2010年7月 長野ビーナスライン キャンプツーリング

過去の思い出を大切にするこのBlog、4月〜5月の九州ツーリングが終わり、次は何の記事を書こうかなと写真フォルダを漁ったのですが、全部書いていたらキリがない上にロクな写真がなかったので、まともな写真が多いものから優先的に記事にしていくことにしました。

と言うわけで去る7月24日〜25日は学生時代の先輩であるF氏と長野ビーナスライン方面へキャンプツーリングへ行ってまいりました。

往路のPAにて。これでもかと照りつける太陽。
確か八ヶ岳辺りだったと思うんだけど、標高がそこそこあるにもかかわらずとにかく暑い。暑さがピークになる前に高原地帯へ入りたいところ。

ルートは単純に首都高→中央道→長野道→諏訪ICから蓼科方面へ。

抜ける青空、燃えるような緑、駆け抜けるセンターライン。

山あいの盆地エリアのドライヤーのような熱風には閉口しますが、夏は1年で一番自然が生命力を主張する季節ですよね。都内を抜けて緑の匂いに囲まれた時の浄化されるような感覚が最高です。

諏訪市内の工事渋滞で若干の地獄を見ましたが、お昼くらいには目的のキャンプサイトに到着。チェックインは13時からとのことでしたが、先にテントだけ張らせてもらいました。

利用させてもらったキャンプ場はこちら。
蓼科湖畔 蓼の花オートキャンプ場

勘弁して欲しいほどの日差しも、木漏れ日になればそこまで苦になりません。
標高も若干上がったので、不快度も低下。

料金はちょっと高め(1600円/人)だけど、目の前が湖畔なサイトにバイク乗り入れ可能。併設の建物に風呂もありました(別途500円)。ビーナスラインを走るのであれば立地的にも結構便利と思われます。

初キャンプのF氏と早速テント設営。
僕もなにげに久しぶりなので説明書を見ながら。

できたー!
いい加減お腹が減ってきたのでお昼は美味しい蕎麦でも食べましょう。

男二人でiPhoneいじりながら探したお店がこちら。

隠れ家的(笑)なそば屋さん。小綺麗な作り。隣には小川が流れちゃったりして。

でも、お高いんでしょう?

写真は最安メニューの「せいろ」。お値段1600円・・・。
そりゃあおいしいんですけどね、5すくいで食い終わるってのはなんとも。
1すくいあたり300円強ってことですよね。
ちなみにおかわりは1200円、大盛りにすると2200円とのことです(食べログ調べ)。

確かに奥の座敷では金もってそうな年配の方々が一合1000円前後の日本酒で宴会してました。どう考えても小汚いバイク乗りが来るところじゃないですね。身の程をわきまえろとはこの事です。ごめんなさいもう来ません。

お腹が膨れたのか膨れてないのかよくわからない腹六分目くらいになりましたが、このままキャンプサイトまで戻るのもつまらないので本当は翌日走るつもりでいたビーナスラインを「半分くらい予習しますか」ということになりました。

蓼科から白樺湖方面へ。正直なところ白樺リゾート池ノ平ホテルのCMしか思い浮かびませんが、白樺湖周辺はありがちなバブル臭のするリゾートスポットでした。特に用事もないのでそのまま通過。

なんだビーナスラインって有名だけど、ここまではどこにでもありそうな山道だけじゃないの。こんなのだったら栃木の山の中と変わらなくね?と思ったらこんな景色が。

おお・・・これはこれはすばらしい(鳥肌実)
どっかで見たことあると思ったらwindowsXPの壁紙だわ。

この先は阿蘇のやまなみハイウェイみたいな雰囲気の道路が続きます。
あの素晴らしかった阿蘇の高原道路がこんな近場で楽しめるなんて!

展望台から振り返ればさっき通過した白樺湖が見下ろせます。

この日は結局テンション上がって、ビーナスライン終点の美ヶ原高原まで走ってしまいました・・・。標高1900m。途中霧ヶ峰で食べたソフトクリームがアホみたいに美味くて感動しました。
復路は美ヶ原から霧ヶ峰へ、霧ヶ峰から山を下って諏訪市内へ降りる頃には日もすっかり傾いていました。

さてキャンプと言えば大自然の中でのおいしい食事!・・・なんですが、2人ともキャンプで料理なんてできるはずもありませんので、素直に美味しい地のものを食べに行きます。しかし長野って何が美味いんだ?蕎麦(笑)は昼間食べちゃったし。

と、悩んでいましたがF氏の先輩のご紹介で諏訪市のお隣、岡谷市にある美味しいうなぎ屋さんへ行くことになりました。そういえば土用の丑も近いですしね。

若干混雑する夕暮れ時の中山道を走り、目的のお店に着いたのは良いのですが、2人とも全くお腹が空いていないという・・・。なぜなら蕎麦後の空腹に耐えられなくなり、霧ヶ峰のパーキングでじゃがバターやらおやきやら食ってしまったのです。すべて・・・あの蕎麦のせいっ・・・あの蕎麦さえなければ・・・あの蕎麦さえっ・・・!!

悩んでも仕方がないので、再び諏訪市に戻り、良い感じに寂れたバッティングセンターで汗を流して強引にカロリー消費。1時間後に再び目的のうなぎ屋さんへ。
源平(うなぎのまち岡谷)

備え付けのゴルゴを読んで待つこと20分くらい。

晩飯キターー
上うな重1700円也。信じられないだろ・・昼飯に100円足しただけで食えるんだぜ・・これ。

久々に笑っちゃうくらいうまいメシ食った。
昼間の蕎麦とは一体何だったのか。

しかし「うなぎのまち岡谷」ってことはやっぱり諏訪湖ではウナギの養殖とかしてるんですかね?
店のおばちゃん曰く、「昔は獲れたらしいんだけどね〜」とのこと。てことは今食べたのは・・・ま、まあ原産地はどうあれ、焼きたてはやっぱり美味しいです。お店の雰囲気も好きだし、こっち来たときは是非また立ち寄りたいお店でした。

昼間は危険なくらい暑かったけど、流石に日も落ちれば涼しくなりますよね。
暑かった日の山沿いの夕暮れ、と言えばお約束の夕立。
予想通りテントを張った蓼科方面は激しく空が光っておりました。ヤバい。一刻も早く帰るため、帰りは岡谷ー諏訪の一区間だけの高速利用。持ってて良かったETC。

ビーナスライン途中のお店で晩酌用の食材を買ってキャンプ場へ。
なんだかんだ降られずに帰って来られました。

到着と同時に隣のテントのオジサンに声をかけられる。

「テントが二つ張ってあってさ−、バイクなんだろうけど全然帰ってこないからサクラなんじゃねーかとか、いろいろ心配しちゃったよーw と、いうわけで一緒に飲まない?」

なんという誘い文句・・・。話を聞けば、「その昔は散々バイクで無茶した」とのこと。この日は息子さんと二人でレーシングキャブ組んだモタード仕様のCRMを積んで来たそうな。「バイクが心配で長距離なんて乗れないです」って事らしい。

バイク談義、旅談義に酒も進みます。

俺『明日はビーナスラインの上で日の出見たいなあ。3時に起きれば見れるのか−。』

オジサン「3時!?起きられるワケねえwwww無理無理www」

・・・絶対に起きてやる。

翌朝

起きたぞコラアアアアア!!!
コーヒーを淹れるための湯を沸かしながらF氏のテントを揺さぶり起床を促す。おはようございます。

食パンを頬張ってコーヒーを飲んだら早速出発。

走り始めて数分、非常に寒い・・・。
いくら夏とはいえ、高原の夜明け前を完全に舐めていた・・・。
後ろ走ってる人、上着カッパだけみたいだけど大丈夫かな(ダメだったみたいです)。

夜明けが近いとは言え、ほとんど漆黒の森の中。ライトの照らす先を凝視しながら走ると、なんと目の前に飛び出す鹿!マジデカイ!!ゲーーッ!!っと急ブレーキ。あんなのとぶつかったらキリンの竿師状態になっちまう。「動物注意」の看板は伊達じゃないんだな・・・。

ちなみに警戒心がゆるんだ頃、もう一頭飛び出してきて死ぬかと思いました。

命からがら昨日の白樺湖を見下ろせる展望台へ。

おお・・若干幻想的ではありますが、雲が厚い・・・。
この時点でF氏は寒さと鹿の恐怖により戦意を失いかけていました。付き合って頂いて申し訳ない。

でもさ、やっぱビーナスラインの最高点で朝日迎えたいじゃん?
行くしかないのです。

が、途中からシャレにならないくらいの濃霧。
しかし帰るも地獄。行くも地獄なら行った方が良いよね!

「もしかして、これ雲のなか走ってるとかですかね?」

珍しく予想的中!
標高が上がるごとに晴れる視界!ガラガラのワインディング!まばゆい朝日!刺さるほどに清らかな空気!最高のシチュエーションを楽しんだ後には最高の景色が待っていました。

雲海だーースゲーーーー!!!
朝の5時だというのにテンション上がりますね。
雲海なんて写真かそば焼酎くらいしか見たことないですから。

間違いなくこのツーリングでのベストショット。

この絶景に、寒さと霧と鹿の恐怖に辟易していたF氏もご満悦の様子。

「美ヶ原高原」の名前は伊達じゃないぜ・・・。
俺は間違いなくビーナスラインを舐めていた。

キャンプ場までの帰りに八島湿原とか寄ったんですけど、さっきの雲海のインパクトが強すぎてイマイチ入り込めない。のんびり散歩できそうな遊歩道とかあって、ここはここでかなり良いところだと思います。

ハイテンションな走りもそう長くは続かず、蓼科に戻る頃には眠気との戦い。
テントに着くと、丁度隣の親子が起きたところのようでした。

オジサン「おはようございます・・ほんとに起きたんですね」

俺『ええ・・まあ。良い景色見れましたよ。』

この言葉を最後に、我々二人は再びテントに入り、泥のように二度寝したのであった。

南国の雰囲気漂う九州を走り抜けるツーリング 10~11日目(鹿児島~佐多岬~神奈川)

九州ツーリング10日目

長かったこの九州ツーリングシリーズも今回で最終回。
8/2から書き始めているので、丁度3ヶ月くらいですね。(長かった・・・)

10日目の本日は鹿児島から桜島へ渡り、本土最南端を目指します。

桜島へはフェリーが便利です

桜島は鹿児島市からほぼ真東の、鹿児島湾のど真ん中にあります。
桜島ー鹿児島港間はなんと24時間フェリーが就航しているのです。ガソリンスタンドのおばちゃんも「東京の電車も24時間走ってるところはなかろ?」と得意気でした。確かに凄い。

それもそのはず、鹿児島市のある薩摩半島から鹿児島湾を挟んだ大隅半島側へ陸路で移動するにはかなりの距離を移動する羽目になります。それがフェリーならショートカットできますからね。便利な住民の足になってるわけです。

5月なので?甲板には鯉のぼりが泳いでいました。

鹿児島港ー桜島港間はわずか15分。料金はバイク含めて500円くらいだったと思う。
自家用車は長蛇の列でしたが、バイクは待ちなし!快適です。

・・・んで、肝心の桜島の写真なのですが、見返すとあまりにレンズの汚れの写り込みが酷い写真ばかりなのでちょっと載せるのをやめときます。何で俺はこんな写真を撮ってしまったのか・・・。

噂通り非常に雄々しい溶岩だらけの山肌に、阿蘇山でも見た噴火シェルターが沢山ありました。民家も沢山ありますが、ここで暮らすのは並の苦労じゃないだろうな。

桜島は度重なる噴火で大隅半島と繋がってしまったので、そのまま陸続きに走り抜けることができます。途中、溶岩マニアにはたまらないであろう溶岩スポットが沢山ありましたが、時間の都合&かなり観光客だらけだったので華麗にスルーしました。

写真がなくて若干味気ない紹介となってしまいましたが、次のスポットへ向かいます。ああ俺は何であんな写真を撮ってしまったのだろうか・・・。

本土最南端 佐多岬

溶岩あふれる桜島の後は大隅半島に上陸。
鹿児島湾沿いを走る国道220号に乗っかって南下します。

やっぱり先っちょって行きたくなっちゃうよね!
このまま南下すれば本土最南端の佐多岬まで行けるのです。

そういえば愛媛のとんがった半島もサタミサキって名前だった気がする。
naka2 box.:四国ツーリング4日目 松山-檮原 – livedoor Blog(ブログ)

と思って調べてみたら、
佐田岬=サダミサキ=愛媛県
佐多岬=サタミサキ=鹿児島県

ということでした。

うねうねと曲がりくねった佐多街道を走り続けることたぶん2時間くらい。ようやく岬が近づいて来るんですが、この辺からの南国っぷりがヤバい。

宮崎のフェニックスとか全然珍しくないし、もっとよくわからない見たこともないような植物が増えてくる。幹がうねうねしてたり、葉っぱがバカみたいにでかかったり。道端に普通にハイビスカスとか咲いてる。今日日ハイビスカスなんて田舎のヤンキー見学に行ってもお目にかかれない代物ですよ!

もしかしてとんでもないところに来てしまったのでわ。写真がなくて非常に説得力に欠けるのですが、非常にオススメルートです。

そんな佐多岬ロードパークを抜けると、いかにも観光スポットな開けた駐車場に出ます。この佐多岬ロードパーク、最近まで有料道路だったんだそうです。

駐車場から岬までは四国の佐田岬よろしく、これまた結構歩かされます。ごついブーツはいてるひとは辛そうでした。

やっと写真が復活します。

トンネルを抜けると・・・

どっかの温室植物園みたいな風景が・・・

いきなり神社が出てきたり。
南国の植物に囲まれた朱塗りの鳥居ってなかなかないですよね。
ちょっと不気味。

木「ここは とおさん!!」

マジで通れない。迂回しました。

海が見えてキター

ゲーーッ!超海キレイ!

その他、途中に昔は観光客で賑わったであろう廃墟とかが点在していて、最果て感を盛り上げてくれます。20分くらい歩くと本土最南端。

着いたーー!

正確にはあの灯台が最南端なんですかね。
見渡す限りの水平線・・・。いろいろとどうでも良くなってきます。

現実への帰路

さて、テンション上がって大満足の本土最南端を後にしたら、長かったこのツーリングも残すはほぼ帰路のみとなりました。帰りのフェリーは大隅半島東側の志布志港から乗船予定。

海沿いを走った往路とは逆に、復路は山の中を走ることにしました。
だって海沿いって曲がりくねって疲れるんだもん・・・。

てかね、この半島の山の中の道、マジで人の手が入ってないところが多くて、時々バイクで1人で走ってるのが不安になるレベル。途中山あいの集落でガソリン入れたんだけど、寂しくてスタンドのおばちゃんと立ち話しちゃったよ。

とか言いながらも、半島の山にはこれが付きものですよね。

風車タイムキター

と思ったら、まともな写真はあんまりなかった。
帰りのフェリーに遅れたらそれこそシャレにならんので、寄り道もそこそこに。

さようなら九州

というわけで無事志布志港のフェリー乗り場に到着。
流石ゴールデンウィークも終盤、この志布志→大阪南港もかなり混雑してました。

ブオオオオオオーーー
「ふねが でるぞー!」(FF5だっけ?)

こんな紙テープマジで投げるの初めて見たわw
どうやらフェリー会社のサービスっぽいけど、強風で流されたテープがアンカーを回収してる乗組員の方に流れて非常に迷惑そうでした。

この狭いベッドの中で、迫り来る現実の恐怖と戦うのです・・・。

・・・と思ったらもう大阪に着いてました。

10日目 走行軌跡

メーター読み:231km
大隅半島は派手ではないけど、また来たくなるツーリングスポットでした。

大阪ーカワサキ 2つの世紀末都市を大移動!

帰りは流石に混んでますね。

志布志港を夕方に出港した船は、大阪南港には翌朝7時くらいに到着。大阪環状線って直管のEFシビックがカッ飛んでるイメージだし怖いよーとか考えてたら分岐を間違えて奈良の方に行ってみたりしちゃったけど、いつの間にか京滋バイパスに乗って、新名神へ。

帰り道の辛さを少しでもお伝えするために、休憩の度に撮ったスクリーンショットと共にお送りします。

残り400km。
むむむ・・・

しかもこの日はGW最終日を控えた移動日のようで、ジャンクションと名前の付くところはとにかく混む!こちとら荷物満載なんだよ!

京滋バイパスの鬼渋滞をクリアして新名神。
ナガシマスパーランド近くの湾岸長島PAで昼食。やっと愛知。

静岡県ひとつで200kmはあんじゃないの?長すぎだろ。
豊田JCTの渋滞でまた体力ゲージ削られました。

恐らく牧ノ原SAで休憩中。
頭の中は東名の大渋滞への不安でいっぱい!

休憩の感覚が短くなってる気がするね!

中井PA辺りで休憩中。
駐車場はツーリング帰りのバイクでいっぱい!
「どこまで行ってきたんですか〜?」なんて話しかけられて立ち話なんてしたり。

「お互い、渋滞頑張りましょうね・・・」

予想通り、東名高速は秦野中井ICから港北くらいまで60kmくらいの渋滞でした。
こんな中車で出かけるのはマゾだろ。

というわけで無事帰宅。
この日の走行距離:556km

九州ツーリング 総括

3ヶ月にわたってズルズルと更新し続けた九州ツーリング記事、お読み頂いた方はありがとうございました。お察しの通り、半ば意地で更新した本記事ですが、半年近く前の出来事にもかかわらず、キーボードを叩いているだけでいろんな記憶が蘇って来ることに驚きました。
各記事の終わりにはざっくりした行程地図を載せました。「地図書きたいけど、覚えてないだろうな」とダメ元で書き始めたものの、地名を見たり、地形を眺めていると不思議なもので、だんだん走ったルートが思い出せてくるもんですね。写真は半分以上ボツにしましたが、写真もその時の空気感だったり、自分の考えていたことなんてのを思い出したりするきっかけになるもんです。

自身としては四国に続いての2回目となる長距離ソロツー、11日間という期間とほぼ無計画、さらにW650としては初のロングツーリングとなりましたが、大まかに九州を楽しめたんじゃないかと思います。「有名どころは全部まわりたい!」ってのをやめて「また来たときの楽しみにしよう」ってスタンスで廻れたのが良かったと思ってます。海あり、山あり、活気のある街あり、うまい食べ物ありと、次回の北海道ツーリングに向けた良いステップにもなったと思います。

北海道?

そうか、北海道ツーリングも記事にしないとな・・・。

九州ツーリング
・総走行距離:2942km
・撮影写真枚数:312枚     

未踏の地・九州を走り抜けるツーリング 9日目(熊本~鹿児島)

九州ツーリング9日目

いつも通り東横インのお部屋で起床。
東横インに泊まりすぎて、自分の部屋みたいな感覚になってきた。

この日の予定は熊本市内散策の後、鹿児島まで南下して指宿温泉を目指す予定。

熊本城

昨晩、一人で繁華街を散策してしっかり駐輪場を見つけておきました。
熊本市内中心部にある辛島公園の地下はバイクやら自転車やらクルマやら置ける大きなパーキングになっていました。こういうのあるとすごく便利。
おばちゃんの誘導に従ってバイクを停めると、お決まりの(失礼)「どこから来たとですか?」。神奈川ですよ−、と一通り会話したあと、「この駐車場いくらですか?」と聞くとなんと無料w 丁寧に熊本城までの案内までしてもらって、至れり尽くせりでした。熊本って本当に良いところですね。

現代奴隷の飼料こと朝マックで朝食を済ませると、熊本城の立派な石垣を背に加藤清正が迎えてくれます。恐縮です。

折角なので熊本城について少し調べてみました・・・ってやりたかったけど、あまりにもwikipediaの情報量が膨大なのでやってられなくなりました。しかしまあ、いろんな城マニアが絶賛するだけあって、期待が膨らむところです。

入口で500円くらい払って入場。

敷地の外から見ても十分すごかったけど、敷地内に入ると余計に強調される立派な石垣。四国の松山城も凄かったけど、ここのは石垣の距離?長さというか数というか、とにかく多いんです。

新緑と石垣のコントラスト。

天守閣っぽいのが見えてきました。
それと同時に観光客も増えてきました。割と日本人も多くて、6割くらいいそう。

天守閣の手前でこんな地下通路を通ったり。

ちゃんと能書きがあったんだけど、どんなんだったか忘れた。

通路を抜けると天守閣(だったと思う)

立派すぎるw

ちょっと遠目から。

もうちょっと遠目。

天守閣の迫力がお伝えできたでしょうか。
というわけで、中にお邪魔します。

この日は前日同様に凄く良い天気。
この高さまで登ろうも、天守閣の中は大混雑。
外も結構賑わってました。

時代劇みたいな内装!

・・・は、天守閣内ではなく、別館に復元されたものです。
復元とはいえ、こんな規模のものを綺麗に作ってあるのを見たのは初めてかも。

秀吉をもてなすための部屋、だったかな?
金箔使い放題。撮影はフラッシュ厳禁でした。フラッシュのキャンセル方法がわからなくて焚いちゃうオッサンとかいましたけど、結構ちゃんと注意されます。持ってて良かったGR。

まあ、僕もブレブレなんですけどね・・・。
だって行列の中で順番待ちながらの撮影だったんだもの。

というわけで、熊本城は予想以上の大満足!
お土産コーナーで散財しそうになったが、歯を食いしばって離脱。

昼の熊本市街地

熊本城から、繁華街へ徒歩で移動。
昼も良い時間になってくると歩くだけで暑いのなんの。

途中、太鼓コンクールとか眺めて休憩したり、会社へのお土産を調達したり。
今回は熊本名物「馬刺せんべい」です。

本当はパッケージのインパクトという理由だけで「にわかせんぺい」にしたかったんだけど、福岡エリアを離れると入手は難しいみたい。
にわかせんぺい本舗 東雲堂

どこにでもあるアーケード街・・・が、やはり人の数が多い。

お昼は新市街にある「赤のれん」でスタンダードな豚骨ラーメン600円。豚骨ラーメンってこんな感じだよねっていうイメージを具現化したような味。

腹も膨れ、九州最後の県に向けて出発するのでした。

九州最後の県 鹿児島県

熊本からは高速で南下。この日は夕暮れ前に鹿児島南部の指宿温泉にたどり着くのが目標。指宿温泉は海岸の砂風呂で有名で、会社の同期にもオススメされたのです。

鹿児島IC以降は指宿有料道路で更に南下。
九州南端だからって余裕こいてたけど、日が暮れるとかなり寒いのね・・・。
指宿有料道路は伊豆スカイラインみたいな雰囲気。左手には鹿児島湾が広がっていて、時々展望駐車場が設置されていました。

特攻隊基地があるのとお茶で有名な知覧を過ぎて、読み方のわからない頴娃まで来ると有料道路は終了。九州最大の湖である池田湖を横目に過ぎると、薩摩半島もほぼ南端の開聞岳が見えてきます。

個人的に凄く気に入ってるんですよこの写真。
開聞岳は別名「薩摩富士」とも呼ばれいているそうで、なるほど綺麗な形をしております。

凄くのどかな雰囲気の中に迫力ある自然があって、すごく魅力的でした。まだ休憩しようと思ってた道の駅が休業してたり、ガソリンスタンドを見つけるのに隣町まで遠回りする羽目になったりしましたが、また来たいエリアです。

目的の指宿温泉に着いたのは18時頃。
こういう大型連休の時は混雑するって聞いてたけど、この時間なら流石に人も捌けてるでしょ。

そんな風に考えていた時が、僕にもありました・・・。
待ち人数にして200人、待ち時間にして2時間前後だそうです。

写真だけ撮って諦めました。

この日の宿は鹿児島市内なので、海沿いの国道226号を北上します。
が、この道が大渋滞。それもそのはず、薩摩半島の指宿方面から鹿児島方面へはこの道か、山の上を走る有料道路しかないのです。伊豆半島の伊豆スカイラインに対する国道135号みたいなイメージ。

指宿以降の道中での消耗激しく、予想外にへろへろになって鹿児島に到着したのは20時過ぎでした。宿は鹿児島中央駅前。荷物を置いたら早速街探検です。

何この駅・・・観覧車付いてる・・・。

やたらカッコイイ路面電車が綺麗に整備された芝生の中の軌道を走ってる。
正直、鹿児島がここまで大きい街とは思ってませんでした。ごめんなさい。

夕食は何にしようか悩んだのですが、とんかつは前の晩に食べたので、家庭料理が食べられそうな居酒屋にしました。確かにサツマイモの風味がするサツマブラック。

 

左はキビナゴの刺身、右は豚の角煮。キビナゴの刺身は関東じゃ食べられないものだとかなんとか。南の方でしか捕れない上に、鮮度を保つのが難しいんだとかなんとか。

メーター読み:329km

次回、九州ツーリング編最終回の予定です。

未踏の地・九州を走り抜けるツーリング 8日目(阿蘇)

九州ツーリング8日目

そろそろ身も心も九州人になってきた気がする8日目。Oの実家で昼前に起床。昨日のニンニクのせいか胃が重い。今日は2日前に寒さで涙を呑んだ阿蘇山エリアをリベンジします。

熊本の市内から国道57号に乗ってゆるゆると標高を稼いでいきます。
2日前の寒さとは打って変わって気温はかなり高め。夏は火の国と呼ばれる熊本の片鱗を見るようです(活火山の阿蘇山を指して火の国という意味のがメイン?)。ちなみに海沿いにもかかわらず熊本が暑いのは、熊本市の西にある金峰山によって盆地的な地形になっている為だそうです。

まずはO家で絶賛されていた白川水源を目指しました。

白川水源

水源の敷地内には神社が大体ありますよね。
エリア内に入るには100円払う必要がありました。環境保全のためだそうで。

水汲みスポットには人がいっぱい。
どれどれ。

意味わかんないくらい綺麗ですね。毎分60トン湧き出てるらしいです。これも意味わからんくらい多いですね・・・。
ちょっと飲んでみましたけど、ほとんど無味無臭の不思議な飲み物でした。
湧き水っていうと金属イオン分とかで甘く感じたりするイメージだけど、日本の地下水は硬水より軟水のが多いそうです。

もちろんペットボトルに入れて持ち帰る人がたくさんいるのですが、水汲み場横の売店には空のペットボトルが売られていました・・・。商魂たくましい・・・。

阿蘇山火口

涼しい湧き水の後は煮えたぎる阿蘇山火口へ。

火口近くまで有料道路が通っているので、バイクで登っていけるのです。

結構観光客がいました。というか、ここまでの道中もかなりの混雑。この日は5月1日なので、世間様の連休が始まったのです。

沢山あるこれ、何かと思ったら、突然の噴火の際に逃げ込むシェルターだそうで・・・。火口への歩道入口には火山活動を示す4段階に分けたランプが設置されており、最上の赤いランプが点灯した際は即刻逃げなければならないとのこと。

この日は2番目のレベルの黄色いランプが点灯していました。
地の属性って火とか水とかに比べて地味なイメージだけど、そんな固定概念が簡単に覆されるエネルギーを感じます。

阿蘇エリア徘徊

2日前に寒すぎてスルーした草千里。この日は観光客でいっぱい・・・。
真夏は青々として気持ちよさそうですが、夏に熊本来るのは辛そう。

不気味なほど形の整った米塚。
この辺は柵の中に入っていけるんですね。のんびりゴロゴロしてみたい。

日が傾いてきたので、そろそろ熊本市内を目指して移動。
Oの母上がオススメしていた俵山へ。ここが一番阿蘇のカルデラが綺麗に見える場所とのこと。

写真右側から中央にかけて奥に続いていくのが外輪山、中央やや左にあるのが阿蘇山。この写真を撮っているのも外輪山。ぐるっと一周してますね。

俵山は風車だらけ。
市内から阿蘇に登ってくるとき見えた風車群はここだったみたいです。

風車マニアにはたまらないスポット。

駐車場で山口ナンバーのW650乗りの方と少し話しました。
ゲルザブ敷いて、山口からずっと下道で走ってきたそうな・・・ご苦労様です。
同じ車種の人と話せるのって良いですね。

この日は熊本駅前に宿泊。駅に行けば無料の駐輪場があるってのに、いい年したオッサンどもが障害者用駐車スペースにバイク並べて大変なことになってました。

夕食ははぜかとんかつ。熊本の市街地って駅から随分離れてるんですね。まあ、おかげで路面電車乗れて良かったんですけど。運賃150円。熊本の街もすごく活気があって賑やかな印象・・・。関東のそれとは何か違うような印象を受けるんですよね。よくわからん。

メーター読み:143km

これくらいの距離だと、観光メインって感じですね。
記憶が薄れてきて、まとめ地図が随分適当になってきました・・・。

未踏の地・九州を走り抜けるツーリング 7日目(宮崎~熊本)

九州ツーリング7日目です

いつまで続くのこのツーリング記事・・・とお思いの皆様ご安心下さい。この九州ツーリングもそろそろ終盤です。

命からがら宮崎までたどり着いた昨夜。もうバイクなんて当分いいや・・・と思って床につくも、一夜明けると走り出したくてしょうがないから不思議なものです。

「宮崎は堀切峠だけ見たら後は素通りしてよか」という会社の先輩の助言を受けて、宮崎市内から国道220号に乗って南下。道路沿いには写真のような木が立ち並んですっかり南国ムード。前日阿蘇の山の中で凍えたのが嘘のよう。

鬼の洗濯板で有名な青島を過ぎた辺りが堀切峠。「峠」って言うとどうしても曲がりくねった山道を想像してしまうけど、ここは海沿いの切り通しという感じでした。道路の横は断崖で、そこからの景色はこんな感じ。

宮崎に来たら急に海の綺麗さが増した気がするんですよね。
天気のせいもあると思うんですけど、玄界灘とか有明海とか内海から太平洋になったからからでしょうか。青島からの海岸は鬼の洗濯板が続きます。

道の駅 フェニックス

なんという中二ネーミング・・・と思ったら、この木がフェニックスって言う名前なんですね。中二なのは僕の頭でした。別名カナリーヤシ。ヤシ科で宮崎県の木だそうです。

「堀切峠+道の駅」は地元ライダーの回遊スポットになっているようでした。後から後からいろんなバイクが来ます。演歌が流れるハーレーに跨りながら地元訛りで雑談するオジサン・・・。

僕しかお客のいないレストランで早めの昼食。ご飯の盛りが雑な気もしますが、チキン南蛮は神の食べ物。

次の目的地へ

この日は熊本に実家がある会社の同期(以下O)と飲むことになっていました。『俺今度のGW九州行くからお前の実家泊めてよ』って冗談半分で言ったら「おお、よかばい、来たらええよ」とか二つ返事で話がついてしまったのです。

というわけで宮崎からぐるっと方向転換して熊本を目指します。高速道路が開通していない九州東側ですが、宮崎から南は鹿児島方面と熊本・福岡方面へ繋がる宮崎自動車道が通っています。

マンゴーの路上販売が並ぶ日南海岸沿いを走り、鵜戸神宮、飫肥城をスルーして宮崎自動車道田野ICへ。マンゴーお土産にどうかしらと思ったけど、目ン玉飛び出るくらいの値段するのね。アレ売れてるのかな。

一度高速に乗ってしまうと一気に走りが作業化しますよねー。途切れることのない家畜臭を嗅ぎ分ける練習をしながらえびのJCTを経て九州自動車道へ。確かにこの地域は口蹄疫で被害が出た地域ですよね(日南・都城・えびの)。

しかしこの時点でお昼くらい。このまま熊本着いちゃうのもつまらんし、寄り道がしたいのです。SAでガソリンを入れてもらいながら、店員のおっちゃんと雑談。天草方面への行き方を教えてもらう。どこのICで降りるのが一番良いの?と聞くが・・・またしてもリスニングミス。何言ってるかわからなかった・・・ごめんよおっちゃん。しかし二文字目が「ツ」で四文字の地名だと言うことはわかったぞ!「●ツ●●」を目指せばいいのだ。

SAから走り始めて最初のIC「八代」。これじゃん。となんの疑いもなく降りたのですが、普通に間違ってました。天草方面への国道が延びる宇城市までは20km以上もあるじゃないの。正解は松橋ICだったのです。おっちゃん本当にごめん。

宇城から天草方面へはほぼ国道266号一本しかないためか、交通量は多め。というかみなさん非常に安全運転です。左手には八代海の干拓。のんびりした雰囲気の漁業の街が続きます。日の傾いた夕刻の天草五橋が見事でした。

・・・日が傾いてる?
IC間違えたりするからこういう事になるんです。写真もほとんど撮ってないし、天草も次回への宿題ですな。

熊本ではOとその友達たちと一緒に飲みました。このツーリング中はずっと一人で飲んでたので大人数が新鮮。みんな初対面とは思えない人ばかりでした。恐らくこのツーリング中最も高かったであろう、ノリで頼んだ特上馬刺2500円。なんかね、良い意味ですごく肉っぽくない。刺身だよ刺身。

最後はオススメの熊本ラーメンの店で〆。上にかかってる粉体は焦がしニンニクです。胃がぶっ壊れるかと思ったが、既にぶっ壊れていた。

Oの実家で泥のように就寝。
お世話になりました。

7日目 まとめ

天草は後でゆっくり走りたいです。
メーター読み:366km