6日目 5/3(木) 9:00 南砺市 五箇山
曇天の高岡市を出発し、予報通り降られずに五箇山まで到着。バイクを停めるタイミングが掴めず、結局写真の一枚も撮れませんでしたが、高岡から五箇山までの国道156号線「飛越峡合掌ライン」は景色も走り心地もとても良かったです。
初めて見る合掌造りの家。想像以上に大きくて、迫力がありました。
五箇山の合掌造りは数カ所に点在しているらしいのですが、僕が来たのは「菅沼集落」というところでした。時間が少し早かった事もあって駐車場もそれほど混んでなくてスムーズに見て回ることができました。
てっきり観光地の公園になっているのだと思い込んでいましたが、普通に住宅なんですね。あんまりバシャバシャ写真撮るのも考えものかも…。
それにしてもこの茅葺きの厚さは凄いですね。一度中で生活してみたいなーなんて思いましたが、お隣には実際に合掌造りの家をコテージとして宿泊できる施設がありました。
5人で一泊2万円だから結構安いですね。
10:30 白川郷
そのまま南下して世界遺産の白川郷へ。こっちは駐車場から酷い混雑。でもバイクは四輪の長い行列の横を通り抜けて駐輪させてもらえました。ありがたや。
こちらも五箇山同様、普通の民家もありましたが、半分くらいは旅館や喫茶店、土産物屋さんになっていて、さすがに観光地って感じでした。
茅葺きの明善寺と茅葺きの鐘楼門。人だらけでまともに撮れたのがこれ一枚でしたが、目の前には田んぼが広がってて、四季を通していろんな表情が見られそうなところでした。
何故か水路をスゲー良いサイズのニジマスが泳いでました。フライ落としたら一発で食いそう。
観光客がいなければ完全ににっぽんむかし話の世界。そりゃ世界遺産にもなりますよね。
城山展望台から。よく見る白川郷の写真はここから撮影したものだったんですね。
こうして見ると結構普通の建物も多いです。
だんだん人の数も増えてきたので次の目的地に移動しようと駐車場を出たところ、これから遊びにくる観光客の駐車場待ちで周辺道路は全く動かない状態。駐車場自体のキャパはそこそこあるみたいだけど、1台出たら1台入って良いよ~って処理スピードで、果たして最後尾の車が駐車場に入れるのは何時間後になるんだろう・・・なんて鳥肌が立つような事を考えながら向かった国道360号線天生峠はなんと通行止め!他の道も白川郷渋滞で全く動かない状態だったので、仕方なく白川郷ICから東海北陸道で峠越えをして高山市を目指しました。
13:30 岐阜県高山市
高山市の中心部は江戸時代以来の城下町、商家町が保存されていて、いわゆる「飛騨の小京都」として有名。
正直どっかの栃木市みたいに古い建物が一ヵ所にちょろっとあって終わりなんでしょ?と思ってましたが完全に予想は外れました。相変わらず観光客だらけですが、凄くいい雰囲気。
人力車も走って、大人の観光地って感じですね。
古い町並みは現役の住宅だったり、土産物屋さんが多いですが、見学できる建物もいくつかありました。こちらは明治28年建設の高山町役場。
かつて江戸幕府が飛騨国を管理する為に設置した高山陣屋。いずれも人多すぎ&見学に時間がかかりそうなので外観だけジロジロ見て回って終了。
街を歩いているとみんなオレンジの飴みたいの食べてるので何かと思ったら冷凍みかんでした。
歩き回ると汗ばむ陽気だったので染みるように美味しかったです。
こちらは行列。飛騨牛にぎり寿し?
これも美味しかったです!
という具合で食べ歩きも楽しい高山市街。古い町並みを外れたエリアもきれいに整備されていて、観光への力の入れようが分かった気がしました。
少し外れたところにある桜山八幡宮へお参りして観光終了。予想を大きく裏切る充実っぷりに予定時間をオーバーしてしまいました。是非またゆっくり遊びに来たいです。
ちなみに悩みの種の駐輪場ですが、中心部の「空町駐車場」の隅の方にバイク用スペースがありました。しかも無料!ありがたや。(この日のバイクが写ってる写真はこれ一枚…。)
市街地駐車場|高山市観光情報
駐車場に隣接する図書館がカッコ良かったです。
16:00 平湯キャンプ場
この日のお宿は奥飛騨の平湯温泉そばにある平湯キャンプ場。
平湯キャンプ場|奥飛騨温泉にあるバンガロー・オートキャンプ場
林間サイトなら車両乗入れ可で、テント横まで乗って行けるのですが、流石にそこは大型連休。ツーリング客とファミリー客でパンパンでした。しょうがないのでゲート横にバイクを置いて、乗り入れ不可のフリーサイトに張る事にしました。
みんな良いテント使ってますねー。写真右側に写ってるモノポールテント+ヘキサタープの組み合わせが快適そうでいいですね。ただモノポールテントって虫入ってきそうだし、いろいろ大変そう…。
設営終了と同時にポツポツ降ってきたので、狭い前室で生活。これはこれでアリですね。
夕食は高山市内で調達した飛騨牛ビーフシチュー。キャンプ場から徒歩10分くらいのところに「ひらゆの森」という立派な温泉施設があったので温泉も楽しめるし、評判どおりのいいキャンプ場でした。この日はかなり混雑していたので、また天気のいい時にゆっくりキャンプしに来たいです。食料品を扱うスーパーが結構遠いので食料品は道中での調達が良さそうです。
奥飛騨温泉郷平湯温泉「ひらゆの森」大自然の中の露天風呂・宿泊・コテージ
この日の走行距離:200km