2012夏東北ツーリング(8) 気仙沼~松島~福島駅

8日目 8/18(土) 4:50 望洋平キャンプ場

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これまでの記事はこちら:
2012夏東北ツーリング(1) 川崎~鬼怒川塩原~会津喜多方~裏磐梯
2012夏東北ツーリング(2) 裏磐梯~蔵王~鳥海山
2012夏東北ツーリング(3) 鳥海山~仁賀保高原~男鹿半島
2012夏東北ツーリング(4) 秋田駅~龍飛崎~酸ヶ湯温泉
2012夏東北ツーリング(5) 酸ヶ湯温泉~奥入瀬・十和田~大間崎~薬研温泉
2012夏東北ツーリング(6) 薬研温泉~恐山~久慈~気仙沼
2012夏東北ツーリング(7) 気仙沼市ボランティア活動

完全に4時台には目が覚めるようになったので、日の出前にW650で頂上付近まで登ってみたらすごい雲海!遠くの方まで雲に浸かってて見事でした。

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ススだらけの焚火缶でお湯を沸かして、お楽しみの朝食の時間。キャンプしてて一番気持ちの良い時です。この日でH.Wは地元栃木に帰るので、海沿いを松島まで一緒に走って、途中で別れる事にしました。

撤収して気仙沼市から国道45号線を南下し始めると、すぐにポツポツと降り始め、合羽着るかと思うとすぐ晴れてくる、というループ。どうやらこの日の東北太平洋側は全体的に不安定な天気だったようで、仙台市を抜けるまではずっと雨具装備タイミングに悩まされました。

女川からは楽しみにしていた牡鹿半島コバルトラインに折れましたが、道路は震災の影響で全面的に補修中。さらに舗装も酷く痛んでおり、ツーリングで走りにくるような状況ではありませんでした。もうホント認識不足というか考えが甘くて嫌になりますね・・・。

石巻を抜けて松島が近づくと雨雲は去り、カンカン照りの太陽と溢れ返る観光客による酷い渋滞に巻き込まれました。空腹とともに我々の士気は一気に落ち、加えてH.Wの乗る四輪の駐車に難儀する事も目に見えていたので、コンビニ駐車場における首脳会議により、松島観光は華麗にスルーすることになりました。

12:30 双観山展望台

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観光客と酷い渋滞から、松島海岸を過ぎた南にある展望台へ避難。松島湾を見渡せるし、ツーリングマップルにでかでかと記載があるのに、空いていて落ち着いた雰囲気です。肝心の松島湾はガスが出ていてすっきり見渡せる感じではありませんでしたが、それでも見事な眺めでした。

目的の松島も拝んだ事だし、さてこれからどうしよう。いい加減腹も減ったしなあとH.Wと話していると「お前らどっから来た?ツーリングか?」と、どこからか一服しにきたオヤジさんと立ち話。もうあとはほとんど帰るだけなんだよね、というと帰りに寄れる東北の観光地やら、名物を教えてくれました。

「おまえら仙台の牛タンが国産な訳ないだろww 舌は牛一頭から一本しか取れないんだぞ。」
『確かにww そういえば腹減ったなー』
「じゃあウチでメシ食って行け。米くらいなら大盛りにしてやるよ!」

展望台の隣の料理屋の店主でした。

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というわけで、松島湾を眺められる特等席でカキフライ定食。また料理の写真を窓際で撮って失敗しているパターンです。見た目以上にボリュームがあって美味しかったのですが、ご飯は器の中に押し込んだかのようにパンパンに詰まっており、完全に食い過ぎました。

14:00 福島駅前へ

元々の計画であればこの日は仙台の市街地に宿泊し、牛タンとか食べながらツーリング最後の夜を漫喫するはずだったのですが、宿の予約をすっかり忘れておりまして、気がついた時には宿確保が困難になってしまいました。こりゃあ最悪漫喫か健康ランドでも良いかなとも思いましたが、これも都合の良さそうなところが見つからず、仙台泊は諦める事に・・・。もうちょっと早く抑えておけば良かったんですが、勿体ない事をしました。

翌日はいわきから茨城経由で栃木方面へ向かう予定としていたので、ちょっと内陸に入って福島駅前で宿をとろうと電話をしてみると2つ返事で予約完了。仙台東部道路から東北道へ入り、栃木に帰るH.Wと別れたあとはのんびり東北道を南下・・・

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ここにきて疲れがたまってきたのか、恐ろしい程の睡魔に襲われたりもしましたが、名物のずんだソフトで持ち直しました。(と思ったらその後PAのベンチで1時間以上寝てました。)

辿り着いた福島駅前の某東横インに荷物を放り込み、コインランドリーで溜まった洗濯物を洗いながら、駅前のスーパー銭湯で汗を流して就寝。

長かった東北ツーリングも、もうそろそろ終わりです。

2012summer08

この日の走行距離:307km