少し遅い為か自転車の人が多かったのですが、前を走るミニバンがミニバンとは思えないペースでクリアしていくのでほとんどストレスなく走れました。

そして今回気付いた事ですが、八王子→高尾山の二輪の高速道路料金って180円なんですね。今回はケチって北野街道を走ったのですが、交通量も信号も少なくはないので、180円と天秤にかけるなら高尾山ICまで高速道路を使ってしまっても良いかもしれませんね。

大垂水峠の後は相模湖駅前から国道412号で相模湖を回って道志みち方面へ。ここのルートも主要道路なだけあって、少し寝坊しただけで地味に交通量が増えますね。道志みちに入る頃には8:00を回ってしまい、すっかり自転車と四輪車だらけになってしまいました。

 
 

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写真では分かりづらいですが、朝食に寄ったコンビニもその周辺もバイクだらけです。現行スーパースポーツから大好物の国産旧車までずらりと並んで壮観ですが…

コンビニで朝食を済ませた後、再び道志みちに戻りましたが、先行する四輪車のペースに合わせてのんびり走りました。自分のペースで気持ち良く走るにはやはりもっと早い時間帯に来るべきでしたが、時間帯が早いと今度はマン島TTさながらのハイペースな方々に気をつけて走ることになりますし、この日は早朝に道志村付近で二輪の事故があったとのことです。

道志村でバイク事故・男性死亡 | UTYテレビ山梨

事故は誰にでも起こり得るものとは考えていますが、早朝の道志の様子を思い浮かべると、やはり週末は時間帯を選んで走るべきですね。

いつもなら道志みちを山中湖まで進むところですが、今日は道の駅の手前で県道24号線を都留方面へ。当初はそのまま大月を抜けて小菅村から奥多摩周遊に行くルートを予定していたのですが、2時間の朝寝坊が効いて、そろそろ帰路につかないと午前中のうちの帰宅が厳しくなってしまいました…。

 
 

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しかしあまり期待していなかった県道24号線が路面状態もよく、結構気持ちのよい道でした。都留方面から道志へ向かうバイク数台とすれ違いましたが、都留方面へ向かう交通量はほぼ皆無で、気持ちよく走れました。

都留に出てからは国道139号富士みちを大月まで素直に走って、大月ICから中央道へ。

 
 

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中央道といえば談合坂SA,談合坂SAといえば桔梗信玄プリン。ということで育児で何かと手が掛かる中、週に一度のリフレッシュに送り出してくれる家族へのささやかな罪滅ぼしに信玄プリンを調達して家路へ。これほんと美味しいので、お土産にもなるし自分も食べたいしいつも買ってしまいます。

というわけでぴったり4時間、約170kmの週末朝ツーリング、距離は短くなってしまいましたが、たまにはペースを落としてのんびり走るのも良いですね。混雑する週末の人気ツーリングコースは特に注意して走りたいものです。

ラビット日記 2017年6月

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最近では主に近所への買い物のの足になっているラビット。子供が産まれてからはベビー用品の買い出しも積極的にこなしております。

2013年の北関東部品交換会で現状車を衝動買いしてしまって以来、最低限走れる整備しかできないまま今日に至ってしまっているのですが、それでも文句も言わず(?)走り続けてくれているのは50年前のバイクが丈夫なのか、状態に恵まれた車両だったのか…

 

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週末には久しぶりに都内を40kmほど走ったのですが、スロットル高開度時にゴボつく現象が発生。キャブレター内のジェット類に詰まりでしょうか?最後に分解清掃したのは2015年6月ですが、走行距離の少なさから給油の回数がとんでもなく少ないので、ガソリンが古くなって悪影響を出している可能性もあるでしょうか?

そもそも燃調が合っているのか?という可能性についてですが、以前にはこのような現象は起きていないので、現在に至るまでの間になんらかの変化が起きている可能性が高いと考えることにしましょう。ともかく、一度マニュアル通りに調整してみて、変化がなければキャブレター清掃、それでもダメならジェット類を購入して交換でしょうか。最近KEYSTERからラビット用の燃調キット出ましたしね。

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ラビットシリーズ|燃調キットプラス一覧表|製品情報

キャブレターの他にもフロントブレーキの調整もしたいし、当時物であろうスロットルワイヤーの交換もしたい。気がつくと減っている各所のビスも補填したいし、恐らく劣化しているであろうマフラーも点検補修したい…。

そんな整備状況なのは、元々このラビットを手に入れた時、「整備の勉強としてバイク屋さんにはまかせず、できるだけ自分で作業する」という目標を立てたためなのですが、なかなか整備の時間もとれず現在に至ってしまったのです。

しかし手に入れてから一度も完調を知らないので、いっそのことお店に丸投げして膿み出ししてもらいたいなとも思うのですが、折角なら自分で作業してみたいですし、できそうな部分は少しずつ勉強して、このBlogに記録しつつ手を入れていきたいなと思います。

 

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便利な荷掛けフックのお陰で、スーパーへの食料品の買い出しもお手の物です。

2017年 第33回 パイオニアランジャパン

去る5月の下旬、去年も参加したパイオニアランに参加してきました。会場である栃木県宇都宮市の道の駅ろまんちっく村に戦前戦後の名車だけでなく、発動機が集う旧式愛好家垂涎のイベントです。

去年の引き続き、今年もバイク仲間のMinoru氏が若手メンバーとして精力的に運営に携わっており、ファンの高齢化に伴い存続が危ぶまれる旧車イベントが多い中、とても勢いのあるイベントだと思います。

パイオニアランジャパン – PIONEER RUN JAPAN Official WebSite

Minoru氏のBlog:
Z400LTD.net -カワサキ旧車をハブにして、無限に広がるバイクライフを記すBlog. – Z400LTD.net

朝は6時頃に外環道から東北道へ、7時くらいに羽生PAにてこの日同行するメンバーと合流しました。うっかり皆さんの写真を撮り忘れましたが、BMW R100RS、R90/6、それに僕のR100RSというBMWツーリングとなりました。やはり高速道路での安定性は快適そのもの。先日のツーリング時に感じた前輪の違和感は何故かほとんど発生していないように感じました。やはり一度きちんと確認しないといけないですね。

道の駅うつのみや ろまんちっく村

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パイオニアラン会場にはパレードランの出走が始まる頃に到着しました。パレードランにエントリーすると、レッドカーペット上で一台ずつ主催者さんからの紹介を受けて走り出します。このイベントのメインですね。エントリーしている車両は実に多種多様で、古いものではYAMAHA YA-1や陸王、Velocetteの2ストロークモデルから、旧車イベントの定番どころではCB750、ラビットS301、メグロZ7、比較的新しい車両ではMV AGUSTA F4の参加もありました。

会場に着いてまず思ったのが、去年と比較して明らかにエントリー台数と来場者が増えていることでした。旧車イベント好きなマニアックな層(失礼)だけでなく、小さい子供を連れた若いファミリーや、ペットを連れた年輩の夫婦など、客層が幅広いのも印象的でした。

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規定のコースを走るパレードランから帰着バイクから会場に並べられていきます。やはり栃木は烏山(現那須烏山市)に工場があったためか、メグロの参加が多いです。

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こちらはラビットS48でしょうか?S301などはタマ数多いのでよくお目にかかりますが、数字の小さいラビットを見られるのはこういうイベントならではです。

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そしてこちらは主催者さんの古いMoto Guzzi。雑木林の中に放置されていたものを再生したそうです。フライホイールむき出し、スロットルはグリップを捻る機構が生まれる前なのでレバー式です…。

もちろん発動機もあります

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このイベントのもう一つの大きな目玉がこの発動機運動会です。大小様々な発動機が小気味よい作動音を立てて運動する様子を、腕を組んでじっと見つめる、内燃機関好きが最後にたどり着くと言われている侘び寂びの世界です。ポンポン回ってるの見てるだけで何が面白いの?と思った貴方、一度会場に足を運べばその魅力に気付けるはずです。

駐車場の部

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もちろんこのイベントに来場する見学者はその分野の好き者(また失礼)ばかりなわけですから、駐車場・駐輪場は第二会場さながらの見応えになります。写真には収めませんでしたが、国産ならZ1、W3にザッパー、CBはKから仏閣系、BMWはミュンヘナーやR75/5、英車はTriumph、Nortonとメインディッシュ後のデザートにしてはボリュームのある内容でした。

各所の旧車イベントを見学するようになって数年経ちますが、冒頭にも書いたようになかなか参加者が集まらずに今後の運営が危ぶまれるようなイベントも散見されます。そんな中で身内の贔屓目を差し引いても、活気を保ち続けている勢いあるイベントの一つだと思います。

首都圏からも往復200km強のちょうどいいツーリングになりますし、帰りに宇都宮餃子なんてのもおすすめです。参加されたことのない方はまた来年を楽しみに待ちましょう!

深緑の峠をつなぐ近郊ツーリング(奥多摩〜富士〜箱根)

前回のツーリング同様、平日休みであることを利用して首都圏近郊の有名ツーリングスポットをつなぐ贅沢なルートでひとっ走りしてまいりました。前回のビーナスライン同様、週末には観光客やツーリング客でごった返すであろうスポットを平日に満喫する狙いでございます。

いつも通り6:00ごろ最寄りICから中央道に乗り込み、八王子第二出口で脱出。ガラガラでひんやりした空気の新滝山街道から街なかを抜けて秋川街道、梅ヶ谷峠で体を慣らして青梅街道といういつものルート。この頃だいぶ暑い日もあるので薄着で出かけようかと思いましたが、まだまだ朝の山の中はひんやりしました。「寒いと辛いが暑けりゃ脱げば良い」という座右の銘に従い少し厚着をしてきて正解でした。

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ほぼ貸し切りの青梅街道を駆け上がって奥多摩湖に到着。カラッとして冷たい朝の空気が気持ちいいところですが、ゆるキャラな僕のお腹もお目覚めのようで、あまり長居はできそうにありませんでした。

その後は青梅街道(大菩薩ライン)を柳沢峠方向へ。いつか走った時の記憶ではどこか狭くて路面の荒れたイメージの峠でしたが、路面がきれいで走りやすい箇所も多いですね。大菩薩ラインで塩山に入り、フルーツラインを走るつもりで入り口を探してしまいましたが、そのまま国道を走れば道路標示があるんですね。

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フルーツライン途中にある「牛奥みはらしの丘」で休憩。甲府盆地が一望できるスポットでトイレ完備でした(重要)。ずっとダブルだったタチバナサドルバッグからシングルバッグに変更してみました。とはいえタチバナは相場が高騰している上に現行品はキャンバス地ではなくなってしまっているので?、蚤の市で手に入れたボーイスカウト用のバッグをうまいこと装着しています。日帰りツーリングなら十分かと思いますし、やはりシングルのほうがすっきり軽快ですね。

 

ルートは甲州街道から国道137号(御坂みち)で河口湖方面へ。西湖方面への道路標示にも心惹かれましたが、また次回のお楽しみにしておくことにしました。本当は昼食に富士吉田のうどんを狙っていたのですが、まだこの時点で10:00過ぎくらい。営業しているお店を探すのも良かったのですが、まだあまりお腹が空いていなかったので山中湖方面へ。

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パノラマ台からの富士山を期待しましたが雲の中で拝めませんでした。次点に狙っていた湖畔のハンバーガー屋さんもいつの間にか河口湖に移転していたようでこれもタイミング悪し。食事処で悩むのも本意では無いので、御殿場市内で簡単に済ませてしまいました(面倒になったとも言う)。

御殿場からは国道138号で箱根スカイラン〜芦ノ湖スカイラインへ。

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以前走った際は、全道程が視界数mの霧の中で恐怖しか感じませんでしたが、さすがスカイラインの名を冠するだけあって、空の中を走るような開放感ですね。途中の展望スペースから望む芦ノ湖もご覧の通りの眺めでした。ここからいつもなら何も考えずにターンパイク連絡道路〜大観山〜ターンパイクと有料道路をつなぐのですが、この日は椿ラインで大観山へ行き、そのまま湯河原へ降りることにしました。

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降りる前に大観山で休憩。ラウンジにキリンと頭文字Dが全巻揃ってるとは思いませんでした。久しぶりに読み始めたらなかなか読み終わらなくてだいぶ時間を使ってしまいました…。

実は走ったことのない椿ライン。タイトな県道ワインディングというイメージでしたが、路面がきれいでとても走りやすかったです。確かにタイトなコーナーが続きますが、いいリズムで曲がって行ける不思議な峠ですね。途中、上って下ってを繰り返す二輪の走り屋集団がいましたが、彼らのような人達がいるということはやはり走りやすく人気の峠なんですね。

湯河原からは西湘石橋ICまで国道を走り、小田原厚木道路→東名高速で帰宅しました。
峠だらけの363km、12時間のツーリングで大変お腹いっぱいの内容でした。やはりR100RSの後にZに乗ると乗り慣れている「後輪に乗る」乗り方なのでとても乗りやすく感じますね。それがR100RSでの乗り方の課題にもなってるわけですが…。一方で帰りの高速道路での高回転が続くような場面ではハンドルへの振動がそこそこあり、R100RSの静粛性が恋しくなります。

お互いに一長一短、長所がわかれば短所がわかるような存在同士のような気がして、バイクの乗り味を考え味わう上ではとても恵まれた環境だなと思っています。いつまで維持できるかわかりませんが、乗れるうちにガンガン乗っておかないといけませんね。

さらに最近の課題が日帰りツーリングの経済性について…。何も考えずに高速ガンガン使って、お昼も名物のいいもの食べて、というツーリングをすると結構な出費になりますよね。それが毎週となれば毎月のツーリング費として予算を計上するレベルです。今後長く付き合う趣味にするには、この辺も効率よくスマートに楽しめるようにしていきたいと思い、今回より一部有料道路をパスすることにしたのです。しかし場合によってはケチったことで興が冷めるような可能性もあるので、この辺は経験を積んでセンスを磨くしかないかなと考えています。なかなか難しいですね。

Z750four 初夏の仕様変更

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実はZに乗り始めてから間もなく入手していたメーカー不明のYB絞りタイプハンドル、DIYにて交換しようと考えていましたが、どう考えてもプロにお願いしたほうが早いし確実。ということでいつものT.R.Companyさんにお願いして交換してもらいました。

この78年式Z750Four(D1)はスイッチハーネス類がハンドル中通しになっているので、スイッチ部を加工して外回しに変更してもらいました。この辺もDIYでやっていたら確実につまづいていたであろう箇所ですので、自分でやっていたら交換までにあと何年かかるか分かったものではありません。

 

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このハンドル交換に合わせて若干の仕様変更をしました。YB絞りに旭風防の組み合わせも好きなのですが、どうしてもマーシャルのイエローレンズと相性が良くない気がしていたので…

 

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旭風防を取り外し、ついでにメッキ版に交換されていたメーターケースも中古の純正黒ケースに変更しました。ヘッドライト周りがシンプルになってスッキリ軽くなった印象です。夏も近いので風防ない方が気持ちよさそうですしね。

 

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W650時代から使い続けている旭風防もいい感じのエイジング具合になりましたので、大切に保管してまたのイメチェン時に登場してもらうことにしましょう。

R100RSと乗り比べるようになって、R100RSが大きなフェアリング付きバイクなので、Zはネイキッド感やコンパクトさを感じられる方向に持っていくのがいいかなと考えるようになりました。

R100RSはフェアリングに隠れるようなコンパクトなライディングポジションと、車両特性を活かした安定感を楽しむ長距離ツーリング指向へ。Zは(R100RSに比べて)高い重心と起きたポジションで、できるだけ軽快さとネイキッド感を楽しむ街乗り・峠乗り指向へと乗り分けていけたらなと考えています。