W650 週末リフレッシュ帰省

何の予定もない夏の平日、特に理由もないけれど帰省してみました。いつも通りダラダラ起きて、最低限の荷物を詰めて走り出しました。渋滞と熱気で渦巻く都内をさっさと抜けて、北に向かって大きな川を渡る度、空気が変わっていくのを感じます。

馴染みの地名でICを降りれば、そこかしこに夏の匂い。思わず幹線道路から脇道に入り、田んぼ道をのんびり走ると全身に田舎の夏の雰囲気を感じます。やっぱり四季の中で一番自然の主張が強いのが初夏~夏。何もかもがエネルギッシュですね。

何言ってるかよくわかりませんが、バイクにしろ釣りにしろ、四季の移りを楽しめる趣味って贅沢だと思います。ちょっとした雰囲気の変化に気付けた瞬間って妙に嬉しいです。

 

10年以上前、自転車で走り回った田んぼ道を走ったら妙に懐かしい気分に。ラケット背負って部活の練習に行った町民体育館、釣り竿担いで必死に登った溜め池までの坂。無意味にグルグル走り回ってしまいました。山の匂いと田んぼの匂いを嗅ぎながらぼーっとしてると懐かしい色の電車が走ってきました。本当に不便でどうしようもないけど、なんだか憎めないローカル電車です。

 

最近バイクカバーをかけるのをサボっていたせいでホコリだらけになっていたバイクを洗車しました。といっても、洗車道具も何もないので圧力がかかりすぎないように気をつけながらささっと流す程度。備え付けのタオルで拭き上げているとボコボコになるまで蚊に刺されました。

夜は友達と夕食へいったのですが、ラーメン二郎栃木街道店は結構旨い。川崎店よりは間違いなく旨い。

 

食後は昔通った懐かしい公園で雑談しながらスケボーしたり、チャリ乗ったり、写真取ったり。数年前、バイト帰りにここで必死こいてスケボー練習していた時期があったのですが、まさにその日に戻ったような感覚に。また実家に帰って、朝起きたら学校に行って、終わったらバイトに行って…。

背後では栃木名物の雷様がはしゃいでいましたが、昔のカンを使って降られずに帰宅しました。帰るたび五感を通して懐かしさと安心感を与えてくれるこの土地、ちょっとの帰省に有り難みを感じられるようになったのは、仕事で都市部に出て行って良かった事のひとつです。次はいつ帰れるかわかりませんが、またもう少し頑張りましょう。

 

2011 山陰・瀬戸内ツーリング(9) 神戸~川崎

というわけで長かったこの春のツーリングも最終日。場違いなシティホテルから小汚い男が一路川崎を目指す。

 

三宮市の神戸市役所前はカラッと良い天気でした。「あとは帰るだけ」とは言いましても、まだ600km近く走らなきゃ行けない訳でして…。

生田川から阪神高速3号に乗り、いつ来ても何が何だか分からない大阪環状線を看板に従って恐る恐る転がしますが、京滋バイパスまで出てしまえばあとは安心。しかしその安心感は同時に「作業走行」開始の合図である…。勿論最初は楽しんで走れるけど、高速延々600kmはなかなか堪えるよね。

 

眠気に負けそうになってSAでソフトクリーム食ったり…。連休最終日前に帰路についた事が幸いしたか、伊勢湾岸のあたりまで目立った渋滞は無し。が、東名豊田付近が火災により通行止めとの表示。しかもこれから帰る関東の天気は雨。

通行止めなんてその区間だけ一般道に逃げればオッケーっしょ。と思ってましたが、その一般道は高速から逃げてきたクルマで大渋滞。蒸し焼きになりながら走り続けると、いつしか戻るはずの東名を見失って浜名湖畔に到着していました…。

 

ともあれ、日が落ちる前には富士川まで距離を稼いで、小雨降る川崎市へ無事到着となりました。
静岡県の長さと新名新のつまらなさは異常。

 

この日の走行距離:588km

 

2011 山陰・瀬戸内ツーリング まとめ

総走行距離:2971Km
総撮影枚数:579枚

「行った事ないから行ってみたい」ってな理由だけで行き先を決めた今回のツーリング。関東から見たら縁遠く地の果て感のある(失礼)な山陰地方も、行ってしまえばそんな遠いところでもないなって感じでした。海は綺麗だし、観光地も騒がしくないところが多く、交通の便があまりよろしくない事を除けばこういう一人旅には適したエリアかも知れません。

スポット別に思い出すと行けて良かったのは城崎温泉、尾道、金比羅山、姫路城でしょうか。逆にちょっと残念だったのがアクセスしにくい天橋立、思ったより迫力のない鳥取砂丘、天気のイマイチな角島、本殿見学できなかった出雲大社。見学にドレスコードがあるとはね…。

初の1人キャンプも経験。何故か今まで経験がなかったのですが、1人だとマジ夜やる事がない(笑)まあ誰かいたところで酒飲んで寝るだけなんですが…。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。今年の夏はまた北海道の予定です。今年は大洗から苫小牧へ。

 

2011 山陰・瀬戸内ツーリング(8) 香川~姫路~神戸

今日は小綺麗なキャンプサイトでお目覚め。折角香川まで来たんだからうどん巡りしたいよね!ということで、早々に撤収。管理棟でもらってきたうどんマップを眺めながらネット情報と照らし合わせ、観光地化した有名店をピックアップ。どうせだったら有名なおいしいところで食べたいよね!

 

かまたま発祥の店? 山越うどん

というわけで有名店にやってきた訳だが…「一応今日(5月6日)は暦上平日だし、開店前ならそんな大した行列無いっしょ」そんな風に考えていた時期が僕にもありました。

 2005年のゴールデンウイークは待ち時間が最長2時間、車の列が延々2キロも続いたという山越うどん。讃岐うどんの一大ブームの頂点を過ぎても客足が衰えることはなく、むしろ客数が増えたそう。
山越うどん | 讃岐うどん遍路 | 四国新聞社:

この山越うどん、かまたまの店として有名なのは知っていましたが、ここまで観光地化しているとは思いませんでした。個人店なのに店の横に観光バス停められる駐車場完備してるし、道には客のクルマ誘導する警備員が何人もいるし、バイクで行ったら「バイクはこちらですよ~^^」てな具合です。

 

しかし一度並んでしまえばどんどん列が進んで行くのがうどん屋の良いところ。同じくらいの人数で1時間も並ぶハメになったお好み焼き屋とは大違い。厨房の中ではものすごいスピードで大量のうどんが茹でられていました。

 

程なくしてかまたまゲット(2玉)

 

このお店の良いところは、広い公園みたいな庭でうどんを食べられる事。どんぶり片手にピクニック気分。うどんですけど。

本当はこの2玉を食べた後、もう一軒くらい食べに行く予定でしたが、思いの外腹が膨れてしまった+また並ぶ羽目になるのは正直面倒くさい。というわけで腹ごなしも兼ねてこんぴらさんにお参りしてくる事にしました。

 

香川県琴平町 金刀比羅宮

そんなわけでこんぴらさんの参道?にやってきたのだ。まだ時間も早いせいか、観光客はまばら。駐車場を案内する人が沢山いるけど、全員客引きだった。有名な観光地だけど、オフィシャルな駐車場はかなり少ないみたいです(Googleで「金刀比羅宮」と入れると一番上に表示される関連ワードが「駐車場」)。

そのため、周辺の土産屋が店の前の駐車場を貸しているのですが、みんながみんなこっちに来いこっちに来いと手招きするもんだから、少々混乱しました。その中で、建家の中にバイクを停めさせてくれるという店があったので、そこに停めさせてもらう事にしました。お店でお土産買えばタダらしいけど、欲しいものがなかったので400円払ってきた。

 

参道両脇からの執拗な客引きをかいくぐると、程なくして階段が現れ始ました。金刀比羅宮は奥社まで登ると1368段にもなる長い石段が有名。これをクリアしてうどんの腹ごなしをしましょうってわけですよ。

 

鳥居をくぐります。この辺で100段くらいだそうです。急な石段の両脇にはずっとお土産屋さんが並んでいますが、まだ開いていない店があったり、とても1人て入れないような重苦しい雰囲気の店があったり、知り合いかのようにいきなり声をかけてくるような店があったりと…とりあえず飽きる事はなかったです。

 

しかしまあ、日が照ってきて暑いのなんの…。

 

ようやく「大門」が見えてきました。ここで365段。タイミングのいいところに冷えた飲み物を売るオジサンがいたりしますが、ここは我慢してスルー。

 

鳥居をくぐると両側に無数の石燈籠が並んでいます。このへんの雰囲気が良かった。涼しい木漏れ日の中をまだまだ進みます。

 

旭社につきました。ここで628段。立派な建物ですけど、何をお祀りしてるしてるのかな?

 旭社の御祭神は、天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神です。
金刀比羅宮:ガイド

多すぎワロタ。しかし、これだけ立派な建物が出てきたんだからこの先そう長くはないだろ。

 

そんな風に考えていた時期が、僕にもありました。しかもここにきて角度が増してきている気がしないでもない…。

 

やっと本宮まで来ましたよー!これで785段だそうです。やっぱり緑の中の神社って映えますね。

 

展望台からは讃岐平野が一望できます。そりゃあこんだけ登ってきたんですから景色も格別。しかしまだガスってますね…。

 

本宮の脇に立つ立派なクスノキがすごい存在感で、しばらく眺めてたはずなのに、何故か撮った写真は木が見切れているものばかり…。多分その右側にある神札授与所を入れたくなかったんだと思うけど、もうちょっと撮り方があったんじゃないかなあ。

 

参拝を終え、帰り道に通りかかった表書院では円山応挙という人の障壁画が公開されていました。撮影禁止だったので、興味ある人は下記リンクからご覧ください。写実性の高い作風が有名な人だったようです(Wikipedia調べ)。
金刀比羅宮 表書院

 

そんなわけで帰りも階段をヒーヒー言いながら降りて行きましたとさ…。「金」の字が入った団扇が欲しかったけど迷った末に買わず、何故か今後悔しています。

 

香川~姫路

お世話になった四国を後に、瀬戸大橋で本州を目指します。そういえばこんぴらさんの後に空いてそうな店探してもう一杯くらいうどん食べるつもりでいたんだけどお腹いっぱい+疲れて忘れていました。結局今回も2杯しか食べてない…もったいない事したかな。

一体いくら取られるのかドキドキだった瀬戸大橋も、それほど大した料金取られずほっと一安心。この辺は高速1000円の影響で利用客が落ち込んだフェリーが減ってしまったそうですね。これで1000円キャンペーンが終わったらフェリーはなくなったまま、高い橋を使わざるを得ないハメになる…もうちょっとなんとかしてほしいですね。

それはそうと立派な瀬戸大橋。近くで見ると迫力あるね!でも…

 

むしろ私は逆で、橋よりループ橋。あの曲線美と複雑な構造にゾクゾクするわ。むかしトミカのおもちゃでこんなぐるぐる回るコース?みたいのありましたね。

 

姫路城

瀬戸大橋から高速を走り続けて姫路城に到着。「↑姫路城」って青看板に従って走ってたらいきなり道路が石垣超えたりしてびっくりした。城下町の名残?

 

城に来ると必ず撮ってしまうのが堀。城の敷地周りがスゲー綺麗に整備されてて、まだ門すらくぐってないけど、今まで見てきた数々の城とのレベルの違いを感じずにはいられません。

 

そんなわけでこれが名城と名高い世界遺産・姫路城…

 

あれ、これはもしかして・・・
姫路城大天守保存修理期間中の観光について(平成23年7月15日更新)(観光交流推進室 | 姫路城・好古園の観光情報)

出雲大社に引き続き、姫路城も改修中だったようです。工事中の外壁に天守閣の絵が書いてあるのがすごく良いですね。

 

天守は改修中ですが、その他のエリアはほぼ通常通り見学できるとの事なので、気を取り直していきましょう。入り口で見学料を払って「菱の門」をくぐります。

 

菱の門をくぐって、「三国堀」越しに天守閣方面。あれ、まだこんなに距離あるんですか。

 

長距離ツーリングの度に各地の城を見て回っていますが、別に城マニアと言う訳ではありません。しかし最近立派な石垣に見とれる事が多くなった気がする…。

 

天守閣改修に合わせて、「りの一渡櫓」の内部が公開されていました。入り口にはこれまで使われてきた鯱(しゃち)が展示されていました。よくこんな綺麗に残ってますね。

 

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内部では壁の内部材の展示なんかもされてました。この上にいろいろ盛っていく訳ですね(良く覚えていない)。

 

鎧の展示もありました。ライトアップで壁に浮き上がった影が怖すぎる…。

 

姫路城大天守修理見学施設 天空の白鷺

というわけでようやく天守閣に着きました。前述したように現在姫路城天守は改修中なのですが、その改修工事の様子を見学することができるのです(見学料:200円くらい)。そう考えると、これはこれでなかなかレアなタイミングで来れて良かったのかもしれないですね。

 

中もただの工事現場見学ではなく、城の歴史から保存に向けた活動の記録、建築物としての城の構造的な事まで書いてあった気がします(あいまいですいません)。

 

こんな感じで瓦屋根の構造の展示物があったりします。

 

工事の様子はガラス張りのエレベーターで登りながら見学できます。まずは石垣部分。エレベーターから城を眺めるのはなんだか不思議な気分。

 

天守閣部分の改修現場まで上がってきました。

 

天守閣の屋根まで到着。作業の様子も見ることができるとの事でしたが、この時は見える場所での作業は行われていないようでした。

 

各階の見学窓には改修工事の技術的な解説から、文化財保存の観点からの解説まで丁寧に解説してくれる映像が流れていました。恥ずかしながら僕はここに来て初めて姫路城が日本初の世界遺産登録物件である事を知ったのですが、この世界遺産登録に至ったのは積極的な保存活動によるところも大きいそうです。

 

城の周りの町並みもすごく整ってるし、姫路城がこの街の象徴としてたくさんの人に愛されているのが分かる気がします。

 

天守閣から西の丸方面。ところでこの柵の映り込みはどうやったら見えなくできるの?

そんなわけで、天守閣の姿を外から見る事はできませんでしたが、逆に今しか見られない充実の改修工事現場を見学することができました。今度は綺麗な天守閣が完成してから来る事にしましょう。

雲行きの怪しい姫路城前から国道2号線に乗って、この旅最後の街になる神戸を目指します。

 

国道2号、第二神明で港町神戸へ

というわけで神戸に到着。三宮に行きたかったので、第二神明から阪神高速3号に乗って、生田川で降りる予定でしたが、全く土地勘がないのでヒヤヒヤしました。

 

最終日と言う事でちょっと贅沢に街中のビジネスホテルなんぞに停まる事にしましたが、こういう街中のビジホはバイクの駐輪場に難儀しますよね。でもすぐ近くに市営のデカイ地下駐輪場があったので助かりました。
神戸市立三宮(南)駐車場|NMCA日本二輪車協

なんか西日本の都市の方が市街地のバイク駐輪場が充実してる気がするんですよね。そりゃ関東でも都内や横浜あたりは充実してますけど、宇都宮とかそんなのあったかな…。

 

夕食も神戸と言う事でちょっとばかり贅沢してステーキ屋さんへ。ケータイで検索したら予算数万の店ばかり出てきて絶望しましたが、なんとか僕みたいな人間でも入れる価格帯のお店を発見。

ぐるなび – 神戸牛ステーキ専門店 ステーキランド KOBE

神戸牛サーロインステーキセットってやつを頼みました。目の前で付け合わせの野菜から調理してくれるんですね。値段はちょっと頑張りましたが、僕には十分すぎるほど美味しかったです。ほとんどカウンター式の客席なので小心者が1人で入っても変な気分にならず安心。

本当は小洒落た飲み屋にでも入って旅の締めに一杯、と行きたかったのですが、夕食に全部持っていかれてしまったので、コンビニでビールとプリン買って、ホテルでスターウォーズEP3見ながら寝ました。

 

この日の走行距離:260km
夏のツーリング前に完結できそうで安心しています。