Good Sunday Racers Rd.9-本庄サーキット

レース当日は前日同様に良い天気になりました。世話になった友人宅はサーキットからほど近いので、余裕をもって会場入りできました。パドック内は前回参加時より混雑していないものの、十分な賑わい。

今回は別クラスに出走するW1師匠の隣にお呼ばれして荷物を広げることにしました。

今回もエントラントや出展者が魅力的で、片っ端から舐めるように見学したいところですが、自分もエントラントなので残念ながら見学などしているヒマはなさそうです。前回同様のブリーフィングを終えたら、すぐにクラス別練習走行が開始されました。

サーキット走行を初めてからW1師匠の走りをじっくり見る機会がなかったので、今回目の前で見られることを楽しみにしていました。自分のクラスは直後の枠だったので、ゆっくり見ることができませんでしたが、短時間でもインパクトのあるライディングでした。ブレーキングからバンキングまでのスムースさ、クリック音がするような倒し込みには改めて刺激を受けました。まだまだ師の背中は遠い…。

自分が参加するクラス2の練習で周り車両の様子を見てみると、現行パリダカや、GPZ系までいらっしゃる。初参加で勝てないのはもちろんにしても、これは車両の戦力の差もありすぎる雰囲気です。フルノーマルの空冷Zで参加して性能差に不満を言うつもりはないので、とにかく現状でベストな走りをするしかないのです。

そんな気になるタイムは57秒…。昨日の練習ではタイムが計測できなかったので、50~53秒くらいかな〜なんて期待していましたが全然です。同クラスのトップタイムは49秒なので、予想通りの実力差である一方、自分が全然乗れていないのも事実です。前日の練習同様、ブレーキングで止まらないし、やっぱりタイヤの接地感が薄い気がしました。

ストップアンドゴーなコースレイアウト的には、出来るだけ立ち上がりで早くスロットルを開け始め、コーナーはコンパクトに曲がることを心がけたいのです。しかしそれ以前の問題で、車両やコースへの慣れという面で満足できていませんでした。

本庄サーキットは基本的にコーナーにカントがついていないので、筑波サーキットに増してノーマルステップを擦ってしまい、バンク角が稼げそうにありませんでした。コーナーリングでは他車にそれほど遅れをとっていないように感じるのですが、いざ競おうとするとやはりコーナーに入る前のブレーキングが厳しい…。

予選では丁寧にコーナリングするよう、早めのブレーキングを意識するも、未だにライン取りに悩む場所があり、やはり思うように走れませんでした。それでもタイムは練習走行に比べて2秒短縮の55秒台。できれば車体に課金せず51〜2秒までいきたいところでしたが、この目標設定はハードルがありそうです。

今回からシグナルスタートとなった決勝のグリッドは後ろから3番目。スタート後の加速で最後尾になるのは目に見えているので、いかに先行集団から離されずにレースするかを目標にしました。二周のサイティング後にブラックアウトでスタート。スタートこそは張り切ったが、予想通り第一ヘアピンまでのストレートで最後尾になりました。ゼロからの加速力が全然違います。

第一ヘアピン立ち上がり後のバックストレートも立ち上がりでどんどん離されていく…。その後は集団から取り残され、ポツンと一台走行。こうなるとたった10周のレースでも長く感じるなあ、なんて考えていたら7周目ごろからはバックマーカーになってしまい、各コーナーで青旗を振られる始末…。筑波のW1でも過去一度しか振られた経験がなかったので、今回のレースでの人馬の実力差を改めて感じました。

見て走って楽しいレースなので引き続き参加し続けたいのですが、車体アップデートしようにも予算がないし、次戦までにもう少しコースを走って慣れるしかないですね。次戦は10/10です。